六角形が20面、黒い五角形が12面ある、従来型のボールで
考えて下さい。縫い目の数とは、辺の数を意味します。
立方体で学んだ考え方を、使っての計算式を考えました。
六角形の辺の数は 6×20=120本
五角形の辺の数は 5×12=60本
この計算から、六角形と五角形を合わせた辺の総数は
120+60=180本・・・・・となります。
ところが、立方体で学習したように、平面の辺2ヵ所を合わせて
立体の一辺になっているので、
「辺の総数の半分が、縫い目の数になる」・・・ということになります。
最終的な計算式は
(6×20+5×12)÷2=90
これで、縫い目は90ヵ所あることが、算数の計算で、分かりました。
子供たちは、ボールを持ってきて、実際に縫い目を
数えましたが、答えは、まちまちでした。
一辺一辺を数えることも大事ですが、論理立てて考えて
計算式にすることも、算数の面白みの一つです。
*** 朝日新聞より ***
私には、サッカーボールを手にとって、まじまじと見たこともなく、TV
での試合を見ているときに、目にするくらいですが、縫い目はいくつあ
る?、と思われた方も、いるのではないでしょうか。
実際に手にして、縫い目を数えてみますか?。
それとも計算してみますか?。
正直、私は立方体の計算式なんて・・・忘れてしまいました・・・。
酔芙蓉です
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