うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

バスについてパート3

2005年06月25日 16時01分27秒 | うちなー日記(沖縄編)
バスについての強烈なエピソードをもう一つ。あれは琉球大の前期入試試験の下見の帰り、バスの最前列の席に座っていると、琉大医学部のそばを走行中、突然道路の凹凸でバスが思いっきり跳ねたのです。一瞬体が浮きました。これが噂のジャンピングバスなのか?と思ったところへ、衝撃で表示ケースに入っていたバスの登録番号と運転手さんの名札が私の頭上に落下!なんとか手で受け止めたのですが、まわりの人が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれるのに、当のバスの運転手さんはバスが跳ねたことなどお構いなし・・・もしかしていつものことなのか?と思いながら、首里までの道のりを過ごしたのでした。初めての沖縄の路線バスでの強烈な洗礼でした。
そういえば、沖縄のバスは、那覇市内線を除いて前乗り前降り方式です。私の地元では後ろ乗り前降りでしたが、案外すんなりと慣れてしまいました。
なんやかんや言っても、沖縄のバス運賃は安く設定されているので、上手く使えば結構観光にも使えます。原則的に運転手さんもフレンドリーで、質問にも答えてくれます。女性運転手が多いのも特徴でしょうか。時には沿線の観光ガイドもしてくれることがあるので、一度話してみてください。(もちろん、運転に支障のない範囲で)
最近は一般世帯に車が普及したこともあり、バス利用者が年々減っているのが現状のようです。沖縄の目玉、美ら海(ちゅらうみ)水族館のある沖縄海洋博記念公園へも、名護からバスが出ているのですが、休日は片道一日3、4本しか運行されておらず、ここにも路線縮小の余波が来ていました。(そのときは急に雨が降ってきて、結局タクシーに4人で相乗りしました。)


バスについてパート2

2005年06月25日 15時59分35秒 | うちなー日記(沖縄編)
沖縄本を読むと、沖縄のバスが強烈な性格を持つことに言及しているのをしばしば見かけます。まあ、実際そうです。
遅延はまず当たり前です。15分くらいまでは遅れると考えておきましょう。特に琉大線は国際通りを通るため、遅れることが多いです。普通は多少バスが遅れても地元の人は怒りません。
あと、地元の人はバス停以外でバスを止めるのに慣れています。私も地元の人に助けてもらったことがしばしば。乗り遅れたバスにも間に合うという裏技も体験しました。
そして、バスに乗ったら、車内の運賃表が変わらないこともしばしば・・・運賃分からないですよ、運転手さん!
そして居眠り・・・先日、おきなわワールド(旧玉泉洞王国村)からの帰りに玉泉洞始発の那覇行きバスに乗車したときのこと。運転手さんは例によってフレンドリーな方で、バスの到着から折り返しの時間の間、お話していたのですが、道中、後ろから見ていて、心なしか頭が左右に大きく揺れているような気が・・・そしてバスは道路の対向車線へ・・・・!幸い対向車はありませんでしたが、幾度となく対向車線へはみ出すバス・・・これは間違いなく居眠りしかけています。次の交差点の信号で引っかかり、停車中、運転手さんはほっぺたを何度も叩いていました。そこからはなんとか無事に那覇まで戻ってまいりましたが、ちょっと冷や冷やでした。
翌々日、沖縄自動車道で居眠りによるバス事故があったので、もしかしたら自分も・・と考えたら怖かったです。仕事が大変なのは分かりますが、安全運転第一でお願いしますよ、運転手さん。


バスについてパート1

2005年06月25日 15時57分59秒 | うちなー日記(沖縄編)
こちらのバスは、車体自体は新しいのものもかなり増えてきているのですが、会社間の格差が大きいのが困るところです。主だったバス会社として、沖縄バス、那覇交通、琉球バス、東陽バスなどがありますが、会社によって、車両の経年数が明らかに違います。沖縄バスや琉球バスなどは、比較的新しい車両が多く、古いバスも更新されていて、両替機も新しいものが多いのですが、東陽バスは、運転手さんはフレンドリーなのですが、車両がレトロなものが多く、高速バスでも新札、新500円硬貨、2000円以上の紙幣が全て両替できず、降車時に戸惑うこともしばしば・・・賢い方法として、乗車前に自動販売機でジュースを買っておくと、おつりが890円になり、ほとんどの金額の運賃に対応できます。しかし、それを忘れると、かなりハラハラすることになります。
先日、那覇に行った時、高速バスで沖縄自動車道琉大入口~那覇バスターミナルまで乗車したのですが、財布の中には新千円札3枚と537円の硬貨がありました。両替するのを忘れたことに途中で気が付きましたが、中でも両替できるだろうと思っていました。しかし、座席からよく両替機を見ると、「両替機取替えまでの間、2000円札以上の紙幣、新500円玉、新紙幣の両替はできません。」との表示が・・・那覇バスターミナルまでは確か500円台だったはず。もし540円以上だったら困ったことになります。場合によっては運転手さんに旧札に代えてもらう手もありますが、毎度毎度運よく旧札を持っていてくれてるとも限りません。そこで、2つ手前のバス停で運転手さんに運賃を聞いてみました。すると、「520円ですよ。」とのこと。なんとかその場はしのぐことができました。あのときはホントにハラハラしました。
そもそも、銀行のATMで引き出す紙幣が全て新紙幣になっているのに、旧札のみしか対応していないのはおかのしいのでは?バス会社自体の経営が厳しいこともあり、新両替機導入に二の足を踏んでいる経緯があるのは分かりますが、自動販売機がほとんどで新紙幣対応になっているのですから、早期に対応してほしいものです。