大晦日、僕はバーバリーのネクタイをいつものように中古で購入しました。
バーバリーはアルフレッド・ダンヒルやアクアスキュータム同様、イングランドを代表する老舗ですね。
ただ、そのダンヒルもバーバリーも不思議とイングランド製ではなく、イタリア製で服飾を展開することが多いのです。
通常、イングランド、フランス、イタリアなどのメゾンも
人件費と運送費は無視できない
アルマーニのような著名人でも、中国やマカオなどアジアに工場を建設
それはナイキやブルックスブラザースのような、米国企業も同様
という光景があります。
ただ、服飾の重要な事柄として顧客は、伝統や雰囲気を重んじることも確かですし、だからこそ職人への敬意が強く、その高品質で知られるイタリアで製造を担うことになる、
そんな形でしょうか。
ユーロとポンドでは為替の問題だけでなく、イングランドのユーロ離脱も影響しているかもしれませんし、アジア生産では歴史に敬意を払う顧客を失う、という考えもある気がします。
ナイキがエアー・ジョーダン2の本物(1986年生産)をイタリアで行ったように、アシックスやアスレタ、ミズノが
イタリアでスパイクを縫製、デザインする
日本生産とは異なる、新しい付加価値の展開
が得られるかもしれませんね。
アシックスが1998年に日本代表に納品したワールドカップ・ジャージ、その多くは日本製ですがイングランド製もあり、マニアはこちらを探しているといいますよ。
やはり生産国は無視できないとも言えます。
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