塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

コンバースの最高峰、タイムラインを思って

2024-12-03 21:39:08 | 日記

 日本企画、日本生産におけるコンバースの最高峰である「タイムライン」

 

 僕は一足も所有していませんが、ヴィンテージを再現するその確かさには高い評価が下されています。

 

 実際、コンバース・ジャパンがタイムラインでヴィンテージを再現する際は

 

 市場から高いお金を払って購入することもある

 そのため、当時のカートンという靴以外の再現力にも定評がある

 2020年に復刻した「コーチ」は、中古市場における流通量そのものが少なく、再現には高い集中力を必要とした

 

 と聞きます。

 

 そう、タイムラインは箱から靴そのものまで、コンバース・ジャパンの熱意が添えられているんですね。

 

 ディアドラがイタリア生産で「ブラジル」を復刻した際はどうだったんでしょうか。

 

 ディアドラやコンバースに限らず、ブランドは

 

 自社の倉庫、アーカイブを尊重している

 従って商品の再現力は間違いない

 

 と思います。

 

 ただ、僕はブラジルに限らずディアドラの靴を手にとったことはないのですが、カートンにまで気を配るのが日本流としったら、さすがに驚くのではないでしょうか。

 

 ナイキやリーバイスは

 

 ファンが自分の靴を寄贈し、アーカイブの充実に役立ててほしいと願う

 資料となる書籍も多い、したがってファンにはそれが解説書になる

 

 わけですね。

 

 今後、スパイクもバッシュも完全復刻の際は、様々な角度からあらゆる対象を見つめることになりそうですよ。

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ファンが受け入れられない状況が、技術革新の原点です

2024-12-03 21:28:22 | 日記

 今でもジーパンの代名詞であるリーバイス501。

 

 いわゆるゴールドラッシュの時代から、炭鉱夫、金脈で働く人間たちは

 

 ダック素材やデニム素材など、タフな生地の服を愛用していた

 何度も洗い、履き心地がよくなり、手放せくなることも承知していた

 

 わけで、新品を購入すると、まず洗濯し生地を縮ませることが、裾直しの前に不可欠であることを承知の上で購入していたものです。

 

 しかしリーバイスがニューヨークを軸に、東海岸に進出するとこのリーバイス製品の良さが、全く活用されません。

 

 洗って縮ませる意味合いがわからない

 そんな面倒は嫌だ

 

 と、東部の人間は考えたんですよ。

 

 また、リーバイスはリー、ラングラーよりも防縮加工の導入が遅れ、そのために洗濯すると採用したジッパーが壊れてしまう事例が相次ぎます。

 

 そこで防縮加工を施し、東部の人間に満足してもらうために採用したジッパー型が、501「Z」XXになります。

 

 今、サッカースパイクの世界では、ニット素材が全盛期ですが、このニットもいつかは曲がり角にくるのでしょうか。

 

 天然皮革のスパイクは、雨天や積雪の場合だと、皮革が水分を吸収して重くなるという欠点がありましたが、天然素材であるため選手たちは受け入れてきた過去があります。

 

 ニットは最先端の3Dプリンターとも相性がよく、アディダスやエコーは実際この形で製造していると聞きました。

 

 ただ、素材の刷新はいつか行われるもので、スパイク、ジャージのいずれもいつかは斬新な形が登場する気がします。

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ダ・ヴィンチと安住の地から

2024-12-03 21:17:38 | 日記

 ソフトバンク新書から刊行されている「妄想美術館」

 

 ヤマザキマリ、原田マハのふたりが美術を対談形式で語るのですが、ここでモナリザの話が浮上します。

 

 これだけ美術書や写真で確認できても、ルーブル美術館ではけた違いの観衆のせいで、立ち止まることすらできない、鑑賞することをあきらめましたという感想が飛び出ます。

 

 レオナルド・ダ・ヴィンチはイタリア生まれですが、フランス王のフランソワ9世が

 

 晩年のダ・ヴィンチに生活の保障を約束し、彼は移住する

 したがってモナ・リザは、ふるさとのイタリアではなくフランスにある

 

 というわけです。

 

 それだけ偉大な美術家と作品が生まれることは、後世にまで大きな影響を残すことになります。

 

 それは競技も同様で

 

 ボクシングならばジョージ・フォアマン、モハメド・アリにマイク・タイソン

 バスケットボールならば、ジョージ・マイカンにマイケル・ジョーダン、ビル・ラッセル

 大相撲ならば大鵬、輪島、千代の富士

 

 などは、今でも語り継がれる存在ですよね。

 

 レオ・メッシにとって、米国、マイアミに生活拠点を移したことは

 

 サッカーだけでなく、プライベートも確保できる

 温暖な気候で、寒いパリとは大きな違いがある

 彼はスターではあるが、マイアミはバルセロナでもパリでもない

 

 という、気分が落ち着ける環境といえます。

 

 ロナウドのサウジアラビアの方が、むしろサッカーー好きが多いわけでして、この点でいえばロナウドのほうがより緊張感のある日々を過ごしていると思いますね。

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