goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロ・レディース、その存在のすばらしさ

2016-06-11 22:21:26 | 日記
 パルセイロファンが

 「トップは物足りない、レディースは満ち溢れち得る」
 
 と顧みるのには理由があります。

 指摘されているように、トップは得点が非常に少ない上に内容も芳しくない、簡単に言えば「もどかしい」わけです。

 一方で女子は

 ファンが皆、本田さんの手腕を讃えている
 横山だけでなく、選手皆がハードワークしていることがよくわかる
 従って敗れても批判の声が一切挙がらない

 という点が大きいと思います。

 また、彼女たちが僕たちのことを尊重してくれている、という気持ちがよく伝わってきます。

 よく座席吹きのボランティアに参加した方が

 「選手がありがとうございます、と声をかけてくれて感激」
 「これで一週間、また仕事を頑張れます」

 と嬉しい声をあげています。

 今日の試合終了後、ゴール裏でラインダンスをした後、選手、そして運営の皆さんがタオル・マフラー

 「南長野に集いし者よ」

 を持ち、「南長野に集う仲間よ、声の限り歌おう勝利のために」と歌い始めたんですよ。

 当然ゴール裏は大合唱で、お互いを讃えあいました。

 こんな素敵な空間を体験したら、誰だって声を枯らして応援する!という気持ちになりますよ。

 例えば横山だって体調がすぐれない日、悩んで眠りが浅い日があるはずです。

 そんな時こそ、ファンが

 「大丈夫!大丈夫!」

 と鼓舞してやったらよいと思うのです。

 今長野では、確実にパルセイロ・レディースと地域の間に絶妙な関係が見られていますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横山よ、あなたは一体どこへ行く?

2016-06-11 19:11:05 | 日記
 もう唸る思いでしたね。

 試合内容は正直褒められるものではないと思います。

 しかし結果は横山のハット・トリックで3-1の勝利という結果に終わり、スタンドからは試合後大きな拍手が巻き起こりました。

 個人で打開するという力量を、横山はまざまざと見せつけているわけですが、何だかJリーグ創世記のヴェルディとカズを連想させます。

 1993年当時

 「カズとヴェルディ走っている」
 「あの緑のジャージでしょう」

 というように、Jリーグと言えばカズ、カズと言えばJリーグ、という連想ゲームは間違いなく存在しました。

 カズは紛れもないリーグの先導者であり、その後

 ミランが主催するクリスマス・スターズで世界選抜の一員に
 代表でも確固たる地位を得る
 その後、ジェノアに移籍

 というように、カズを軸に展開する日本サッカーは、多くのファンを獲得するに至りました。

 いま、なでしこと言えば横山、パルセイロ・レディースと言えば横山、という連想ゲームは間違いなく生まれています。

 横山に対して、僕がクラブのお偉いさんならば

 「将来、君は海外に移籍するだろうが、それは長野ですべてやり終えてからにしてほしい」
 「それまでは報酬を含む環境、完璧に与えるから心配するな」

 と声をかけたいところです。

 ちなみに今日の試合前、本田さんのコールのところで大歓声が沸き起こりました。

 それも当然ですすし、パルセイロ・ファンならば

 「監督と横山にはいくらでも高い給料払っていいよ」

 と考えているはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イブラヒモビッチ、移籍先はどこになる?

2016-06-11 07:06:27 | 日記
 今日は6月11日。

 イブラが移籍先を明言すると語った7日からすでに4日が経過していますが、ライオラも含めて何も声明がありません。

 一説では契約を詰めている、ボーナスの設定など細かい部分での内容確認が終えていないのではないか、という声があります。

 僕はミランへの復帰はなく、予定通りにユナイテッドに移籍すると考えていましたが、もしかしたらミランへ移籍するのでしょうか。

 単純に考えて、ミランよりもユナイテッドの方がチャンピオンズ・リーグ優勝は近道でしょう。

 ブロッキという駆け出しの指揮官よりも、モウリーニョという過去に師事した指揮官ならば尚更ですよね。

 一方で彼はこうも考えているのかもしれません。

 1・自分がミランに移籍することで新しいスポンサーが付く
 2・2015年売却がうわさされた、タイの実業家「ミスター・ビー」へのクラブ売却促進
 3・自分の移籍でより多くの戦力が加わる事

 つまり、イブラの移籍が

 「滞るミランそのものもクラブ強化」

 に繋がる。

 言い換えれば、今まで在籍したクラブでもっとも心身が充実した時期を再興する、というわけです。

 イブラヒモビッチが加入すれば、バロテッリはセンターフォワードから外れますが、彼を思い切って残留させることで、望外ともいえる攻撃力を手にできるかもしれませんね。

 ただ、彼が望むであろう給料の捻出は難しいでしょうし、やはり移籍市場での立ち回りは重要です。

 しかしお得意のローコストは、ファンの間で飽き飽きの状況ですから、その点はかなり厳しいのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セビージャ、清武の獲得を発表する

2016-06-11 06:50:15 | 日記
 企業人事で言えば出世となりました。

 清武がセビージャの一員となったことが明るみになりましたが、彼自身は葛藤もあったと思います。

 清武はブンデスリーガ移籍後、ニュルンベルクでもハノーファーでもクラブが2部降格となったことを目撃しています。

 サッカー選手はクラブという「組織」の中で、自分を精一杯表現する「個人事業主」という、ある種の矛盾した存在です。

 ですから、主力であればあるほど、降格した場合の責務に悩まされ、同時に

 「1部であるウチにこないか」
 「確かに降格した責任を背負う必要はあるが、それは君一人が背負うべきものではない」

 という声に心揺れるわけです。

 ちなみに、古巣のセレッソもJ2で2年目という事実は皮肉と言えそうですが。

 セビージャは現在ヨーロッパ・リーグ3連覇という形に沸いている一方で

 1・遂にモンチ氏が退団するのではないか
 2・ウナイ・エメリの後任人事
 3・2015-16シーズンは、敵地で1勝もできなかった

 という3点が懸念材料と言えます。

 清武は少なくとも中盤の構成力向上を求められますし、就任がうわさされるリュディ・ガルシアとは、フランス語、もしくはスペイン語で話す必要があり、サッカーだけを考えるわけにもいきません。

 セビージャは「龍時」でも描写されたベティス都のダービーが、常に白熱の戦いになります。

 日本人選手がここまで白熱するダービーに参戦することはめったにありません。

 是非、その戦いの中軸にいてほしいものです。

 過去、オールド・ファームで中村俊輔がゴールを決めた際、スコットランドでも日本でも話題になったように
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欧州サッカーで100億円は価値があるのか

2016-06-11 01:07:59 | 日記
 最近の欧州サッカーは空恐ろしいことに、100億円という移籍金ですら「はした金」になりつつあります。

 例えばリバプールがイグアインを獲得したいと希望した、とします。

 これは

 1・クロップが考えるセンターフォワードの条件に、バロテッリとベンテケが合致しないこと
 2・イグアインはクロップの考えに合致するために、獲得を要望する

 という2点があるためですが、ナポリの条件は100億円でも足りないでしょうし、リバプールの足元を必ず見てくるでしょうね。

 クロップには当然

 「プレミアシップに移行してからの初めてのプレミア優勝」
 「過去の栄光だけを振りかえる現状からの脱却」

 というファンの願いをかなえる必要があります。

 クロップはべンテケやバロテッリのように、構えるセンターフォワードよりも、イグアインのように機動力があり、同時にポストにも長けた選手がほしいのでしょう。

 つまり、コウチーニョがイグアインが作ったオープンスペースに走りこむ、ジョーダン・ヘンダーソンからのパスをスターリッジが折り返し、そのボールにイグアインが合わせる。

 というような形を想起していると考えられます。

 事実、どちらも準優勝でしたが、リーグ・カップとヨーロッパリーグでの戦いは、リバプールが力を秘めていることを意味しています。

 リバプールが共和制の下で移籍を進めてゆくことは有名ですが、イグアインがフィットするかどうかの未知数で、やはり100億以上の資金を用意することは難しいように思います。

 大リーグではワシントンのブライス・ハーパーのように

 「複数年で500億円」

 という提示が現実になると囁かれています。

 ナショナル・リーグのMVPである彼に対しての正当が評価という声もあるでしょうし、サッカー同様に天井知らずを危惧する声もあるはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする