塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

苦役列車を読んで感じた事

2012-08-25 20:55:40 | 日記
 長野から帰る電車の中で、西村賢太氏の「苦役列車」の文庫本を読んで
きました。

 普段僕は小説、特に「私小説」と呼ばれる作品を読む機会は少ないの
ですが、この本は冒頭からひきずりこまれ、そのまま乗り過ごしてしまい
そうでした。

 苦役列車の主人公北町貫多は、日給5500円を得るために、日雇い
の仕事に出るか否かで毎朝悩みます。

 彼は中卒で両親と別居しているのです。

 ですので僕は両親が真っ当に働いてくれたからこそ、今生きていけると痛感
しましたね。

 その一方で南米のサッカー選手達が

 「プロになって両親を楽させてやる。」

 という強い気持ちを抱くのも、当然の成り行きなのだな、と感じたことも確
かです。

 サッカー選手として大成するには、技術と体力だけでなく、学校の勉強
も放棄してはならないと言います。

 でもプロで名を馳せた選手は案外勉強嫌いが多く、教室でじっとして
いられないという話を良く聞きます。

 「僕は一刻も早くプロテストに受からなければいけないんだ!!」

 そんな逸る気持ちが、学校で学ぶことを退屈にさせたのかもしれません。
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親子で過ごす至福の時

2012-08-25 20:49:23 | 日記
 結論から言えば、合コンの結果は芳しくありませんでした。

 人生36年歩んできた中で、男女の仲をおざなりにしてきた僕が
そう簡単に成功するはずがないのです。

 日本代表もワールドカップ出場までは幾度となく煮え湯を飲んで
きたわけですし、また機会があれば参加したいと思います。

 ちなみに自己アピールで

 「長野パルセイロを応援しています。」

 と伝えると、観戦経験は無いが存在は知っているという形でした。

 「今の時期、陽射しが強いので幹線は大変です。」
 「敵地まで熱心に応援にでかける方も沢山いますよ。」

 などと、幾らかトークの材料になったことは、ある意味収穫だった
と言えます。

 親子で南長野にでかけるのは、やはり大変なんですね。

 お子さんは試合に飽きてしまいますし、おやつやジュースをねだり
ますからお金はどんどん財布から消えていきます。
 
 また子供の安全を護ることは、親の義務でもありますから。

 でも、お金の問題を抜きにすれば、かけがえの無い時間を共有してい
る事は間違いありません。

 近い将来

 「僕は両親とともに応援に来て、今は自分が子供を引率しています。」

 そういう会話が成立するのも、南長野においてまもなく到来するはず
です。
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海外で試合をするか否か

2012-08-25 11:52:58 | 日記
 近年サッカーに限らず多くの競技が、国内市場から国外市場への
参入を求めています。

 Jリーグがタイ・プレミアリーグと提携したのはその一環と言え
ます。

 そして現地のファン拡大を更に求めますと

 「リーグ戦、カップ戦の開催」

 という形となり、クラブと選手には移動の負担とレセプション参加と
いう、意味の無い負担が課せられます。

 先日北京で行われたユヴェントス対ナポリのスーパーカップがその代表
例ですね。

 以前プレミアリーグがアジア市場の拡大を目指し、
 
 「リーグ戦を海外で行う。」

 という案を提出するも、クラブとファンから猛烈な反発をくらい、頓挫
した事がありました。

 開幕前のスーパーカップならまだしも、リーグ戦を海外で行うことは当然

 1・地元ファンとスポンサー
 2・シーズンチケットホルダー

 を無視する形になり、お金に目がくらんだと批判されても致し方ありま
せん。

 やはり、リーグ戦はその国の中で行われてこそ真っ当だと言えますし、
海外のファンもまず地元のリーグを尊重すべきだと感じます。

 日本でも大リーグの公式戦が行われていますが、それはサッカーと比較
して試合数が多いことがあると思います。

 サッカーのホームゲームは本当に貴重ですし、皆が楽しみにしています
から。
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リバプールの新布陣を考える

2012-08-25 01:50:03 | 日記
 選手にとってはた迷惑な移籍話でも、ファンにはお目当ての選手を
空想して楽しむ権利があります。

 もし僕がリバプールファンならば

 「シャヒンと本田が移籍したならば、中盤の補強は大成功だ。」

 と空想しますね。

 日本代表とCSKAモスクワのいずれを見てもわかるように、本田の
存在は中盤の構成力を劇的に向上させます。

 リバプールは4-3-3を基本布陣に置いていますが、仮に本田が
馴れ親しんでいる4-2-3-1を導入したならば

 2の位置でシャヒンとジェラード
 1の位置で本田
 1トップにスアレス

 という布陣が可能だと思います。

 他にもMFにはダウニングにアダム、ルーカスと駒は揃っており、移籍
したカイトの痛手はさほどでもないように思います。

 ただ3トップですと、やはりキャロルの置き場所が確保できません。

 シャヒンはアーセナル移籍が近づいているようですし、リバプールの場合
は新戦力獲得よりも
 
 「余剰人員の整理」
 
 を優先した方が良さそうです。
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引き分け、サッカーの持つ異質の処置(2)

2012-08-25 01:42:02 | 日記
 例えばキャプテン翼の中学生編で、東邦と南葛は4-4の引き分け
という形で熱闘を終えます。

 高橋先生は、どちらを勝たすべきか相当悩んだ上にこの結果を選ん
だと聞きました。

 ですから先生は

 「サッカーに引き分けがあって良かった!」

 と思ったに違いありません。

 これはあくまで漫画の上の話ですが、両者がお互い攻撃しあっての
引き分けは爽やかな光景です。

 サッカーでは守備戦術の発達により、ゴールが減少した結果、その
打開策として

 「勝ち点2から3への変更」

 が決定され、現代に至っています。

 またFIFAでは

 「延長戦に限って4人目の選手交代を認めてはどうか?」

 という提案もなされており、これが実現すれば引き分け狙いの戦術
よりも、より勝利に近い戦術が生まれるかもしれません。

 引き分けでも勝ち点1を着実に積み上げていけば、残留が近づくのは
当然ですが、その一方でファンの鬱憤が溜まるのも確かですが。
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