塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

欧州におけるトップ・オブ・トップ

2016-06-01 01:26:23 | 日記
 ヘンリク・ムヒタリアンとオーバメヤンというドルトムントの中軸2選手が、契約を更新するかしないかで注目を集めています。

 前者はすでにドルトムントに残留する気はない様子で、僕は案外香川と清武がドルトムントの中盤を、マルコ・ロイスと奏でることができれば、それは凄い事ではないか。

 と勝手に想像しています。

 クラブのユニットが代表に利益をもたらす

 事は過去にいくつもの事例がありますから。

 こうしてみますと、資金、人材、スポンサーはトップ・オブ・トップのクラブ、過去のG14のような本当に限られたところに吸い寄せられている印象があります。

 ゴンザロ・イグアインが

 「ユルゲン・クロップと共に戦いたい」

 と発言したそうですが、資金で対抗できないならば、戦術や話術で選手を鼓舞できる指揮官、低予算でクラブを飛躍させるSDの存在も大きくなります。

 この点に関しては

 1・セビージャから遂にモンチSDが移籍するのではないか
 2・ベルギー代表のベンテケは、移籍を直訴するのか

 という2点に関心が集まります。

 ムヒタリアンが移籍を希望するのは、ドルトムントがトップ・オブ・トップで無い為かもしれませんが、バイエルンやシティではシャフタルとドルトムントで主役を担ってきたことから一転

 カップ戦要員としての位置づけ
 ベンチが定位置

 に陥るかもしれません。

 それでも移籍し、優勝したいというのが選手という生き物なのでしょうが、僕個人ならば給料泥棒と叱責されれば、そのとたんに頭を抱えているでしょうが。
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今、パルセイロにかけている要素

2016-06-01 01:12:52 | 日記
 パルセイロ・レディースと対戦するクラブは、当然横山を封じることで自分たちにリズムを得ようとします。

 抑えようとするも、彼女のドリブルの切れ、反転の巧みさなど、トラップからシュート、トラップからドリブルへの状況判断も素晴らしいことで、思うようにいかないのも実情です。

 その相乗効果、つまり横山に相手のプレスが集中するため、泊や斎藤がフリーマンになるという恩恵があります。

 つまり、パルセイロにとって横山は

 「絶対的な個」

 として認知されているわけです。

 極論ですが

 レアルで言えばロナウド
 バルサで言えばメッシ

 のようなものでしょうか。

 パルセイロは今、この絶対的な個がいません。

 従って戦術の中核を誰に託すべきか、三浦監督も様子見をしていたのでしょうが、様子見が長く尾を引いているという塩梅なのかもしれません。

 2013年のJFL優勝は、確かに

 「前任者である薩川さんの遺産が大きい」
 「籾谷や栗原など、地域リーグ時代から奮闘してきた選手たちの存在」

 も大きかったと言えます。

 でもそこには、主将の宇野沢がいた、言い換えれば絶対的な個があったからこそ、美濃部さんも思い切った策が打てた、ように思うのです。

 今、ファンの多くが平岡をもっと使ってほしいと願っています。

 こうしてみると、昨年の井上と吉田の移籍が、パルセイロの下からの突き上げを削いでしまったように思えて残念です。
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