吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

ノスタルジックな秋恵文庫②

2012-05-21 21:41:36 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑お店の奥にも色々な展示物があって、骨董品屋のような様相を呈していました。


↑ポスターだけでなく彫刻品も・・・


↑こんな個室もあって土器のような物も展示されていました。よくこれだけ収集出来たなあと感心してしまいました。


↑中でも私が一番気に入ったのは、日本の製糖会社の広告用?の美人画ポスターです。実は私の祖父が製糖関係の会社で仕事をしていて、台湾にも縁があったからです。

この茶店はタイムスリップ感を味わえて素晴らしかったのですが、少し残念だったのはお店に流れていた音楽です。ジャジーな曲が流れて普通の珈琲店なら十分な曲だったのですが、こういう場所には似つかわしくありませんでした。私が好きでここのブログでも何度か紹介している蔡幸娟さんのノスタルジックな歌声を流してくれれば完璧だったでしょうね。不能説的秘密で2人が音楽ショップで聞いていたあの音楽、ああいうジャンルが最適と感じました。


↑さて、秋恵文庫で身体と心の疲れを癒した後、更に別の場所に向かいました。写真がその場所です。おわかりいただけますでしょうか?明日紹介させていただきます!

ノスタルジックな秋恵文庫①

2012-05-20 16:54:07 | 中国華南地区以外の旅行情報
邱永漢さんが亡くなられたようですね。彼は財テクで知られているようですが私は彼の著書に非常に親近感を持っていました。ここのブログでも彼の著書を何回か紹介していますが、「食は広州に在り」「口奢りて久し」はとても面白かったです。本で紹介されていた鹹魚<ハムイー>を干した炒飯は本当に美味しくて深センでもよく食べましたね。懐かしいです。ご冥福をお祈りします。

さて、台北永康街の話題に戻ります。


↑私が向かった茶店は、台北のガイドブックにもよく出ている「秋恵文庫」です。永康街と書きましたが、実際は永康街にある訳ではなく永康街に近い信義路沿いにあります。鼎泰豊(ディンタイフォン)本店のすぐ近くです。


↑中に入ってみるとノスタルジックなレトロな雰囲気が待ち受けています。昭和初期にタイムスリップしたかのような場所です。


↑清朝の骨董品や日本統治時代のポスター、看板などが展示されていて、見入ってしまいました。勿論ここでも店員さんに撮影の許可をいただいていて「お好きに撮影してOK。ただしフラッシュはやめて下さい」との温かいお返事でした。


↑何とも言えない雰囲気を持った茶店でした。店員さんは30歳くらいの女性でしたが、もしかしてオーナーさんなのでしょうか?彼女との会話は勿論中国語でしたが、私が日本人とわかると片言の日本語も出てきました。こんなお店で働いていらっしゃるので親日の方なのでしょうね。。。


↑こういう空間で飲む珈琲の味は格別でした!

中正紀念堂にて

2012-05-19 20:25:17 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑淡水散策を終え、MTRに乗ってそのまま中正紀念堂へ向かいましたが、中正紀念堂に着いたときには14時を回っていました。丁度何かデモ行進が始まったときで、道が閉鎖されていて騒々しかったです。5/1は台湾も労働節でしたので政府に対して何らかの要求を叫びながらの行進だったのでしょう。


↑ここはもう既に3回訪問しましたので、中に入ることなく歩を進めました。


↑信義路に入ると右手にどでかい国家音楽庁が目に入ってきます。台北に住んでいたなら一度はオケを聞きに行くことでしょう。私がこの信義路に入った理由は、そこから信義幹線のバスに乗るためです。このバスは台北101方面まで向かうバスなので非常に重宝します。


↑驚きました!国家音楽庁の片隅にモスバーガーがありました!こんなところに店を出しているとは・・・。面白いですね。


↑バスに乗って向かった先は、永康街です。信義永康街口のバス停で下車し大安森林公園のある交差点から台北101を撮ってみました。台北101はやっぱり夜に映えますね。台北101のある台北の夜景は後日また紹介します。

さあ、明日は永康街の目的地を紹介します。ちょっとお茶してきました~!

淡水の街にて⑤

2012-05-18 21:44:18 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑淡水河沿いの遊歩道から1本中に入ると、並行して淡水老街があるのですが、こちらも大変混雑していました。お土産、スナック、ゲーム屋等々色々なお店が出ていました。この通りを突き当りまで行くと、マッカイさんの像のあるロータリーのようなものがあって、その先にJay Chouが学生時代によく通った店「百葉温州錕飩」があるそうですが、私はJayのファンであるわけではないのでそこはパスしました。


↑駅に近づくとやたらと香ばしい良い匂いが・・・。烏賊焼き売り場があちこちに出ていました。


↑淡水・・・、初めて行きましたが自然や古き良き風景が残っていてとっても良い場所でした。まだまだ知らない場所があるので、次回訪台のチャンスがあればここは欠かせませんね。


↑MTR淡水線に乗ってそのまま次の目的地へ行くため、中正紀念堂駅まで向かうことにしました。何故中正紀念堂駅へ向かったかは明日以降紹介していきます。


↑再見、淡水!我再来!

淡水の街にて④

2012-05-17 21:07:22 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑淡水河にたどり着いたときには時は既に13時を回っていてお腹が空きましたので一軒の小さな店に入ってみました。


↑ここで食べたのは勿論淡水名物の「阿給(アゲイ)」です。食べてみるとアゲイという名前の由来がわかりました。日本の油揚げから来ているんですね。油揚げは台湾語で"阿布拉給(アブラゲイ)"と書かれ、それが縮んでアゲイ(阿給)になったようです。

中にしらたきのようなビーフンが入っていて甘辛いタレが本当に合っていて美味しかったです。辛さはタバスコから来ている感じで、絶妙なバランスでした。こんな美味しい台湾B級グルメ、これまで知らなかったとは・・・。


↑この日は5/1ということで、たくさんの市民が観光に訪れていました。この周辺から対岸などに渡る船も多数出ていて、時間があったらまだまだ楽しめるスポットがありそうです。


↑こんな綺麗な風景と美味しいグルメが散在するスポットがあったら、足繁く通ってしまいそうです。暑かったですが潮風が心地よかったです。


↑他の方のブログでもよく出てくる「孔雀蛤」で有名な余家孔雀蛤大王のレストランも混雑していました。孔雀蛤ですが、ムール貝に似た貝で、ニンニクや唐辛子、バジルなどと炒めて食べるそうです。ビールに合いそうですね。

私ですが、昼食はさきほどの阿給でとりあえずお腹を満たし、台北市内に戻って甘味かカラスミ炒飯を食べようと考えていましたので、他のスナックは特に食べませんでした。でも色々と美味しそうな物を売っている屋台があちこち出ていましたね・・・。

淡水の街にて③

2012-05-16 21:50:07 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑淡江中学から淡水河沿いの遊歩道へ出るには、国道?2号線の上を渡ることになります。歩道橋の上から写真を1枚。


↑歩道橋を渡ってすぐのところにこんな史跡が・・・。カナダ出身の宣教師、マッカイ(馬偕)先生がかつて居を構えていたところのようです。この馬偕先生、淡水の父と呼ばれているようですね。実は淡江中学の中にも彼の像が設置されていて、淡江中学は元々は神学校だったようなので、馬偕先生が色々と淡水の発展のために尽くされたのでしょう。


↑歩道を歩いて行くと淡水河の畔に到着しました。すぐ側にはスタバが!こんなお洒落な場所にスタバがあるなんて素敵ですね。でも、週末ともなると大混雑なんでしょうね・・・。ところで、ここにも私が次の目的地として探し始めた場所がありました。


↑この木陰の感じが少し似ていましたが・・・。そう、不能説的秘密で2人がアイスクリームで乾杯をした場所です。映画をご存知の無い方にはさっぱりわからないと思いますが・・・。


↑少し歩くとその場所が見つかりました。前方の木陰のある場所です。写真を撮りたかったのですが、カップルと家族連れでベンチや防波堤は埋め尽くされていましたので、遠くから。ここも夕日などを見ながらゆっくりと過ごすのに良い場所ですね。


↑しかし何でこんなところでアイスクリームだったのかと疑問に思っていましたが、その謎が解けました。すぐ近くにアイスクリーム売り場があったのですね・・・。

淡水の街にて②

2012-05-15 21:03:47 | 中国華南地区以外の旅行情報
今日家に戻ったら実家からの封筒が届いていました。中にDVDが・・・。何かと思っていたら、先日日本テレビBSで台湾特集が放映されていたとか・・・。今その番組を見ながら書き込んでいますが、淡水線沿線の特集と九fenのエリアを紹介していますね。今回私が足を運んだところも多々映されていました。既に懐かしい!です。


↑淡江中学の散策で映画の情景を思い出しながら台湾の時の流れを満喫しました。ここにはまた来たいですね!


↑淡江中学の出入り口からすぐの場所に、淡水河が見える通りがありました。下って行くと・・・


↑この通りがありました!そう!映画の中で小雨が雨宿りしていた場所です。。。実は台湾に行く前にこの場所がどこにあるのかわからず、淡江中学の中を探し回りましたが見つからなかったのです。あきらめて淡江中学を去るときになって発見したので本当に嬉しかったです。


↑通りの先まで行くと目の前に淡水河の美しい風景が広がっていました。私は海の側で育った人間なので、こういう光景はいつ見てもホッとします。淡水・・・、なかなか良い場所ではないですか!


↑淡水の河沿いには色々なお店や屋台があるので、そこまで下りて昼食を食べることにしました。通りをMRT淡水駅方向へ下って行くと、こんな街が見えてきたのですが、河や対岸の風景、何か不能説的秘密の小雨の家の屋上から見えた風景に近い感じが・・・。このあたりで撮影したのではないでしょうか?

明日以降もまだまだ淡水の紹介をしていきます!

淡水の街にて①

2012-05-14 22:15:55 | 中国華南地区以外の旅行情報
今日は仕事が遅くなってアップが遅くなってしまいました。すみません。

白沙湾からMTR淡水駅へはバスで戻ろうと考え、麟山鼻遊憩区の入り口近くのバス停で淡水行きのバスを待っていました。しかし待てどもバスはやってきません。時計を見るとお昼に近い時間になっています。昼食前の時間ということでバスの運転手が休憩している可能性もあると考え、タクシーが来たら乗ってしまおうと決断した矢先、タクシーはすぐやって来ました。誰かをここまで連れて来た帰りのようで、タクシーの運ちゃんもラッキーといった顔をしていました。

年は40歳前後でしょうか?私が乗るなり台湾訛りの国語で話しかけてきたのでなかなか聞き取れなかったのですが、単語がところどころ理解できましたので、色々と会話することが出来ました。

「あなたは一人で何をしに来たのか?」「一人?女友達はいないのか?」とか、「日本人か!日本が好きでよく日本に遊びに行っている女性を紹介しようかとか・・・」何か笑ってしまいました。中国人はおせっかい焼きが多いですが、台湾人も同じでした。

タクシーでしたので、MTR淡水駅には戻らず、直接真理大学に行ってもらうことにしました。着いたときには丁度12時近く、真理大学の正門前はたくさんの大学生で混雑していて、そこを素通りして目的地に向かいました。


↑その目的地とは、そうここです!淡江中学です。ここでも正門前にたくさんの人で混雑していて、門の外で待っている人は中に入ろうという素振りを見せません。もしかしてここから先は立ち入り禁止?と非常に心配してしまいましたが、どうやらこの人だかり・・・、昼食を持ってきた親御さんと学生との待ち合わせで混雑しているだけのようでした!


↑ということで、中に入っていきました。このあたりの風景は、Google Mapで予習していましたのでどこへ向かえば良いかわかっていましたが、ここの学校、本当に歴史を感じさせてくれる素晴らしい学校でした。ここが第二の目的地でした。不能説的秘密で使われた学校です!


↑1925年竣工の校舎のようで素晴らしいですね。私の卒業した公立高校も非常に歴史のある高校でしたが、こんな素晴らしいデザインの校舎ではありませんでしたから・・・。


↑塔のてっぺんは中国風の八角形、それにビザンチン様式とが融合しています。この他にも映画で出てきた回廊なども見てきましたが、昼食を終えた学生たちで混んでいて何か写真をパシャパシャ撮れる状況にありませんでした。眺めてきただけです。


↑この淡江中学には台湾ラグビーの発祥の地も備わっています。この校庭とベンチ、映画にも何度か出てきて私も座って暫し時が流れるのを忘れて物思いにふけってしまいました・・・。この学校、李登輝前総統とJの出身校でもあるんですよね。

不能説的白沙湾⑥

2012-05-13 19:37:49 | 中国華南地区以外の旅行情報
業務連絡です。Z******gさん、何かメッセージをお送りいただきましたでしょうか?ブログ内にコメントいただいたものと勘違いして、私のメールに届いた内容を確認せず消してしましました。再送信いただけますでしょうか?大変申し訳ございません。

さて、今日も白沙湾の続きです。白沙湾は今日で終了、明日からは淡水周辺を紹介していきます。


↑バナナボートは綺麗にお化粧直しされていました。あの西洋人はいずこに・・・?白沙湾は人が結構いましたが、ここは人が少なく静かな時間が流れています。


↑深センで何度も見た懐かしいランタナの七変化の彩りが・・・。本当に不思議な花です。


↑風芝門自行車道の砂浜はところどころ黒くなっているのですが、鉄が多く含まれているからだそうです。磁石があれば砂鉄がたくさん採れることでしょう。


↑この景色、再度見る機会が来るでしょうかね?旅しているといつもそんなことを思ってしまいます。


↑写真中央やや左に白いものが見えるかと思いますが、4羽(蝶を数えるときって羽で良かったでしょうか?)くらいの蝶が飛びまわっていました。何かのどかで良かったです。。。

不能説的白沙湾⑤

2012-05-12 20:25:06 | 中国華南地区以外の旅行情報

↑ここって誰か住んでいるんですよね?どうせなら市が買い取って映画ファンのために開放するなりカフェにするなりすれば面白いのですが・・・。この2階の小雨の部屋、見てみたかったですが・・・。


↑人が住んでいそうでしたので、あまり写真をパシャパシャ撮るのは避けて、坂を登って高台の一角から見えた風景を収めてみました。でも・・・、小雨の家の屋上から見えた風景はこの風景ではありませんね。映画で使われた屋上の風景は、淡水に近いどこかで撮影したのでしょう。


↑坂の上から小雨の家を・・・。小雨のお母さんはここで林檎を落としてしまったのですね。この坂、映画で見るより急で驚きました。林檎がゴロゴロ転がる訳です。


↑不審者と思われるのもなんですので長居せず、辺りを散策した後元来た道を使って帰ることにしました。帰路では、往路で目に入らなかった色々なものが目に入ってきました。こんなのどかな風景が好きなので街歩きしてしまうんですよね。


↑トタンのガレージの前で飼い犬が昼寝。ZZZ・・・・。この周辺、紐に繋がれていない犬を数匹目にしました。そのうち一匹が近づいてきましたが、目を合わせないように通り過ぎたら何事もありませんでした。この周囲にローカル住民の家が少なからずありましたので、おそらく放し飼いなのでしょう。