朝日新聞の連載小説、沢木耕太郎作「春に散る」の中に、「けりをつける」のことが
書かれていましたが、昔の人は、「けり」に鳥の「鳧=ケリ」という字を当てたそうです。
ケリという鳥のいることも知りませんでした。
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昔の人は、ケリをつけるのケリに鳧という字を当てた。鳧は日本の田圃などに
巣を作る鳥だが、田起こしの時期とぶつかっては、せっかく作った巣を
壊されてしまう。それでも鳧は諦めずに二度、三度と巣を作りつづける。
鳧は簡単にケリをつけようとしないのだ。 (文中より)
鳧(けり)=チドリ目チドリ科タゲリ属~チドリの仲間です。
画像検索にて、保存させていただきました。
辞書をひいてみましたが、(めんどうなことがらについて)しめくくりをする。
終わりにする。と出ていました。
けりをつけるの“けり”は、助動詞の“けり”から来た語だが、
「鳧」の字を宛てることがある。 (と検索では・・・)
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時によっては、簡単にけりをつけるのではなく、鳧のように粘り強く
努力をしなくてはいけないときもありそうです。
ハスのツボミです・・・霞ヶ浦総合公園にて