塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

御三家以外と契約する国々を見て

2016-06-15 01:27:11 | 日記
 アイスランドがエレア、アイルランドがアンブロ、ブルガリア代表がホマ。

 日本代表と戦った、もしくはユーロに参戦している国が、御三家でないブランドと契約する姿をみると、何だか安心しますね。

 御三家(アディダス、プーマ、ナイキ)以外でもブランドはあるわけですし、単純に皆が同じブランドと契約しても面白くない、という勝手な解釈ですが、皆さんはどのような印象でしょうか?

 2014年、コスタリカ旋風でロットのジャージ生産が追い付かないことが話題になりましたが、この事例にあるような

 「隙間を縫う契約」

 は存在すると思います。

 古い話で恐縮ですが

 1994年 カメルーン代表はマイター
 2010年 チリ代表がブルックス
 1998年 日本代表はアシックス

 というように、スポンサーが金額の提示や強化策はもちろんですが、そこに情熱を込められていることは当然です。

 御三家は当然金額をはずむ一方で、ブラジルとナイキの間に噂される

 1998年のロナウドが受けた重圧
 前年におけるワールド・ツアー

 というように、お金をこれだけ提供するのだから、俺たちのいうことを聞け、という形はどんなに否定しても存在するのかもしれません。

 金銭的なメリットも確かに大事ですが

 本当に長い付き合いをしたい
 サッカーを軸に、その国の未来を明るくしたい

 と思えるブランドと出会うことこそ、一番大切ではないでしょうか。
 
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パイエの移籍金高騰に見るクラブの懐事情

2016-06-15 01:07:45 | 日記
 ルーマニア戦のゴールが要因となり、ディミトリー・パイエの市場価値が90億円にまで上昇したと言います。

 落ち着いた方が良いでしょう。

 ウエスト・ハムが彼を売却するかどうかはまだ未知数ですし、彼らは遂に新スタジアムで戦う形になります。

 クラブとしてもスポンサーであるアンブロにしても、スタジアム初年度は素晴らしい結果と内容を欲しいはずですし、パイエの売却は無いと僕は思います。

 うがったですが、彼は確かに良い選手なのでしょう。

 一方で

 1・メッシやロナウドのように、完全なる「違い」が生み出せるとは限らない
 2・過去のバロンドール受賞者のように、彼らがいなければサッカーの歴史は違った、という類の資質は無い
 3・ウエストハムには失礼だが、彼らはレアルでもなければ、バイエルンでもない

 という点を忘れてはいけません。

 クラブは選手の給料を抑えたいと思うものです。

 ならば、並の選手に高額報酬を支払っては難しくなります。

 日本では天丼、うな重、寿司には「松竹梅」があり、とんかつだってヒレ肉、ロース肉という部位で価格が違いますよね。

 これら食材と同様で

 鮑やキャビアのような、珍重される素材、サッカーで言えばバロンドールを受賞しても不思議でない選手と、それ以外の選手、駆け出しの選手に序列があるのは当然です。

 ですから、代理人のいうことを当然鵜呑みにしないことも事実ですが、セビージャのモンチ氏のように、真贋を持つSDが今後は不可欠になります。
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