澳門国父記念館⑦ 2009-07-04 23:14:11 | マカオ情報 天下為公。天下もって公と為す。孫文が好んでいた言葉です。 天下(政治秩序)は為政者のためにあるのではなく、公民の為にあるという意で、中国の古典『礼記』にある言葉です。麻生太郎首相が立ち上げた為公会もこの言葉に由来しています。
澳門国父記念館⑥ 2009-07-04 23:01:01 | マカオ情報 孫文は清国広東省香山県翠亨村(現中山市)の客家の農家に生まれました。アメリカ新領のハワイにいた兄の孫眉を頼り、ハワイのキリスト教系学校に学び西洋思想に目覚めたそうです。 そんな彼の故郷を、先日急逝したマイケル・ジャクソンが22年前28歳の時に生涯に一度だけ一人の旅行客として訪問したことがあったそうです。驚きです。1987年10月、香港で休暇を過ごしていた彼が中国本土のツアーとして中山を選んだようです。 詳細は下記サイトのニュースをご覧下さい。 http://www2.explore.ne.jp/news/article.php?id=12813&r=sh
澳門国父記念館⑤ 2009-07-04 22:45:07 | マカオ情報 ときどき こういう実際に彼が住んでいた場所にたたずんでいると、当時孫文がどういう思いで世界を眺めていたのか一歩でも近づける気がします。 ところで、孫文は中国では孫中山と呼ぶ人が多いのですが、中国人は何故彼が中山という名を称すようになったか知っている人は少ないでしょう。 孫文は日本に亡命していた時代がありましたが、その際彼の住んでいた家の近くに「中山」という邸宅があり、その字を気に入り、孫中山と称すようになったのです。実は「中山家」は由緒ある公家(華族)の家柄であり、明治天皇の母の生家にあたるそうです。 現在中国や台湾にある「中山大学」、「国立中山大学」、「中山公園」、「中山路」など「中山」がつく路名や地名は孫文の号に由来しています。