面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

『[決戦の記憶 参院選]<5>「小泉旋風」遊説に人波 自民が大勝…01年』を読んで振り返る

2025-02-25 12:37:14 | 政治
10~20代、30代で国民民主党の人気が第一位になった。30代の第二位はれいわ新選組で、自民党は3位に沈んだ。年収の壁引き上げひとつ取っても自民党は税収減ばかり気にして減税規模を抑えることしかしない。国民民主党やれいわ新選組は手取りを増やそうと大規模減税や消費税減税(廃止)を主張している。

現役世代が支持するのも当然といえよう。ただ若者は投票率が低いので参院選でどれだけ票と議席に繋がるかはわからない。自民党を惨敗させなければならないのだが。

今日は疲れたので更新が遅くなってしまった。またあまり評価されないネタであるが、参院選を振り返りたい。

~~引用ここから~~
[決戦の記憶 参院選]<5>「小泉旋風」遊説に人波 自民が大勝…01年

[決戦の記憶 参院選]<5>「小泉旋風」遊説に人波 自民が大勝…01年

【読売新聞】 「この写真ダメだ!」 2001年7月の参院選に向けて刷り上がったポスターのゲラ。首相官邸で見た小泉純一郎首相は叫び声を上げた。裏焼きで首相の顔が左右...

読売新聞オンライン

 


 「この写真ダメだ!」

 2001年7月の参院選に向けて刷り上がったポスターのゲラ。首相官邸で見た小泉純一郎首相は叫び声を上げた。裏焼きで首相の顔が左右反転に印刷されていたからだ。飯島勲首相秘書官は慌てて印刷し直しを指示した。

 この年4月の自民党総裁選で、小泉氏は「自民党をぶっ壊す」「聖域なき構造改革」と訴え、世論を味方につけて勝利した。5月のハンセン病国家賠償請求訴訟控訴断念を経て、内閣支持率は歴代最高となり、「小泉旋風」が吹き荒れた。印刷し直した首相のポスターを販売する自民党本部には購入する人々の行列ができた。

 参院選が始まると、街頭演説には動員しなくても聴衆が集まった。首相は演説を終えると、その中に飛び込み、一人一人と握手して回った。警備の不安はあったが、首相は「せっかく来てくれたんだから、絶対に握手する」と譲らなかった。「小泉人気が自民党の候補者の票に結びつくだろうか」という不安があった飯島氏は、「小泉と自民党を合体させる選挙運動」を意識し、首相の遊説を展開した。

 迎えた7月29日の投開票日。自民党は改選61議席を上回る65議席(追加公認を含む)を得て大勝。公明、保守両党を加えた与党で参院過半数を大きく上回った。飯島氏は「総裁選の延長線上の参院選だった。首相の聴衆への発信力が、自民党や野党の母体までのみ込んだ」と実感した。

 3年後の04年7月の参院選。自民は改選議席50を割る49議席に終わった。「党を無視した小泉カラー優先というわけにはいかなかった」と飯島氏は振り返る。かつての熱狂は消え、年金改革やイラク問題での説明不足も影響した。

 参院選の不振で小泉改革の行き詰まりも言われた翌05年8月、首相は郵政解散に打って出て、劇的な圧勝を果たした。飯島氏は「参院選で伸びなかったからこそ、次は絶対に勝つために、周到に解散を仕掛けた」と打ち明けた。(肩書は当時)
~~引用ここまで~~


読売新聞が意図的に書いていないのかはわからないが、小泉純一郎内閣の初期の人気は田中眞紀子が小泉純一郎を強く支持して外相になったことがあった。小泉純一郎は田中眞紀子を更迭して切り捨てるのだがそれで一気に70%台の支持率が40%台まで下がるのだから。福田派の小泉純一郎は初めから田中眞紀子を利用するだけ利用して使い捨てるつもりだったのだろう。

その小泉旋風で第19回参議院通常選挙は大勝したが、3年もすると小泉構造改革がただ国民を痛め付けるだけものだとわかってきた。そのためかつての熱狂は消えて第20回参議院通常選挙では民主党50議席に破れる49議席に終わったのだ。

郵政民営化総選挙ではまたしても世論を熱狂させることに成功して大勝する。小泉純一郎の政治はろくでもないものだったが、それをよく考えもせずに支持してしまったことは痛恨の極みだ。当時は選挙権がなかったので自民党に投票せずに済んだのだが。

現在の経済の低迷は国民がよく考えもせずに小泉純一郎を支持してしまったことに始まる。構造改革と称して緊縮財政をするわ、貴重な国の財産(民間のものだが)を外資に安く売り渡すなどろくなことがなかった。

小泉純一郎はアジテーターとして一流だったが、実際のところは売国奴だった。田中派と亀井派を粛清することにしか興味がなかった。

その後遺症が失われた30年だ。民主党に政権交代しても小沢一郎を除く民主党の主要な面々は財政再建派なので国債を発行して積極財政をするどころか野田佳彦は民主党の一丁目一番地の公約を破り消費税増税を強行するのだ。

だがようやく自民党も終わりそうだ。総選挙では自公で衆議院過半数割れで7月の参院選でも国民の手取りを増やそうとしないから惨敗するだろう。

立憲民主党も消費税増税を強行した野田佳彦が代表では議席は伸びない。なぜか高齢者からはそれなりに支持されている立憲民主党だが。

新聞は財務省の犬でしかない。未だに財務省解体デモを取り上げる新聞はない。骨の髄まで財務省の犬だ。新聞は安くもないし、不買・解約を勧める。

テレビはフジテレビとテレビ朝日が財務省解体デモを報道したが、日本人はテレビ支配から抜け出す必要がある。それには見たいわけではないテレビを消すことだ。無音が嫌だからと付けておくのを止めることだ。それで十分テレビを見る時間が減る。

選挙は国民民主党か日本保守党か参政党かれいわ新選組に投票して欲しい。積極財政政党はこの4党しかないからだ。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の命も繋がるからだ。


(追加)
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