四川豆花③

写真ですが、これはまさに四川料理と思わせる１品ですね。鳥雑肉のビール煮です。四川料理だけでなく湖南料理にもビールで煮たりビールに漬けて食べる料理があって、ビールの苦味が肉に移って非常に美味となります。

ところで・・・鳥雑肉って何？という声が聞こえてきそうですのでお答えします。実はレバー、砂肝から肛門にかけての腸のことです。肛門に近い部分の腸肉は結構コリコリして美味しいです。以前紹介した勝記という店にもこの肉を利用して作った料理があり、広東料理の味付けで美味しい１品があったりします。

日本ではあまりお目にかかれない食材ですね。

四川豆花②

写真は上から、このお店の名前にもなっている「四川豆花」、真ん中の２つは付き出しで右側は乾燥豆腐を戻した物、下は無料の豆乳です。滋味堂にも書きましたが、その店が美味しいかどうかはこういう付き出しでわかってしまいますね。乾燥豆腐はチーズのようにやや歯ごたえがあってこれまた美味でした。

主役の豆腐（豆花）ですが、豆板醤を更に辛くしたような薬味ソースも一緒に出てきて、お好みで味を付けて食べる仕組みになっていますが、さすが看板メニューだけあって、豆腐にコクがあって美味しかったです。でも本場成都で同じようなものを食べた物の方がもう少し歯ごたえがあって、より美味しかった記憶が残っています。

豆乳は何べんでもおかわりが出来ます。四川料理店で豆乳のサービスがあったところは初めてで好印象を持ちました！

四川豆花①

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ここ最近の深センの天気は非常に不安定です。今日も突然夕方から空が真っ黒になりました。

さて昨日お話した「香港生活'09」という雑誌に出ていた「四川豆花」という四川料理屋の紹介をします。以前どこかでお話したことがあったかもしれませんが、昔よく仕事で四川省の成都に出張していましたので、四川料理は好きで色々食べています。四川料理は辛いというイメージがあるかもしれませんが、本場成都でも豆腐料理は有名で辛く無いものも結構あります。

「香港生活'09」の紹介文によれば、この四川豆花というお店は、四川料理の権威である四川烹飪大学の教授が顧問を務めていて、高級本格四川料理が人気を呼んでいるとのこと。

しかし、写真の私が訪れた福田の彩田店で料理と店を確認した限りでは、高級四川料理店ではなく、庶民的なレストランでした。食器を洗った後のお茶を捨てるボールも出てきましたし（笑）。