塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ニューバランスに見る契約選手との折り合い

2021-09-12 21:21:29 | 日記
 ニューバランスはサッカーだけでなく、近年NBAと積極的に関わっています。

 ただ契約選手のカワイ・レナードが故障してしまい、下手をすると長期離脱してしまうといいます。

 当然多くの契約選手を抱えるナイキでも、レブロン・ジェームズのようなオールスター・クラスの欠場であれば、やはり痛いと感じるのでしょう。

 アディダスならば昨シーズン、ヒューストンから突然ブルックリン・ネッツへ移籍し、大きな衝撃を与えたジュームズ・バーデンが当てはまると思います。

 しかし彼らよりも契約選手数で劣るニューバランスからすれば、ブランドの顔であるレナードにかかる負担はとても大きかったと言えます。

 ニューバランスとサッカー選手と言えば、連想ゲームのように

 「セネガル代表 サディオ・マネ」

 が思い浮かびます。

 しかしリバプールはもう4年ですか、彼とブラジル代表のロベルト・フィルミーノ、エジプト代表であるモハメド・サラーの3トップ、という形が基本軸であり続けています。

 指揮官ユルゲン・クロップはここに「楔」を打つための策として、南野拓美を獲得したともいえるのでしょうが、マネの代役は事実上存在しないと思います。

 仮にマネに何らかのアクシデントが生じた際、ニューバランスのサッカーにおけるファン・プロモーションは停滞してしまう危険性があると思います。

 どうなのか把握していませんが、アディダスに移籍したアーロン・ラムジーが再度ニューバランスと契約するのでは、という話が登場したのもニューバランスなりに考えたリスク・マネージメントではなかろうかと言えます。

 2015年、あれだけ華々しくヴィサロ。フェーロンを発表してから6年、ニューバランスが当初考えていたビジネス展開ではないのではないか、そんな考えが頭をよぎります。
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ある観点から侮蔑された過去

2021-09-12 21:09:31 | 日記
 アドルフ・ヒトラーが執筆した「我が闘争」

 日本でも翻訳本が刊行されていますが、じつは肝心な部分が省略されているといいます。

 アドルフ・ヒトラーは黄禍論と言いまして、黄色人種を侮蔑的に見ていたとされており、大東亜戦争に向けての起爆剤、つまり「三国同盟」などどうでも良いと考えていたらしいのです。

 ちなみに彼はドイツ人ではなくオーストリア人ですが、そのオーストリアを拠点に日本を敬愛してくれているイビチャ・オシムが鋭い眼差しを誇っていることは、何だか不思議な気もします。

 ちなみにアドルフ・ヒトラーが理想の身体と考えた「アーリア」というのはペルシャ、現在のイランに該当します。

 イラン代表が常に西アジア最強を誇るのも、身体的に僕ら日本人とか根本から異なる、という点もあるでしょうね。

 今日本代表がブンデスリーガに移籍することは珍しくありませんが、そのイラン代表も

 アリ・ダエイ バイエルン・ミュンヘン
 マハダビキア ハンブルク
 ハシェミアン ボーフム
 
 など、2000年代は海外移籍の先駆者のような形でした。

 その黄禍論、僕は資料を持っていないので何とも言えない面はありますが、日本サッカーが徐々に認知され

 日本人選手は金儲けにふさわしい
 日本人選手も戦力になる場合がある
 日本人選手をもっと積極的に獲得しよう

 という形に変化している姿を見ますと、何だか不思議な気がします。

 逆に今後、僕たちが調子に乗り、ワールドカップに出場したことのないアジア諸国、アジア杯でも好成績を残していない国からやってきた選手を、同様に値踏みしてはいけないとも思います。

 アジア各国にとって整備されたJ1は憧れの的でしょうし、挑戦する選手たちの気概にまず敬意を払うべきでしょうから。
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ワールドカップ2年周期で開催は可能か

2021-09-12 20:39:34 | 日記
 ワールドカップを現行の4年周期ではなく、2年周期開催の提案が成されています。

 アルセーヌ・ヴェンゲル、本田圭佑はこの案件に賛成の意を示していますが、大方は(僕も同様です)現行の4年周期が最適と考えています。

 僕は開催周期は、ワールドカップ単体で考えるべきではないと思っていまして、大陸王者決定戦や土着のカップ戦など、多くの日程を考慮すべきではないでしょうか。

 土着のカップ ガルフカップ AFCスズキカップ
 大陸王者決定戦 アジアカップ コパ・アメリカ 欧州選手権 アフリカ選手権

 コパ・アメリカなどは何だか毎年開催されている気がしますし、アフリカ選手権とアジアカップは欧州シーズン真っ最中の1月に開催されますから、代表選手を抱えれば抱えるほど、指揮官は悩むことになります。

 また、コパ・アメリカとアフリカ選手権は2年に1度の開催になっていますが、それ以外の大陸選手権は4年に1度となります。

 つまり、「世界」王者を決めるワールドカップを仮に2年周期にしても、他の大陸選手権の1部が4年周期というのは、何だか辻褄が合わないように感じませんか。

 恐らくヴェンゲルや本田には、本戦だけでなく予選の消化にも何かしらの案があるのでしょう。

 例えばかつてのアジア最終初戦や2020年のチャンピオンズ・リーグのように、セントラル開催で一気に試合を行う、という考えが浮かびます。

 1993年のアジア予選は完全セントラルだったため、選手の入れ替えはできずに終わりましたが、仮にこの方式で予選を行うならば、入れ替えはもっと柔軟に行われるべきでしょうね。

 ただ、ワールドカップが急に2年周期で開催されるとは到底思えず、むしろ48カ国開催となる2026年大会がどうなるのか、こちらを考えるべきではないでしょうか。
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