今、実は大阪が凄いことになっています。
全国放送の番組で扱われる大阪のイメージ。
「新世界」に代表される、ゴテゴテでカオスな町・・と言ったところでしょう。
しかし、実際に通天閣に登ってみると、こんな街並みが広がります。
いつの間にか地平線を超高層ビルが埋め尽くすようになっていました。
私の趣味の一つとして、2004年からデジカメで大阪の街の変化の様子を撮り続けてきました。
今回は、大阪の再開発の様子を、私の秘蔵写真を通してご紹介しましょう。
Before:2004年の西梅田ビル群
大阪駅周辺ではいち早く超高層化が進んだエリアです。
↓↓
After:2011年の西梅田ビル群
「大阪サンケイビル」の建て替えにより、中心部に「ブリーゼタワー」が完成。後背地のビル街も超高層化が続いており、かなり迫力を増しました。
現在、写真の中央奥側で「新朝日ビル」の建て替え計画、「中之島フェスティバルタワー」(高さ200m)の建設が行われている他、今後は大阪中央郵便局跡の再開発が予定されるなど、まだまだビル群の成長が続くエリアです。
Before:2004年の大阪駅
旧大阪駅北ビルが存在した頃です。北ビルは4階建てのごく一般的なサイズの駅ビルで、食堂街などがありました。
また、JRの線路の向こうには建て替え前の阪急百貨店が見えています。
このエリアでは、大阪駅南ビル「アクティ大阪」と「阪急グランドビル」がいずれも高さ120m強で、最も高い建物でした。
↓↓
2008年の大阪駅
大阪駅北ビルと、阪急百貨店の南半分の建て替え工事が佳境を迎えていました。
↓↓
After:2011年春の大阪駅
大阪駅新北ビル「ノースゲートビルディング」(高さ150m)が完成、阪急百貨店の南半分も超高層化(高さ187m)が完了し、スカイラインが大きく変わりました。
さらに、駅の北側に広がる「うめきた(梅田北ヤード)」エリアでも、先行区画の再開発工事(グランフロント大阪)が始まり、高さ180mのビル3棟と高さ154mのビル1棟の建設が同時に進められています。目の前に超高層ビルが建ち並びますから、今年中にはこのアングルでの視界は相当狭まるはずです。
Before:2004年の大阪駅北側の景色
まだ大阪駅の北ビルが低層だったので、西梅田のビル群がよく見通せました。
↓↓
2008年の大阪駅北側の景色
新北ビルの建設が進み、徐々に背景が見えなくなってきました。
↓↓
After:2011年春の大阪駅北側の景色
現在では、大阪駅とうめきたのビルによって完全に背景が隠れてしまいました。
Before:アクティ大阪(2008年)
昭和58年(私が生まれる3年前)に完成しました。当時としては巨大な駅ビル(高さ122.3m)ですが、外装は華美な装飾もなくのっぺりとした印象でした。垂直に切り立って存在していたため、「壁ビル」とも揶揄されていました。
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After:サウスゲートビルディング(2011年春)
大阪駅再開発(大阪ステーションシティ)では、新北ビル建設に加えて、アクティ大阪の南側に高さ70mのビルを増築する工事も行われました。なんということでしょう。増築部は、最近の流行りを反映してガラス張り部分が増えたため、以前よりもビル全体が明るい印象に変わりました。また、増築部の高さが抑えられているので、高層部がセットバックしたような形になり、圧迫感も低減されています。
今年春の大阪ステーションシティ全面開業を機に、「サウスゲートビルディング」へと名称も変更されました。
サウスゲートビルディングの増築部には、その名の通り立派な玄関が出来ました。
この玄関(「ゲート広場」)は、地上、地下街、大阪駅中央口、大阪駅橋上駅舎へのルートの結節点になっています。
さて、ここまで梅田周辺の再開発による街の変貌を紹介しました。21世紀になってからも、なかなか私たちが「未来」に生きていることを実感することはありませんでしたが、こういった再開発によって街並みが高度化していく様子を見ると、やはり少しずつ「未来」に近付いていることが分かります。大阪、そして日本は、まだまだ成長を続けているんですね。
全国放送の番組で扱われる大阪のイメージ。
「新世界」に代表される、ゴテゴテでカオスな町・・と言ったところでしょう。
しかし、実際に通天閣に登ってみると、こんな街並みが広がります。
いつの間にか地平線を超高層ビルが埋め尽くすようになっていました。
私の趣味の一つとして、2004年からデジカメで大阪の街の変化の様子を撮り続けてきました。
今回は、大阪の再開発の様子を、私の秘蔵写真を通してご紹介しましょう。
Before:2004年の西梅田ビル群
大阪駅周辺ではいち早く超高層化が進んだエリアです。
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After:2011年の西梅田ビル群
「大阪サンケイビル」の建て替えにより、中心部に「ブリーゼタワー」が完成。後背地のビル街も超高層化が続いており、かなり迫力を増しました。
現在、写真の中央奥側で「新朝日ビル」の建て替え計画、「中之島フェスティバルタワー」(高さ200m)の建設が行われている他、今後は大阪中央郵便局跡の再開発が予定されるなど、まだまだビル群の成長が続くエリアです。
Before:2004年の大阪駅
旧大阪駅北ビルが存在した頃です。北ビルは4階建てのごく一般的なサイズの駅ビルで、食堂街などがありました。
また、JRの線路の向こうには建て替え前の阪急百貨店が見えています。
このエリアでは、大阪駅南ビル「アクティ大阪」と「阪急グランドビル」がいずれも高さ120m強で、最も高い建物でした。
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2008年の大阪駅
大阪駅北ビルと、阪急百貨店の南半分の建て替え工事が佳境を迎えていました。
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After:2011年春の大阪駅
大阪駅新北ビル「ノースゲートビルディング」(高さ150m)が完成、阪急百貨店の南半分も超高層化(高さ187m)が完了し、スカイラインが大きく変わりました。
さらに、駅の北側に広がる「うめきた(梅田北ヤード)」エリアでも、先行区画の再開発工事(グランフロント大阪)が始まり、高さ180mのビル3棟と高さ154mのビル1棟の建設が同時に進められています。目の前に超高層ビルが建ち並びますから、今年中にはこのアングルでの視界は相当狭まるはずです。
Before:2004年の大阪駅北側の景色
まだ大阪駅の北ビルが低層だったので、西梅田のビル群がよく見通せました。
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2008年の大阪駅北側の景色
新北ビルの建設が進み、徐々に背景が見えなくなってきました。
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After:2011年春の大阪駅北側の景色
現在では、大阪駅とうめきたのビルによって完全に背景が隠れてしまいました。
Before:アクティ大阪(2008年)
昭和58年(私が生まれる3年前)に完成しました。当時としては巨大な駅ビル(高さ122.3m)ですが、外装は華美な装飾もなくのっぺりとした印象でした。垂直に切り立って存在していたため、「壁ビル」とも揶揄されていました。
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After:サウスゲートビルディング(2011年春)
大阪駅再開発(大阪ステーションシティ)では、新北ビル建設に加えて、アクティ大阪の南側に高さ70mのビルを増築する工事も行われました。なんということでしょう。増築部は、最近の流行りを反映してガラス張り部分が増えたため、以前よりもビル全体が明るい印象に変わりました。また、増築部の高さが抑えられているので、高層部がセットバックしたような形になり、圧迫感も低減されています。
今年春の大阪ステーションシティ全面開業を機に、「サウスゲートビルディング」へと名称も変更されました。
サウスゲートビルディングの増築部には、その名の通り立派な玄関が出来ました。
この玄関(「ゲート広場」)は、地上、地下街、大阪駅中央口、大阪駅橋上駅舎へのルートの結節点になっています。
さて、ここまで梅田周辺の再開発による街の変貌を紹介しました。21世紀になってからも、なかなか私たちが「未来」に生きていることを実感することはありませんでしたが、こういった再開発によって街並みが高度化していく様子を見ると、やはり少しずつ「未来」に近付いていることが分かります。大阪、そして日本は、まだまだ成長を続けているんですね。
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