塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本の渉外担当にこんな男がいたならば

2017-09-29 05:59:43 | 日記
 昨日のアメトークを見ながら感じたことは、千原せいじのような人物が外務大臣に就任したら、という思いでした。

 幼少時から今まで、避難訓練で火災や地震に備えたことはあっても、空中を飛び交うミサイルの脅威におびえたことはありませんでした。

 また、米国という日米同盟の根幹をなす国が、一国の大統領と側近、その他大勢の国民という形でここまで意見が食い違う光景を見たこともありません。

 番組内ではマニー・パッキャオとの出会いが語られましたが、もし千原せいじが外務大臣であるならば

 「おおい、こっちこいや」
 「何、面子ばかり気にしてん」

 と大声を出しながら、周辺国首脳の胸の中に飛び込み、あっという間に握手していると思います。

 このような先天的な要素は、後天的に作り上げることは出来ないと思います。

 彼が番組内でアフリカ諸国を歩く際、多くの場合が各国代表のレプリカ・ジャージを着用しているように、彼は

 「訪問先で歓待を受けられるにはどうしたらよいか」

 言い換えれば、何をすれば彼らは喜ぶのかを十二分に熟知していると思います。

 外務省に採用される人物は、語学、歴史、地理が長けた人物であることに間違いはないでしょうが、人を懐柔する能力までを備えているようには思えませんし、場数をこなすだけで無理だと思います。

 ハイチ、ニュージーランド代表と戦う日本代表選手が発表されました。

 詳しい説明を聞くと、両国に決定したのもワールドカップ欧州予選などを考慮すると致し方ないという気にはなります。

 一方で千原せいじのような人物がサッカー協会にいて、

 「おい、日本と試合しようや」
 「来日できないのであれば、こちらから出向くぜ」

 と諸外国を畏怖しないならば、それは凄いと思うのですが。

 人の懐に入る動作は並大抵のことではなく、それが彼の個性に繋がっていると言えます。
 
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2006年のヒディンクにみる兼務の内容

2017-09-29 01:19:01 | 日記
 小池百合子東京都知事の決断に、公明党を含む多くの政治家が声を荒げています。

 「東京都知事の職務を踏み台にしている」
 「2足の草鞋は無理だ」

 という論争を、都知事はいなしている印象を受けますが、実際はどうでしょうか。

 僕個人は2足の草鞋は避けるべきではないかという思いです。

 この論争を見ていて思ったことは、2006年のフース・ヒディンクの決断でした。

 彼はPSVで指揮をとりながら、オーストラリア代表監督もこなすという、ある種の常識はずれをおこないました。

 オーストラリア、オランダ以外のマスメディアも、彼にインタビューする際は

 「本当に兼務ができるとお考えですか?」
 「時差の問題や集中力が散漫になる心配があると思います」

 と当然、彼の口から兼務が難しいという言葉を引き出そうとしていました。

 ヒディンクはアシスタント・コーチの存在を強調し、自分が常に全面に出るわけではないとしながら、この兼務を見事乗り切りました。

 特に日本代表に長年まとわりつくこととなる

 「ティム・ケイヒル」
 「1-0から1-3の大逆転負け」

 というマイナスの感情は、ヒディンクとその仲間により、適切な情報分析であり、オーストラリアは優勝するイタリアとも接戦を演じ、見事16強にまで上り詰めました。

 大切なのはヒディンクがオーストラリア代表で成功を得たためで、もしファーストラウンドで姿を消していたら、猛烈な批判を受けたでしょう。

 小池都知事にも何か考えがあるのでしょうが、まだその考えが見えていないという点はあると感じます。
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バイエルン、アンチェロッティにクビを宣告

2017-09-29 01:06:06 | 日記
 バイエルン、アンチェロッティをクビにしましたね。

 この対応が迅速で的確なのか、拙速に終わるのかは来年5月まで待たねばなりません。

 バイエルンも過去10年の中で、マガト、クリンスマンは途中退任し、ファン・ハールもリベリを含む一部の選手とは折り合いが悪い関係でした。

 そうしますとユップ・ハインケスだけでが成績、選手たちとの間柄で問題を残さなかったわけですが、グアルディオラ、アンチェロッティというチャンピオンズ・リーグ優勝監督でも、2013年以降の優勝は得られませんでした。

 アンチェロッティがこのまま休暇をとるのか、イタリアに戻るかが今後の焦点になると感じます。

 ミランは既にモンテッラをクビにする、という指摘があります。

 過去、契約違約金ゼロの選手で補強を行い、イブラヒモビッチとティアゴ・シウバの移籍の際は、シーズン・チケットホルダーから大きな怒りをかったものです。

 しかし、過去幾度となく監督を交代し、今季ようやく資金を捻出できるようになったにもかかわらず、再度モンテッラを解雇するのは

 「得策では無かった」

 と数日のうちに過去形になるかもしれません。

 アンチェロッティを迎え入れるならば、2度のチャンピオンズリーグ、1度のスクデット、何よりも

 「ピルロ・システム」

 と呼ばれた4-3-1-2というミランの代名詞を築いた指揮官が陣頭指揮を執るわけです。

 ファンとスポンサーの受けはとても良いはずです。

 インテルはスパレッティ就任で息を吹き返し、ナポリとユヴェントスは今季も好調を維持しています。

 アンチェロッティがイタリアに戻るとすれば、やはりミランしかないでしょうから。
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期待という明日への活力

2017-09-28 05:18:50 | 日記
 希望の党に民進党が合流するという一報から、政界再編成かと囁かれています。

 政治は人間が行うものですが、そこには何か期待できるかもという心理が働くからこそ、僕たちは投票権を無駄にしてはいけないと感じます。

 しかし、まだ発足すらしていない政党にここまでの期待を寄せることに、僕は違和感を覚えますし、小池東京都知事が誰もが

 「ああ、あの方ならば」
 
 と感嘆するような結果を残しているようには思えません。

 自身も認識しているようですが、横文字が多い会見であると印象が強いことも確かです。

 その期待でいうならば、日本に限らず各国の代表監督もそうですよね。

 レーブが2006年以降、大国ドイツで陣頭指揮を執り続けているその信念には恐れ入りますが、それは協会、ファンのいずれも

 「彼ならばワールドカップの連覇をしてくれるはずだ」
 「同時に選手層をさらに熱くさせてくれるはず」

 という気持ちがあるためでしょうね。

 事実、PSGではレギュラーが保証されないユリアン・ドラクスラーが、先のコンフェデレーションズ・カップで最終週選手に輝くなど、ドイツ代表の23選手は、まさに精鋭揃いと言えます。

 期待でいうならばハリルホジッチ監督も同様です。

 アギレ監督と袂を分けた後では最善の選択
 2014年ワールドカップ、優勝国ドイツを最後までびびらせた

 というように、アルジェリア国内で本大会まで直前まで起きていた批判を力でねじ伏せた存在感を、日本サッカー協会は凄く「期待」したからこそ、交渉、契約に至ったわけです。

 僕自身は自分にすら期待をしませんが、人間は期待することで明日への活力を見出している、そんな気がします。
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スパイクという興奮させる道具について

2017-09-28 01:28:55 | 日記
 僕が初めてナイキのエアー・クッションを体感したのは、弟がお年玉で購入したバッシュ「エア・チェック」になります。

 こっそり履いて玄関で幾度となく飛び跳ねて、脚にかかる負担がどれだけ軽減されるのか、興奮しながら試したものです。

 高校、予備校の時はスニーカーがほしくてたまらなかったものの、一番お金がないときで相当我慢しました。

 大学に進学してお金にゆとりが生まれた瞬間、リーボック、コンバース、アディダスにフィラと当時人気の靴をかたっぱしから試着し、今再上陸しているエトニックやヴァンズのようなスケボー・シューズまで履いていましたね。

 その中でもマイケル・ジョーダンとエアー・ジョーダンは特別で

 「僕もジョーダンの気分が味わえる」

 と心の中で小躍りしました。

 バスケットでもサッカーでも、ブランドは選手と契約し、その着眼点を大切にした商品づくりを可能にします。

 でも、消費者が有名選手使用品を欲しがるのは

 憧れの選手に近づけるから
 手に入れたことが嬉しくて仕方がないから

 という、単純に憧れの気持ちのためです。

 今は選手に対しての支度金や契約金が高すぎるのか、なかなか適正価格でこれ!という品が作りにくい時代だとは思います。

 ナイキならマーキュリアルCR7、アディダスならネメシスなど、子供たち垂涎のスパイクは大人でも興奮します。

 ブランドは当然デザイン、履き心地と機能を両立させるために懸命の工夫をしていますが、行き詰った時には選手の顔ではなく、この靴を履いて飛び跳ねる子供たちの姿を想像してほしいと思います。

 いつの時代も、子供の批評はダイレクトですからね。
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