うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

留学生のPC

2009年07月08日 09時52分10秒 | うちなー日記(沖縄編)
たった今、留学生のPCを英語仕様に変更してきました。

昨日の夕方、我が研究室のバングラデシュ人留学生(D1)のMさんに、彼のパソコンを英語仕様にしてほしいと依頼されました。

彼のPCは、昨年の秋に研究室に配属された際に研究室予算で購入したもので、OSはWindows VistaのHome Basicです。
PCの表示言語は、親言語(MUI)と、子言語(LIP)なるものが存在するようで、日本語や英語は親言語(MUI)扱いなのですが、Home Basicだと親言語の変更はできず、通常は表示言語が任意に選択できる最上位バージョンのUltimateもしくはEnterpriseにVistaのグレードを上げるか、英語版のOSを買いなおすかしないと英語版の環境を手には入れられません。

昨日の夕方、バイトに出発するまでの二時間近く、拙い英語でMさんと話しながら、あれやこれや試行錯誤しましたが、やはりHome Basicだと変更はできないらしく、行き詰ってしまいました。

ところで、実はもう一人の留学生(ネパール人)のBさんが我が研究室にはおり、彼のPCもVista Home Basicなのですが、何故か既に英語仕様になっていました。
そこで、はっと記憶が蘇ったのですが、そういえば五月にBさんが今回と同じように、「僕のPCを英語仕様にしたいんだけど・・」と頼んできたのですが、その際に私がネットで情報を漁ったところ、「Vistalizator」なるフリーソフトを見つけ、彼に紹介していたのです。
その後、忙しかったこともあり、そのソフトを教えたことをすっかり忘れていたのですが、彼は自分でそのソフトをインストールして、ちゃんとPCを英語仕様に切り替えていたのです。

で、昨日のバイト出発間際、たまたまそのソフトのサイトに行き当たり、先の経緯を思い出したのですが、いかんせん時間が無かったため、翌日、つまり今朝に改めて作業することにして、作業を中止しました。

そして今朝、Mさんに「再挑戦しましょう」と言って、再び彼のPCに向かいました。
「Vistalizator」をサイトから落としてきて起動し、昨日既に落としていた英語のMUIファイルを選択すると、いとも簡単に英語化の作業が始まりました。
5分くらいの自動作業の後、再起動すると、見事にVistaが英語になっていました。
素晴らしい!
Mさんともども、大喜びしました。

「ありがとう!本当にありがとう」との声を背に、私は留学生部屋を後にし、我が研究室への帰路についたのでした。

それにしても、この「Vistalizator」を使えば、外国のPCでも日本語仕様に変更できるわけで、海外で、当地のPCを使う際には助かりそうですね。(キーボードが日本語仕様じゃないので入力が大変そうですが)