塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バルセロナは監督交代と目論むのか

2021-09-17 20:44:31 | 日記
 ウエブ版「ゲキサカ」において、バルセロナのロベルト・クーマン監督の人事について記載があります。

 今季、会長職に復帰したホアン・ラポルタは、クーマン監督の力量を信頼していない様子の一方、記事ではクラブの財政状況だけでなく、解任ならば契約違約金が発生する点も言及しています。

 トルコ、フェネルバフチェに移籍したピャニッチが、クーマン監督との相性がサッパリだったと語りましたが、合理的、冒険心が強いことでオランダ人は広く知られています。

 (本来ならばオランダではなく、ネーデルランドと記すべきかもしれませんが、便宜的にオランダを用います)

 ただ、クーマンはその中でも相当な合理主義者らしく、感覚的に合わない選手はピャニッチ以外のも過去にいたようですね。

 その代表例が2020年夏、ウルグアイ代表ルイス・スアレスに電話で戦力外通告をした、それも理由を説明せず短時間で打ち切ったことに結びつく気がしますが、どうでしょうか。

 そのスアレスが入団したアトレティコ・マドリードが優勝し、スアレスは歓喜に浸りましたし、様々な指摘がありながらもアントワン・グリエーズマンもバルセロナを去りました。

 高額報酬、年齢が高い選手を移籍させる
 今季はメンフィス・デパイ、セルヒオ・アグエロが加入

 という形になりましたが、選手名鑑を作成した各編集部のバルセロナ担当は、メッシがいない違和感と新しいバルセロナへの高揚ではなく、大丈夫だろうかという不安の方が大きかったに違いありません。

 ただ、バルセロナの混沌とした形は、今季1年で解決は見込めないでしょうから、ファンもクラブもここは我慢する、耐える、財務の健全化だけではなく、新しい門出を向開けるための展開を共に作る。

 この方針しかないように思います。

 派手な移籍劇が少し遠のくことを覚悟すべきでしょうね。
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ブランドロゴを大きくしたら

2021-09-17 19:51:18 | 日記
 「ビッグN」と呼ぶそうです。

 僕は店頭で見ただけですが、最近ニューバランスがスニーカーに縫い付けている「N」を大きくデザインし、アクセントにしていますよね。

 コンバースもチャックテイラーの内側にあるアンクルパッチを、意図的に大きくした品を過去発表したことがあります。

 ブランド・ロゴというのは靴全体を占める、そして締めるわけですからニューバランスの企画勝ち、というところでしょうか。

 アディダスと言えば、過去は月桂樹、現在は3本線がブランド・ロゴですが、過去この3本戦を大きなアクセントにしていた時代があります。

 1990年代前半、オランピック・ドウ・マルセイユは胸スポンサーにパナソニック、ジャージ・スポンサーがアディダスでしたが、デザインの鍵となる3本線は、左肩に大きくデザインされているのが特徴でした。

 このジャージは非常に人気があり、後に復刻されますが代表ですとスウエーデンも同様の形でした。

 恐らくアディダスからすれば、ファンの視覚効果を狙ったデザインだったと思いますが、大きな決断だったと思います。

 それは北米市場でナイキにどんどん遅れをとり、リーボックという新たな競争相手も誕生した事により、アディダスは勢いを削がれていました。

 両ブランドはアディダス、そしてプーマの十八番である

 「ワールドカップ・サッカー」

 へも投資をはじめ、リーボックは1994年ワールドカップでロシア代表と契約、この頃からロット、ディアドラというイタリアの老舗が後に契約で苦戦する萌芽が見られてます。

 ブラジル代表はまだこの時アンブロを着用しており、ワールドカップをナイキで戦うのは1998年まで待つことになります。

 アディダスがデザイン化した3本線は、アディダスがある意味ガムシャラに打って出た形だと僕は思います。

 そしてアディダスは現在、ナイキと激しいつばぜり合いを行っていますが、この2強の激しさは今後も継続されるに違いありません。
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サッカーの自由獲得競争を思って

2021-09-17 19:32:04 | 日記
 長野パルセイロは今月15日、札幌大学の高橋耕平選手の来季加入を公表しました。

 ちなみに町田ゼルビアは、僕の母校山梨学院大学に在学する平川悠選手を、「2023」年に加入(ただ特別指定枠も持ちます)と発表し、Jリーグが自由競争の下、選手を獲得しよりクラブの展望を描くことを模索している。

 事がわかります。

 この自由獲得競争を、ドラフト指名という共通の場所で行ってきたプロ野球とファン、コミッショナーはどう見るのでしょうか。

 プロ野球ドラフトというのは(米国は抜かします)暗愚の出来事が多く

 1・選手による逆指名という訳のわからない方法論
 2・読売巨人軍と江川卓が起こした「空白の1日」
 3・有力大学生にスカウトがお金を渡していた裏金問題

 などがその代表例でしょうか。

 ただ、好きなチームに入団できたとしても、選手本人が考えていた起用方法や練習環境とは多くが異なるに違いありません。

 監督交代や外国籍選手の補強、GMと報酬の面で考えが異なるなど、選手個人で乗り切ることができない場面も、どんどん増えてゆくこともあっるでしょう。

 ならば米国野球、バスケットボールのように

 リーグ最下位から指名していく
 選手は一律に3年在籍でフリーエージェントになれる

 としてはどうかと思うのですね。

 3年というのは、確かNBAが最初のFA取得が入団して3年目だったことを考慮しました。

 ちなみにNFLは4年、MLBは6年だったと思いますが、どんなに好きになろうとしても、練習環境もファン気質の自分が育ってきた代物と大きく異なるのであれば、3年辛抱すれば何とかなるよ。

 職業選択の自由という、日本国憲法、合衆国憲法にも記載されている権利を侵害して入団させているべきですから、最初の在籍期間はできるだけ短期にすべきではないか、と勝手にとらえたにすぎません。

 Jリーグも欧州サッカーもドラフトとは無縁ですが、一方で解除金のハイパーインフレは今後も懸念材料であり続ける、この点は改善すべきでしょうが。
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信濃毎日新聞が始めたある連載記事

2021-09-17 19:15:11 | 日記
 信濃毎日新聞が、WEリーグ発足に伴い「長野L 選手こんな穂と」というコラムを掲載し始めています。

 例えば昨日は、今季イタリアのサンマリノから再加入となる國澤志乃ですが、國澤が高知県に実家があります。

 同じくオーストリアから長野パルセイロに再加入となった泊志保、彼女は愛知県に生まれており、職業を「プロサッカー選手」にしていなければ、観光で訪れても長野市に在住とはならなかったに違いありません。

 仏教の始祖、ゴウタマ・シッダールタは、言葉で説明できない事柄を「カルマ・縁」と説いたと聞きましたが、彼女たちは長野市に

 「長野パルセイロ」

 が縁となり、集う形になったわけです。

 男女問わず、海外リーグから日本国内に復帰する際は、古巣に復帰するか、しがらみを断つ意味もあるのでしょう、他のクラブに移籍する場合もあります。

 今季のJリーグでいえば、前者がセレッソに復帰したい乾、FC東京の長友であり、後者が神戸の大迫、問う塩梅ですね。

 國澤と泊、両選手が長野パルセイロに復帰したのは、ある種のノスタルジーもあるかもしれません。

 ただそれ以上に、長野でもう一度と考えてくれたこと、そのこと自体がファンにとっては嬉しくて仕方がないと思いますよ。

 僕が國澤を見て思ったことは、パルセイロ時代同様にニューバランスを履いている、という点です。

 長谷川唯のようにミズノからアディダスに移籍する事例は、女子もプロ化した以上どんどん出てくると思いますし、各社が本格的に女性ラストを用いた専用スパイクの開発に乗り出すと考えます。

 その際、ニューバランスが國澤と一緒にデザインやラストを考案するような事態になれば。

 これも女子サッカーの大きな発展になる気がするんですよね。
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