塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

山口蛍、今夏の決断はいかに

2016-06-14 23:17:00 | 日記
 ハノーファーは降格クラブですから、主力の引き抜きが顕著となりました。

 セレッソがわずか半年で山口蛍を買い戻す動きがあるようですが、正直、どう判断すべきかわかりません。

 ハリルホジッチ氏は山口に、2部でもよいからドイツにいろ!と発破をかけたそうですが、もしセレッソがJ1でしたら、この発言があったでしょうか?

 言い換えれば

 「ドイツでは2部でもJ2よりも学ぶことがあるはずだ」
 「言い換えればJ2では、戦術、メンタル、フィジカルなど多くの強化が望めない」

 という意味になります。

 セレッソは柿谷も買い戻しましたし、これは当然戦力とみなしているだけでなく

 「ファンが声援を送りたいと思う選手を増やしたい」
 「観客動員を減少させないための策」

 という意味もあるでしょう。

 何故ならば山口は現在負傷中ですから、仮にセレッソに復帰したとしても、すぐに戦列に加わることはありません。

 ハノーファーでは6試合に出場したのですが、これは

 「彼が入るクラブを誤ったのか?」
 「クラブがもっと短時間で馴染めると考えたのか?」

 を考えてみなくてはなりません。

 清武と酒井が山口を助けると考えたのは確かでしょうし、1860ミュンヘンからケルンに移籍した大迫のように、クラブに日本人選手は一人、というのがむしろ通例ではありますが。

 ハノーファーが山口を戦力としてみなしているかはわかりませんが、彼にとっては難しい決断になります。
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2年前の今日、僕らは彼の名前を知る事になった

2016-06-14 23:04:09 | 日記
 皆さんは6月14日という日付から、何を連想しますか?

 中には誕生日という方もいるでしょうし、結婚記念日のような節目の日で祝杯をあげる、という方もいるでしょうか。

 僕個人は

 「セルジュ・オーリエ」

 という言葉が真っ先に浮かびます。

 2年前の今日、わが日本代表は2分の間に失点2を献上し、ワールドカップ初戦の対コートジボワール戦を落とします。

 この得点をアシストしたのは当時リーグ1のトゥールーズに在籍していたセルジュ・オーリエであり、彼はその後PSGに移籍して国内タイトルを総なめにします。

 ナンバーがワールドカップの前に刊行した

 「イビチャ・オシム 日本サッカーに告ぐ」

 の冒頭では、彼がコロンビアとギリシャを含む対戦国を分析していますが、あれから2年、日本代表の勢いは完全に削がれています。

 最新ロングインタビュー

 「野心を持って驚きを作り出せ」

 から始まり、2011年のアジアカップでの優勝、2012年のフランスとブラジルとの連戦、2013年はコンフェデ杯とオランダ、ベルギーとの善戦を振り返るわけですが、もし仮にですよ

 「コートジボワール戦に1-0で勝利」

 していたら、

 日本代表の未来
 ゴールを奪った本田の未来

 は変わっていたでしょうか?

 PSGは近年、フランス代表のジャレ、オランダ代表のファン・デル・ヴィル、そしてオーリエとライト・フルバックを獲得してきましたが、思うような形にはなりませんでした。

 今夏はここに資金注入するはずですが、あおれから2年の月日がたち、オーリエの周辺にも変化があります。
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