塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブランドの開発ストーリーに身をゆだねて

2018-05-06 00:26:55 | 日記
 ナイキがマーキュリアルやマジスタのように、選手の特性やポジション別にスパイクを開発、デザインしているルーツは、十八番のバッシュにあると思います。

 ナイキは1984年にマイケル・ジョーダンを契約し、「エアー・ジョーダン」を開発して以降
 
 ポイントガードのような身軽な選手には「エア・フライト」
 センターやパワー・フォワードのように大柄な選手には「エアー・フォース」

 というように、軽さ、機能、デザインを変更することで選手の支持を集めました。

 この手法が他のブランドも取り入れ、コンバースがパワー系の広告塔にラリー・ジョンソン、ガード系の広告塔にケヴィン・ジョンソンを指名したことはその代名詞と言えるでしょう。

 一方、5月2日の日刊スポーツに面白い記事を見つけました。

 ミズノがレビュラを開発したのは、選手のポジションや特性に配慮するよりも

 「全方位で選手を支援するため」

 と言うのです。

 僕はこの記事は車のエンジンオイル交換時に待合室でさっと読んだだけなのですが、ようやくしますと

 ミズノには岡崎のようなFWの選手もいれば、吉田のようなDFの選手もいます。
 岡崎のように、相手守備陣と駆け引きをする選手には一瞬の瞬発力が求められるが、それは獰猛なFWと対峙する吉田も同様に求める機能である。

 つまり、FWが求める機能がDFに、DFが欲しい機能は実はFWにも必要である

 というこれまでにはない視点でミズノは開発に取り掛かったというわけです。

 アディダスが包帯(バンデージ)から発想を得たネメシズ
 ディアドラがインソールの蒸れを解消することに着眼点を置いたネット・ブレイシング・システム

 など、ブランドによって異なる開発コンセプトを知ることは、サッカー好きの好奇心を奏でるということが、改めて理解出来た次第です。
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冠スポンサーにマイナスの事例が起きたならば

2018-05-06 00:10:01 | 日記
 僕は服だろうが車だろうが、誰かに所有物を貸し出して見返りを求める「シェアビジネス」に関心がありません。

 今、シェアビジネスは仮想通貨で被害にあう方が急増していますが、これが市場が成熟していないためなのか、それとも僕のように無知である方が得策なのか、判断はしかねますが。

 そのシェアハウスの投資に関して、静岡県沼津市にある「スルガ銀行」において、投資の資料改ざんがいくつも発見されたと、朝日新聞デジタルが報じています。

 僕が注目したのは、投資でもなく資料改ざん問題の嫌疑でもなく

 「スルガバンク・カップ」

 についてです。

 スルガバンク・カップは毎年夏に開催され、ルヴァン・カップとコパ・スダメリカーナ優勝クラブが日本で対戦する稀有な存在と言えます。

 FIFAはすでに

 1・コンフェデレーションズ・カップは2017年大会をもって終了
 2・クラブ・ワールドカップも毎年開催を変更し、スーパー・クラブ・ワールドカップの開催を検討

 というように、Jクラブと日本代表がが公式戦で海外の強豪と戦える機会が減少する方向にあります。

 ですから今回の事案、つまりスルガ銀行という冠が掲げられている以上、大会開催が困難にならなければよいな、と感じた次第です。

 昨年、レッズがアル・ジャジーラに敗戦し、レアル・マドリードとの対戦を逃してしまいました。

 仮に今季のチャンピオンズ・リーグでアントラーズが優勝すれば、そのレアルかリバプールという名門を戦える機会に恵まれるかもしれませんが、リーグの順位を考えると難しい側面があります。

 スルガ銀行は不正に関与していないと釈明していますが、どの方向に事件は向かうでしょうか。
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