米国が野球の本場であることに異論はありません。
僕の幼少期はサッカーボールも蹴りましたが、同級生と弟、そして父とのキャッチボールは見慣れた光景でしたし、日本テレビも巨人軍の中継を頻繁に行い、子供たちをがっかりさせたものです。
ナイトゲームが中継されると、好きなアニメが見られなくなるためで、後楽園球場の雨天中止はともかく、東京ドームで雨天中止はありませんからね。
米国の方が野球を郷愁、そして心のよりどころとするのは、野球が公平な競技と考えているためです。
その根拠とは
「どんなチームでも等しく9回攻撃する権利を持つから」
というもので、すぐに3アウトになろうが、ホームランや3塁打で多くの得点を奪おうとも、その時間や得点ではなく「等しい攻撃回数」にあると見なしています。
米国でもMLSが本格的にスタートした1995年以降、このリーグは拡張を行い、カカ(ブラジル代表)ロビー・キーン(アイルランド代表)デイビッド・ベッカム(イングランド代表)と、多くの有名選手も在籍しました。
僕はサッカーが子供たち向けの競技ではなく、NBAやNFL同様に大人たちが観戦したいと思わせる競技に認知された場合、米国の概念が覆りつつあると思います。
その一つが選手の移籍と国籍です。
MLSとNBAは前者が北中米と南米、アジアから、後者が世界中からドラフト指名を行い、多国籍の概念を採用していますが、NFLという米国で一番の人気リーグは、基本米国選手のシャッフルが移籍無いようです。
NFLはメキシコで試合を行うなど、海外での注目度を集めようとしていた時期がありますが、僕個人の勝手な印象ではさほどの効果が見込まれていないように思います。
日本人もNFLに在籍経験はありませんが、NFLがMLSのような多国籍になれば、ファンもより関心を抱くようになるのではないでしょうか。
またサッカーのように、攻撃権、守備権が無い競技と野球のように存在する競技では、当然性格が異なります。
ただ、サッカーが持つ攻撃した側が常に勝つ、という不条理が米国国内に浸透すれば、これまでの南米やベトナムで見せた「大アメリカ主義」とでも言えるような価値観のお仕着せがなくなるかもしれません。
米国が競技でも軍事でも、政治でも超大国である事実は2021年も変わらないですから。
僕の幼少期はサッカーボールも蹴りましたが、同級生と弟、そして父とのキャッチボールは見慣れた光景でしたし、日本テレビも巨人軍の中継を頻繁に行い、子供たちをがっかりさせたものです。
ナイトゲームが中継されると、好きなアニメが見られなくなるためで、後楽園球場の雨天中止はともかく、東京ドームで雨天中止はありませんからね。
米国の方が野球を郷愁、そして心のよりどころとするのは、野球が公平な競技と考えているためです。
その根拠とは
「どんなチームでも等しく9回攻撃する権利を持つから」
というもので、すぐに3アウトになろうが、ホームランや3塁打で多くの得点を奪おうとも、その時間や得点ではなく「等しい攻撃回数」にあると見なしています。
米国でもMLSが本格的にスタートした1995年以降、このリーグは拡張を行い、カカ(ブラジル代表)ロビー・キーン(アイルランド代表)デイビッド・ベッカム(イングランド代表)と、多くの有名選手も在籍しました。
僕はサッカーが子供たち向けの競技ではなく、NBAやNFL同様に大人たちが観戦したいと思わせる競技に認知された場合、米国の概念が覆りつつあると思います。
その一つが選手の移籍と国籍です。
MLSとNBAは前者が北中米と南米、アジアから、後者が世界中からドラフト指名を行い、多国籍の概念を採用していますが、NFLという米国で一番の人気リーグは、基本米国選手のシャッフルが移籍無いようです。
NFLはメキシコで試合を行うなど、海外での注目度を集めようとしていた時期がありますが、僕個人の勝手な印象ではさほどの効果が見込まれていないように思います。
日本人もNFLに在籍経験はありませんが、NFLがMLSのような多国籍になれば、ファンもより関心を抱くようになるのではないでしょうか。
またサッカーのように、攻撃権、守備権が無い競技と野球のように存在する競技では、当然性格が異なります。
ただ、サッカーが持つ攻撃した側が常に勝つ、という不条理が米国国内に浸透すれば、これまでの南米やベトナムで見せた「大アメリカ主義」とでも言えるような価値観のお仕着せがなくなるかもしれません。
米国が競技でも軍事でも、政治でも超大国である事実は2021年も変わらないですから。