うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

阪神淡路大震災から15年目に思うこと。

2010年01月17日 17時11分48秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
今日、1月17日で、阪神淡路大震災(平成7年兵庫県南部地震)の発生から15年が経ちました。私はまだ幼かったですが、今でも発生当時の様子を鮮明に覚えています。

発生当時、私は小学二年生でした。震源から奈良の実家までの距離はおよそ50キロ、人生で初めて身近に体験した、大地震でした。
私はそのとき、風邪で一週間学校を休んでおり、成人の日と振替休日の連休明け(当日は火曜日)で、久しぶりに登校できるのを楽しみに、眠りに就いていました。
早朝、強烈な地響きと揺れで目を覚ましました。まだ弟が生まれる前で、家族3人でベッドで寝ていたのですが、とっさに父が私に覆いかぶさり、守ってくれたのを覚えています。
生まれてこの方、地震の少ない奈良で育ち、起きてもせいぜい震度1や2程度だったため、その揺れが地震だと、私には理解できず、ただ非常に長い時間(に感じました)揺れに翻弄され続けました。
余震(「揺り戻し」とそのときは言っていた)を恐れて、しばらくは2階の寝室から出ないで、部屋にあったラジオで速報を聴きました。
奈良の震度は4。幸い、我が家に目立った被害はなく、壁に少しひびが入り、ピアノの上の一輪挿しが倒れ、壁にかけていたフォトフレームが斜めにずれた程度で済みました。ただ、当時は市町村毎に地震計が設置されておらず、発表震度よりも揺れが大きかった可能性はあります。(大阪の震度も4でしたが、実際には兵庫県との境界付近では震度6から7の揺れを観測していました)
夜が明け、登校の支度をしながらテレビを見ていましたが、まだ神戸の惨状についてはほとんど情報が入っていませんでした。しかし、別部屋で寝ていた祖母(大正8年生まれ)も、初めて経験するような揺れと言っていたので、大きな地震だったんだなという感覚はありました。
歯を磨いている最中にも大きな余震があり、柱にしがみついて堪えました。
私の小学校では、その日は授業は行われず、ずっと教室のテレビで震災の状況を見ていました。高速道路の橋げたが落ち、ビルが倒壊している神戸の映像を見て、皆驚いていました。

地震発生から数日後、地元の中学校の生徒会が発起して、おにぎりや救援物資を被災地に送り届けることになり、私の小学校も学校を挙げて協力しました。各児童(全校生徒約700人)が家で10個のおにぎりを作り、持ち寄るというものでした。
私も、当時覚えたてのラップおにぎりを、母と一緒に一生懸命作ったものです。そのおにぎりは、すぐさま自衛隊のヘリ(4機編隊で、なんと中学校の運動場に着陸した)で神戸に運ばれました。

私自身は、地震後しばらく夜寝るのが怖くて、なかなか寝付けない日々が続きました。蛍光灯を点けっぱなしで寝たほどです。(というか、未だに真っ暗では寝付けず、豆電球を点けていつも寝ています)
あの地震は幼かった私にも、少なからず影響を与えました。


ここまでは私の回想でしたが、さて、阪神淡路大震災から15年が経った、今の日本の防災はどうなっているのでしょうか。
神戸の地震は、現代都市における直下型地震のリスクを世界に示しました。
また、折しも先日発生したハイチの地震は、首都直下で地震が発生し、その機能が麻痺したときの恐ろしさを伝えています。
翻って、日本の首都である東京は、世界で最も災害リスクの高いメガシティとされています。今後数十年以内に、非常に高確率で巨大地震が発生するためです。
しかし、その東京都市圏内に、皇室、立法府、行政府の中枢、企業の本社機能、金融センター、放送メディアのキー局、さらには航空ハブ機能まで集積されています。都市圏人口は世界一の約3700万人で、二位のニューヨークの1900万人の二倍近くに相当します。
日本は現在でも世界第二位の経済規模を有しており、そんな国の主要機能が集積した都市が災害に遭い、機能停止した場合、世界に与える影響もかなりのものになると予想されます。
しかも、東京は「万が一」ではなく、「確実に」近い将来に巨大地震に見舞われます。
この15年で、街の耐震化は確かに進みましたが、本気で日本を災害に強い国にしたいのであれば、東京の各機能の地方への分散は必須だと思います。

一時期、首都機能移転の論議が活発化し、その候補地域も発表されていました。しかし、最近は目先の経済対策や福祉政策に政治の論議が集中し、大きな進展は見られません。
殊、自然災害に対する備えの問題は、時代の雰囲気で左右されるようなものではなく、一刻も早くに議論されるべきだと私は思います。

雪の道

2010年01月17日 16時43分43秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
昨晩から、札幌市周辺は局地的に大雪となったようで、新たにかなり降り積もりました。

昨日は歩道上の雪はあらかた踏み固められていたので、自転車でも走れましたが、今日は雪にタイヤが埋まってしまい、ほとんど役に立ちません。
一歩一歩雪を踏み締め、自ら道を造る感覚で歩くしかありません。

雪の影響で、電車が遅延したため、今日の北大でのセンター試験は開始時間が繰下げられたそうです。北国で「雪の影響」というほどですから、相当な大雪だったのでしょう。

外を歩いていたら、至る所で除雪作業をしていました。民家の住民はもちろん、ガソリンスタンドや病院などでは、従業員総出で出入口の雪をかいていました。
これまで映画やテレビでしか見たことのないような光景が当たり前の場所に、自分は今住んでいるんだな・・と実感しました。

センター試験中

2010年01月17日 13時52分59秒 | えぞ日記(北海道編)・・その他
お出かけついでに北海道大学構内に入ってみました。
ちょうどセンター試験が行われていて、厳戒体制です。

今頃、受験生たちは一生懸命に試験問題に取り組んでいることでしょう。
願わくば、彼等の実力が遺憾無く発揮され、少しでも多くの人が志望の大学に受かりますように。
(>人<)