マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラ。
予期しない敗戦が続きますが、この結果だけで彼がシティを去ることはないと思います。
グアルディオラの残した功績、アイディアは現在のシティに不可欠でしょうし、彼を解任して新監督を迎えても、ファンは新監督をそもそも歓迎しない、必要としないでしょうからね。
ただ、グアルディオラが抱える問題、いつか主軸との関係に軋轢が生まれる、という観点が生じているともいわれています。
FCバルセロナ時代のズラタン・イブラヒモビッチ
FCバイエルン・ミュンヘン時代のマンジュキッチ
そして現在はケビン・ブルイネ
少なくともグアルディオラは、ブルイネが負傷していた時期が長く、本調子を見極めている段階と語りますが、エキスパートたちはそうか感じていない様子ですね。
グアルディオラがアリゴ・サッキ、ラファ・ベニテスほど戦術で選手を縛り付けている様子はありませんが、いずれ選手が押しつけられていると感じてしまうのでしょうか。
グアルディオラは5レーン、つまりサッカーではそれまで
選手の配置を平行に区切ることが基本であった
しかしグアルディオラは配置を「垂直」にすることで、斬新な考えを披露
という面がありました。
そのように、選手にとって「未知」の世界は簡単に受け入れられませんし、抵抗もあるでしょうがシティの選手たちはものにしましたよね。
ですからグアルディオラの下でプレイすることは、優勝だけでなく最先端も感じられます。
ただ、そこには強い重圧が常に付きまとう、異質な世界であることも確かなわけですが。
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