五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

剣客商売

2021-07-14 21:05:55 | Weblog

コロナ禍がいまだに沈静化しない日本。書店へ行って本を手に取るのも消毒をしてから
なんて、なんだかな~ってな訳で。家にある昔読んだ本(蔵書)を再読して過ごそうか。

「剣客商売」シリーズ 池波正太郎 著
秋山小兵衛・大治郎の剣客父子が江戸の悪事を叩き斬る!時代小説。
何度かテレビ時代劇化やコミック化もされている人気大衆小説ですね。

僕が最初にこの「剣客商売」を読み始めたのは22~23歳頃で丁度、剣客父子の息子・
秋山大治郎とほぼ同年齢でした。そして今回再読を始めたのが父・秋山小兵衛と、
ほぼ同年齢(60歳)となった。偶然とはいえ、主人公への思い入れも深まるものだ!

20代に読んだ時は大治郎や大治郎と関わりが深い女武芸者・三冬の活躍に胸が躍った。
今回の再読時は、それに加え父・小兵衛の粋で飄々とした生き様に憧れが強まってきます。
勿論20代に読んだ時もこの剣の達人(小兵衛)の剣術に舌を巻きましたが・・・。
久々に読み返すと梅雨とコロナ禍の憂うつさも、剣術父子の活躍によりスカッとします。

そして、池波正太郎氏の小説には美味しい食事のシーンが描かれているのが有名で
この剣客商売シリーズにもよく出てきます。読んでいると食べたくなりますね。
早く美味しいお店で外食したいな~。僕は8月中旬には2回のワクチン接種を
終えれそうなのでそれまでの暫くの間は、この本で食べた気になろう。(笑)

P.S.
今日の大リーグ球宴、大谷翔平選手二刀流(剣術じゃないヨ!笑)の活躍も楽しかった。

コメント (15)
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