アディダスがカニエ・ウエストとの訴訟を取り下げ、和解案が成立したと発表しました。
サッカーや陸上競技など、アスリートを支えるだけではなく、現在の在り方として
歌手、俳優と商品を共同開発
他社との共同開発
は差別化を図るうえで必須ですから、大きな前進かもしれません。
ただ、世界的大物と契約すると、当然財政はひっ迫する可能性もあります。
エドウインとコンバース。
日本市場ではいずれも破産した両社を、伊藤忠が買収して再建していますが、エドウインといえば日本を代表するジーパン企業です。
1980年代のロンドンスリム
1990年代の505
2000年代の503
という看板商品は、いずれも大ヒットであり、とくに505は昨年復刻し、ファンを驚かせました。
サッカースパイクもアディダスのF50のように、再投入される場合がありますが、ジーパンは復刻版は大きな看板商品ですからね。
そのエドウインが今でも大切にする「503」は、ブラッド・ピットがアンバサダーでした。
実はボブソンも若きユアン・マクレガーを、ヴィンテージのライン「アース・カルチャー」で起用していますが、やはりエドウインがブラッド・ピットに提示した金額は、相当だったのではないでしょうか。
この契約金、契約年数が無理な経営になってしまった、と勝手に推測しています。
アシックス、ミズノが基本、海外選手ではなく日本代表選手を迎え入れるのも、契約コストの問題、つまりナイキに太刀打ちすることは無駄と考えるため、かもしれませんね。
ですからアディダスはカニエ・ウエストとの契約は、市場をさらに開拓し、攻めていくという意味合いではないでしょうか。
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