塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手たちが優雅に見える背後の中で

2018-05-07 19:22:10 | 日記
 白鳥は一見優雅に見えますが、水面下では物凄く足をばたつかせていますよね。

 同様に、一見すると高給取りで有名人でもあるプロサッカー選手も優雅のように見えますが、怪我、解雇、監督との折り合いなど優雅とは程遠い場面も数多くあります。

 選手は移籍でより多くの報酬を得てゆくものです。
 
 しかし、実際はそうたやすいことではありません。

 その国にはその国のルールがあり、例えばイスラム教徒た多数派の国では

 1・赤十字の旗はダメ、これは救急車にもいえることですが、キリスト教徒、十字軍を連想させるための処置
 2・子供の頭をなでることは比例である

 というように、移籍先の習慣を知らねばなりません。

 選手は移動する生き物です。

 イタリアのようにプロの歴史が長くとも、基本はバスで移動という国では、広大な国土を持つブラジルほどではないにせよ、いかに疲労を軽減できるかが問われます。

 デニス・ベルカンプが飛行機に乗らないことで選手生命を伸ばしたように、飛行機移動で危ない目に遭遇する可能性もゼロではありません。

 事実、シャペコエンセの墜落事故のように、痛ましい報道と正面から向き合わねばならない事例は過去にもありません。

 トリノのファンからすれば「スペルガの悲劇」
 ユナイテッドのファンからすれば1958年、ミュンヘンでの事故

 は忘れようがありません。

 選手たちは移動、習慣、睡眠など多くの点をアジャストメントしながら日々を過ごしていることを忘れてはなりません。

 僕のように毎日布団で寝ている人間が、明日からベッドで寝なさいと言われても困るように、選手たちが華麗に見える背後には地道な努力があります。
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ヴェンゲル、遂にエミレーツ最終戦を迎えて

2018-05-07 14:53:19 | 日記
 バーンリーを迎えたホーム最終戦、退陣を表明しているヴェンゲルがファンに挨拶をする光景が、様々な媒体で確認できます。

 ヴェンゲルはスピーチの中で

 (僕は全く知らなかったのですが)、脳出血に見舞われたアレックス・ファーガソンの体調を気遣う
 私はいつだってアーセナルのファンであつ

 事を語り、ネクタイをせがんだお子さんにネクタイをプレゼントしたことなどが確認できます。

 (フットボール・チャンネル、フットボール・ウエブマガジンを参照)

 ユナイテッドのファンとしては当然、ファーガソンの体調が気がかりでしょうし、何より来季の選手補強や更に過酷となるプレミア・リーグの優勝奪還など考えることは多いと思います。

 一方でアーセナルも、ユナイテッド同様に

 新しい時代の幕開けと、すべてに希望が持てるわけではない
 ミケル・アルテタは聡明と評判だが、我々もユナイテッドのように監督問題が尾を引きかねない

 と考えているのではないでしょうか。

 スポンサーに関しても、プーマとの現行契約からナイキ、アディダスのいずれかに変更になる予定すらあり、サンティ・カソルラの容体も気がかりですよね。

 ハイバリーよりもエミレーツの方が最新鋭であることは確かなのですが、一方で観戦料金が高くファンの熱狂度も過去ほどではないと指摘があります。

 それはFAカップの優勝で無冠は避けられても、肝心のプレミアでチェルシーとシティの方が躍進している事もあるのでしょう。

 案外今季でヴェンゲルだけでなく、プーマ製のジャージも見納めと言う可能性は何となくですが、高い気がします。
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神の子、来日の可能性あり

2018-05-07 14:33:32 | 日記
 サガン鳥栖は地方クラブでありながら、様々な試みを行っています。

 1・藤井フミヤさんが歌うCMソングを制作
 2・ベスト・アメニティ・スタジアムとマスコットのウイントス
 3・ユヴェントスとのタイアップ

 などが具体例なのですが、前線にコロンビア代表として2014年ワールドカップに参戦したヴィクトル・イバルボをカリアリから獲得したことでも話題を集めました。

 そんな彼らが

 「フェルナンド・トーレス獲得を狙う」

 という驚きを提供しつつあります。

 僕はサガンの中軸、高橋秀人も原川力も日本代表に召集されてもおかしくはないと思っていますし、セレッソの前線を杉本と共に担う水沼も、根幹はサガン時代に鍛えられたと感じます。

 トーレスはキャプテン翼が大好きで、幼少期にはGKを務めていたとのこと。

 アトレティコ・マドリード退団後のプランが、J1かMLSへの移籍という2択のようで、「神の子」と称えらた彼がサガンを移籍先に選ぶことは、奇想天外ではないようです。

 ヴェルディが最後までトッティ獲得を諦めなかったように、今でも有名外国籍選手は集客面でなく

 1・メディアが俄然注目する
 2・トッティやトーレスならば、育成の視点でクラブに助言ができる
 3・単純に来日が話題となり、ビジターの観客動員も期待

 という効果はあるでしょう。

 トッティはモンチSDのサポート役としてローマに留まりましたが、トーレスの移籍が起点となり、サガン鳥栖がアトレティコとの縁がうまれるかもしれません。

 スポンサーのサイゲームスは既にユヴェントスを支援しており、案外ワンダやナイキと同様にアトレティコの支援を検討しているのでしょうか。
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アイルランド、鮮やかな深緑の中で自らを鼓舞する

2018-05-07 01:29:43 | 日記
 先日、新潮文庫の一冊、「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」を買いなおしました。

 村上春樹さンのエッセイは非常に読みやすく、何より脳裏にその光景が浮かびやすいことが特徴と感じます。

 この本、過去所有していたのですが手放してしまい、買いなおしたのですが買いなおしてよかったと思います。

 このエッセイは村上さんがスコットランドとアイルランドのウヰスキー蒸留所やパブを訪問した様子を綴っており、何より掲載されている写真がどれも奇麗なことが特徴です。

 前半はスコットランド、後半はアイルランドを旅して感じたことを綴っているのですが、村上さん自身も言及している

 「アイルランドが持つ緑の美しさ」

 は特筆ものです。

 アイルランド代表のジャージは当然緑なわけですが、故郷を象徴する色の中でも、このアイルランドが持つ深緑は誰もが納得する光景と言えます。

 イタリア代表のアズーリが地中海ブルーからきているように、故郷の象徴と特色を見事に反映されたジャージは、対戦国のファンから見てもあっぱれと思うのではないでしょうか。

 アンブロだろうがニューバランスだろうが、スポンサーは

 誰もが認める深緑でアイルランドを支援すること

 を忠実に守らねばなりません。

 ですから、度々日本代表の青に関して

 日の丸のように白と赤を採用すればよいのに
 どうして青何だろうか

 と疑問の声が挙がることももっとも、のように思えます。

 アシックス契約時の一時期のも、赤ジャージを採用したことがある日本代表ですが、この配色はある意味「トリビア」として認知されているに過ぎない気がします。

 一方でワールドカップにおけるジャージの配色、改めて注目すべきとも感じた次第です。
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