塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

年長者には年長者の良さがありますよ。

2017-09-07 00:35:01 | 日記
 サッカー好きで知られる大杉蓮さんは、贔屓のJクラブは徳島ヴォルティスでしたね。

 他にも内藤剛史さんや市村正親さん、堺正章さんのような確かな演技力があり、若手俳優から大きな敬愛を寄せられる俳優が、日本には数多く存在します。

 確かに50、60代は筋肉の衰え、白髪や老眼など、肉体の衰えが病気にかかる危険性は、20、30代よりもはるかに上昇します。

 仮に病気で勤務先を退社してまうと、再雇用が難しい、年金受給も金額的に多くないなど、デメリットが叫ばれています。

 でも、こうした格好良く、美しい男性がいると

 「今のうちから、彼らのように生きる準備をした方が良いな」
 「食生活や運動について、贔屓の俳優はどんな事をしているのか」

 と研究したくなります。

 確かにいきなり50、60代で高額な化粧品や身だしなみを整えようとするのは難しいですが、30、40代くらいから気を付けていれば、篠原涼子さんのような美しい女性を知り合える、かもしれません。

 これらの世代が健康であれば、当然医療費の抑制が期待できますし、知恵を学ぶ機会も増えてゆくでしょう。

 今、日本代表では岡崎、本田の処遇や実力が問われていますが、そんな簡単に切ることはないでしょう。

 本田は確かにライト・ウイングでは難しいと感じます。

 しかし彼の素晴らしい勝負強さや既にロシアを知る経験値を考えるならば、彼の知恵をむざむざ消す(代表落選)は、意味が無いように思うのです。

 日本ではサッカー選手も俳優も、どこか若い世代に注目が集まりがちです。

 でも熟練という一言では括れない何かが、年長者にはあるはずです。
 
 池波正太郎先生の代表作「剣客商売」で、主人公の秋山小兵衛は40歳年齢のはなれたおはると祝言をあげ、一緒に入浴と食事をし、時にはおはるの嫉妬に辟易する場面がありますが、先生の下には

 「どうか連載をやめないでください」
 「小兵衛の生き方に励まされているのです」

 という手紙が何通も届いたとのこと。

 これは小兵衛の世代が小説から勇気をもらっただけでなく、若い世代からこうした大人になりたいという共感があったに違いないと思うのです。

 事実、僕がそうですからね。
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直球で意見を述べるよりも効果的な方法を探る

2017-09-07 00:14:36 | 日記
 昔、こんな小話を読んだことがあります。

 あるカップルがレストランで食事をしている際、注文したサラダの中に小さな虫が混在していたらしいのです。

 通常ならば激怒するか、店長や料理長を読んで謝罪を求めるのかもしれませんが、その男性は給仕係を呼び止め

 「このサラダは虫も好むほど、新鮮な野菜を用いているようだね」

 と語りかけ、恋人、そしてレストランそのものを辱めることなく、その場を収めたという話です。

 人間は不思議な物で、自分がわかっていることや正論で真正面から指摘されても、面倒だと思いがちです。

 でもこの事例のような、素晴らしいウイットな表現ならば迅速に行動できるわけです。

 こうした良い姿勢が、今後サッカーでも見られると良いですね。

 日本代表がロシアへ行く、それは日本のサッカー好きがモスクワ、ソチ、サンクトペテルブルクなどの都市に出向くことを意味します。

 彼らはきっと試合を観戦し、それが日本戦ならばまさに必死の形相で応援します。

 そして必ず青の袋を持参し

 清掃して帰ろう
 スタジアムのボランティアや清掃係が苦労しないようにしよう

 と、清々しい態度を見せてくれるはずです。

 つまり、平気で観客席を汚すような行動をとるファンが、自然と自分で観戦態度を反省し、恥ずかしい気持ちでいっぱいになる、つまり

 俺の態度は最低だ
 日本のファンのように、俺は清々しい応援をしなくては

 と自身で悔い改めるような、自然な行動を促す形がきっと生まれると思います。

 ロシア・サッカー協会だって、マナーの良いファンは大歓迎のはずです。

 日本のサッカーファンだけでなく、海外のサッカーファンも巻き込むことができれば、治安は自然と護られるはずだと想像します。
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