毒もまた身を守る術と秋深む 笑子
どくもまたみをもるすべとあきふかむ
少し前に撮った庭のセンニンソウ
現在は終盤になっています
【仙人草】は晩夏の季語になっています
(が9月中旬まだ咲いてます)
別に植えたわけでもないのですが
おととしの夏に突然庭の真ん中に生えてきて
調べたところ毒があるらしくどうしようか迷って
花が終わったあと手袋をして引き抜いて
処分したつもりだったのですが・・・・・
また生えてきて咲きました(;^_^A
この子は家の庭が気に入ったのかな( ´艸`)
和名の仙人草は 花の後に果実より伸びた銀白色の長毛が
密生した様子を仙人のひげにたとえたことに由来しているとのこと
仙人草の別名には ウマノハオトシ(馬の歯落とし)
ウマノハコボレ(馬歯欠)ウシクワズ(牛食わず)
ハコボレ(歯欠)ハグサ(歯草)などがあって
これは有毒植物である所以 だそうな
10月頃に根及び根茎を掘り出して水洗いした後
乾燥したものが生薬 「ワイレイセン(和威霊仙)」
しかしその利用例は不明らしく
民間では夏から秋にかけて採取したセンニンソウの生の葉を
扁桃炎(へんとうえん)や神経痛・リウマチの痛みの患部に
数分貼り付けるなど手荒い療法があったようですが(◎_◎;)
センニンソウは毒性が強い為民間では絶対に飲用しないようとの事
(ワイレイセンは漢方の生薬として日本では利用されていません)