塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

引き分け、サッカーの持つ異質の処置

2012-08-25 01:35:57 | 日記
 プロ野球ファンの方が

 「日本も大リーグのように、勝負がつくまで試合をしたらどうか?
  引き分けが嵩むよりずっといいよ。」

 と呟くのを見ると、サッカーの異質さが窺えます。

 サッカーは勝ちと負けの他に、堂々と「引き分け」が存在し僕たちは
それが普通だと認識しています。

 他の競技から見れば、勝敗の付かない結果は受け入れがたいと思うのは
当然なのですが。

 これはサッカーが

 「勝ち点を積み重ねてゆくことで、リーグ王者を決定する。」

 という、これもある意味異質は存在に依存しているためです。

 NBAやNFLのような他の競技のリーグ戦は、当然勝敗のみが存在
し、勝ち点も引き分けもありません。

 ただ現代サッカーを踏まえますと、引き分けの存在が

 1・昇格と降格に大きく関わる
 2・延長戦を戦う必要が無く、選手の体力を温存できる
 3・もし敵地で引き分けが可能ならば、それでも構わない

 という、サッカーの魅力を引き立てている側面もあるのです。

 引き分け狙いのサッカーは確かにつまらないものですが、退場者や
負傷者が出た場合の

 「応急処置」

 の意味合いがあることも忘れてはいけません。
コメント
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