(本頁は「雪割草を探して高館山・後編」の続きです。)
高館山の八森山で雪割草を見た後は、酒田市の八幡町の八森山に向かった。
途中、素晴らしい庄内鳥海が見えた。
山頂部
西鳥海山(笙ヶ岳や御浜、扇子森など。鍋森は雪に覆われわかりにくい。)
八幡町の八森自然公園にはオウレンの群生地がある。
たぶん今頃が花盛りかなと思い、立ち寄ってみた。
場所は八森温泉ゆりんこ奥の野球場駐車場から歩いて三分。
入り口には「オウレン開花中」と控えめな案内が。
ここのオウレンは高館山と同じくキクバオウレンで、杉林の下が群生地になっている。
今回はクライマックスとは言えないようだが、けっこう咲いていた。
最初のオウレン群生地
キクバオウレン
コシノカンアオイ
ここはどこを見渡しても、オウレンばかりだったが、
よく見ると、コシノカンアオイも有り、特有の花が地面に転がっていた。
群生地の近くに展望所が有り、そこに登ると鳥海山や庄内平野が眺められる。
展望所から鳥海山を望む。
展望所から下ると、第二のオウレン群生地。密度はこちらの方が濃い感じ。
八森山でオウレンを見た後は、隣の遊佐町にある月光川河川敷公園に立ち寄った。
ここにある旧朝日橋は以前、映画「おくりびと」のロケ地として使われた場所。
以前は主役のもっくんがチェロ演奏の際に座った椅子が有ったが、今は撤去されたようだ。
まずは間近に聳える鳥海山を眺めて見よう。
この河川敷にはネコヤナギがいっぱい生えている。既に穂花は古くなっていた。
新鮮なネコヤナギは、「鳥海山麓でネコヤナギ(2019年2月26日、27日)」をご覧あれ。
最後に吹浦付近から見た鳥海山を。
左手前が笙ヶ岳。右奥に最高峰の新山と外輪山。
以上。
今後もよろしく!
八森山のオウレンは元々、林の下に生えていたものを、地元の人たちが林を手入れして植え広げたもののようです。
森林も手をかけずに放っておくと荒れてしまい、花も咲かなくなります。
すごいオウレンのお花畑と、思いましたら
やはり、地元で管理なされているのでしたか。
鳥海山は、どの方角からも良いですね。
福寿草、感動されてよかったです。いい場所ですね。
モウズイカさんなら、ご存じかと思ってました。
奥のほうは、地元の方から聞き、10年以上前から行ってます。
熊がいないので、全然怖くなく一人でも行ける、貴重な場所です。
このオウレン畑?は、西木や西和賀のカタクリ畑同様、管理されているものです。
管理しなければ、他の強い草木に覆われて細々と咲くだけのものになるでしょう。
例の福寿草山は凄かったです。教えて頂きありがとうございました。
今日は勿体ないほどの晴天ですが、どこにも行かず、昨日、福寿草山で撮った700枚近くの写真整理中です。
あれだけでも十分、ブログ五話程度のボリュームになると思いますが、
二話くらいに圧縮するべく奮闘中です。今後もよろしくお願いいたします。
こちら信州では知りませんね・・羨ましいな~
私はセツブンソウやフクジュソウを追いかけていますが、セツブンソウより遅く咲くのかな?
鳥海山はまだ真っ白、雪が解けたふもとに咲いているのですね。
オウレンの仲間は東北では岩手や宮城など太平洋側がセリバオウレン、
秋田や山形など日本海側はキクバオウレンばかりです
(初夏に高山に行くとミツバやコシジオウレンもありますが)。
セツブンソウは東北には無いです。(T_T)
フクジュソウは秋田では今、男鹿のあたりで最盛期を過ぎるところですが、
キクバオウレンも同時に咲いてます。
フクジュソウは鳥海山麓にも多いですが、多くは雪深い内陸部なので
咲くのは四月中下旬になると思います。