塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中国代表の現状を顧みて

2021-09-04 21:13:00 | 日記
 日本代表と韓国代表は、いずれも2000年代初頭から選手の欧州クラブ移籍が本格化します。

 韓国代表ですとソル・ギヒョン
 日本代表ですと小野伸二

 がその代表格でしょうか。

 ただ、この時期中国代表も日韓両国のように、選手の海外移籍が目立つ展開でした。

 マンチェスター・シティに在籍したシャオ・ジャアイ、ペルージャに移籍したマ・ミンユー、そして現在中国代表の指揮官であるリー・ティエはエバートンで活躍しましたね。

 日韓がこれだけ欧州クラブに選手を送り込み、中国代表がそういかなかったのか、明確な理由は一概には言えないのでしょうが。2010年代は明らかに中国市場が目立つ時期でした。

 中国代表の選手たちが諸外国へ旅立つのではなく

 中国スーパーリーグが率先して選手を獲得する
 広州広恒はAFCチャンピオンズ・リーグで大きな存在感を放つ
 マルチェロ・リッピは欧州とアジア、二つの異なる大陸で王者に輝く

 というように、外国籍選手の豊富さが中国代表選手たちの成長を促すと思われましたが、実際はそうはいかなかったようです。

 大迫勇也がケルン時代にコンビを組んだフランス人のアンソニー・モデスト。

 大きな報酬を得られるはずが、すぐに帰国を希望するなど外国籍、とりわけ欧州の選手たちからすると、「何かが」異なった、違和感が募る環境だったのでしょう。

 現在中国代表で海外リーグに在籍するのは、スペイン2部エスパニョールのウー・レイただ一人とあり、現地メディアは圧倒的に欧州リーグに在籍する選手で構成する日本を羨む傾向にある様子です。

 ただ、オマーン戦を見てもわかるように、海外で積んだ経験値も体力とメンタル、共通認識が無ければ何も得ることができないという現実もあります。

 中国は5-4-1を敷くという声もありますが、実際は中立地ということもありどうなることになるでしょうか。
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イブラヒモビッチ、新たなデザインのスパイクを履く

2021-09-04 20:49:50 | 日記
 マイケル・ジョーダンの背番号23はとりわけ有名ですが、バッシュでは選手専用バッシュに背番号が刺しゅうされる事は珍しくありません。

 45歳である僕の世代ならば

 リーボック アレン・アイバーソン 背番号3
 リーボック シャキール・オニール 背番号32
 ナイキ チャールズ・バークリー 背番号34
 コンバース デニス・ロドマン 背番号91
 ラリー・ジョンソン 背番号2

 靴に背番号を刺しゅうするだけで、靴の印象は大きく変化しますし、ファンの購買意欲を感化させる効果がある上に、当然選手も与えられた特別感に満足するという、まさに両得の形です。

 サッカー・スパイクでは背番号や選手名が刻印される事例は、バッシュ程ではありません。

 ナイキの「ティエンポ・ロナウジーニョ」
 アシックスの「ウルトラレッツア」

 など、今後はこれらを参考により多角的な展開が成されていくように思います。

 40歳を超えた現在でも、素晴らしい肉体美とセンスを誇るのが、ミラン在籍のイブラヒモビッチです。

 その彼が「ズラタン」「スウエーデン国旗」が施されたナイキ・スパイクを着用していると、専門サイト「0014のブログ」が紹介しています。

 本文にもあるように、イブラヒモビッチほどの名手でも、近年はナイキ、アディダス、プーマにディアドラと、ブランドを勝手に試している状況です。

 僕個人はディアドラと本契約すれば

 フランチェスコ・トッティ以来の大型契約
 ディアドラが復権する切り札になり得る

 と思っていたのですがね。

 プーマを愛用していたのは、ミランのスポンサーがプーマだった点が大きいと言えますし、最終的にはアディダスかナイキかの選択でナイキにしたのかもしれません。

 詳しい詳細はサイトを見ていただくとして、やはりサッカーでもバスケットでも靴を眺める楽しみは格別だと言えますよ。
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日本代表、選手選考にもっと幅を持たせてみては

2021-09-04 20:30:53 | 日記
 一昨日発売のワールド・サッカーダイジェスト。

 巻頭特集は移籍したレオ・メッシとパリ・サンジェルマンでしたが、僕が一番目を惹いたのは欧州における日本人選手マップです。

 ベルギー、ドイツを軸にかつてないほど多くの選手が、本場である欧州で奮闘していることが改めてわかりましたし、もし森保監督が欧州リーグの選手たちを今後も重用していくとすれば。

 今以上に幅を持たせることができると感じたのです。

 鈴木武蔵 ヘールスポット
 橋本拳人 ロストフ
 北川航也 ラピド・ウイーン

 など、過去に代表招集を受けた選手を、再度招集する方法もあれば、招集そのものは経験済みのビーレフェルト奥川雅也という手もあるのではないでしょうか。

 代表合宿そのものが限定的な形で行われる以上、軸となる選手の顔ぶれが変化しないことはわかります。

 ただ現状の代表は
 
 1・一貫して4-2-3-1を採用
 2・選手の顔ぶれがほぼ固定化し、相手からのスカウティングに対応できていない

 という2点をマイナス面として考慮すべき時期ではないでしょうか。

 僕個人は4-3-3でも4-2-3-1でも、左翼に三笘薫という考えもあるのでしょうが、森保体制発足時の中心選手であった、中島翔哉が今一度本調子に戻ってほしいと思います。

 彼は今季、再度ポルティモンセに在籍しますが、アル・ドウハイルを経由してFCポルトに移籍、という過程は中島本人が脳裏に描いた形とは異なるのではないか、と思うときがあります。

 ポルトガルからカタールへ
 カタールから再度ポルトガルへ

 という形がどこか不明瞭ですし、中島の何が気に入らなくて指揮官のセルジオ・コンセイソンとの間にわだかまりが生じたのかも、正直定かではありません。

 ただ、現在の代表はもう少し選手選考に柔軟性を含むべきではないか、という点は多くの方もお持っているのではないでしょうか。
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