面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

総選挙中盤情勢比較

2021-10-26 18:15:31 | 政治
総選挙序盤情勢比較 - 面白く、そして下らない

の続きになる。マスコミによる総選挙の中盤情勢を比較する。

例によって参考サイトとしてリンクを貼るだけだ。朝日新聞。産経新聞・FNN。時事通信の3つの中盤情勢分析を比較する。産経新聞のそれは「終盤情勢」とあるのだが。

朝日新聞の情勢調査は自民党が議席を減らすものの単独過半数を大幅に上回る勢いと分析している。朝日嫌いの自民党支持者や産経新聞記者は自民党を油断させるためのものと解釈し、油断するなと気勢を上げている。

そういう意図もあるのかもしれないが、接戦の選挙区の勝敗を自民党が勝つとすればそういう分析になるだろう。その差が5ポイント以内の接戦の選挙区が多いようだが、朝日新聞の情勢調査によれば自民党が勝つと出たのだろう。

そして比例は自民党が多くの議席を獲得するようだ。選挙区では野党は統一候補を立てるが、比例では自党に入れるよう演説をするから野党票は分散される。しかし与党で自民党支持者は自民党、公明党支持者は公明党に入れるので分散されない。自民党の政党支持率は高いので比例票も多くなるわけだ。無党派層の7割前後は野党系に投票するとしてもだ。

立憲民主党と共産党は堅調で維新は躍進するようだが、国民民主党とれいわ新選組は厳しい。経済政策は国民民主党とれいわ新選組が双璧なのだが、残念ながら国民には浸透していないようだ。

自民党総裁選によるメディアジャックで自民党が大勝するかと思ったが、自民党は単独過半数維持が焦点のようだ。自民党候補が接戦区で競り勝てば朝日新聞の情勢調査のような結果になるのだろう。

だが国民民主党とれいわ新選組はマスコミにあまり報道されていない。自民党がいくら報道されてもそれほど獲得議席も票も増えないようだが、維新が増えたのは大阪でのマスコミ報道のおかげだろう。無党派層にはマスコミの単純接触効果が良く効くようだ。

中盤情勢は序盤情勢から大きくは変わっていないというところだろうか。朝日新聞の情勢調査では自民党に勢いがあるが。

与党が勝ってしまっては消費税は減税されないのだが。国民はもう消費税に関しては諦めてしまっているのだろうか。

自民党が単独過半数を割れば党内政局になるかもしれないが、その程度だろう。政権交代は起こりそうにない。安倍晋三・菅義偉政権の経済政策は酷いものだった。外交も実績はない。立憲民主党に期待が持てなくても自民党政権のままというのは嫌じゃないのか。

岸田文雄も結局は財務省に屈しそうなのだ。

(参考サイト)

自民が単独過半数確保の勢い、立憲はほぼ横ばい 朝日情勢調査:朝日新聞デジタル

 31日投開票の衆院選(定数465)について、朝日新聞社は23、24日、全国約38万人の有権者を対象に電話とインターネットによる調査を実施し...

朝日新聞デジタル

 


自民単独過半数へ攻防 立民に勢い 衆院選終盤情勢

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産経ニュース

 


衆院選情勢:時事ドットコム

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時事ドットコム

 

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