激安食材には「それなりの理由」があることを知っておいた方がいいかも
最近、様々なところで見かける激安食材やお店。利用する人も多いかもしませんが「激安食品」にはそれなりの理由があることをご存知でしょうか?
NAVER まとめ 更新日: 2016年06月14日
弁当の場合
最近は激安弁当も増えてきた。200円台で買える弁当も珍しくない。
キロ350円のコメと100円の加工用米をブレンドすると安くなる。
メインは揚げ物がほとんどで、中国ですでに作られて冷凍されたものを大量に仕入れることで原価を下げ、低価格を実現している。
「200円弁当」を販売するのは、ディスカウントストアであることを知ってもらうためでもあるとしている。
回転寿司の場合
回転寿司が安い理由は「代用魚」を使っているケースもあるからです。代用魚とは、似たような味の、日本人にはあまり馴染みのない魚を、馴染み深い魚の名前を称させて出すもの。
市場で相手にされない論外な魚をただ同然で引き取り、場合によっては逆に引取料さえも貰います。
代用魚の名前を出せば、拒絶反応を示す客が必ず出てきます。それを防ぐためには、本来の魚を使わなければならなくなりますが、そうすると現在の価格を維持するのは困難です。
シャリ作成は寿司ロボットを使用し、人がやる部分を最低限に設定すれば、人件費も削減可能となります。
焼肉店の場合
食べ放題や、1皿二百円~六百円台でカルビ肉を出している激安焼肉店、千円以下で提供しているステーキ店では成型肉を大量に使っているところもあります。
約40年前、牛肉の流通量不足を補うために日本で開発された「成型肉」。
人工的に霜降り状態にする「インジェクション加工」と呼ばれる手法もあり、これも成型肉の一つに含まれます。
カルビ、ハラミ、タンはこれとは違ったやわらか加工が施されることが多いという
居酒屋の場合
料理が全品200円台、ビールが300円台、というような低価格を武器に、全国に激安居酒屋チェーン店が広がっていきました。
食材を基本的に安い輸入物を使用するなどした徹底的なコスト削減にあります。
メニューには原価の高いお値うちメニューがある一方、漬け物のように原価数十円といったものも混在しています。