面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

アルメニアとアゼルバイジャンの戦争

2020-10-26 21:25:50 | 政治
アルメニアとアゼルバイジャンがナゴルノカラバフ地方の領有権を巡り戦争状態に入って1ヶ月になる。ナゴルノカラバフ地方は元々はアルメニア人が多数派だったようだが、スターリンがアゼルバイジャンへの編入を決めたことで拗れたようだ。

ソ連が國として存在した時代は不満があっても押さえつけられていたのだが、ソ連崩壊によりアルメニアとアゼルバイジャンが独立した結果アルメニア人が多数派のナゴルノカラバフ地方と周辺領域は独立を宣言してアルメニア人が実効支配している。

この度の戦争はアゼルバイジャン有利に進んでいることからアゼルバイジャンが仕掛けたものと見て間違いあるまい。戦争の緒戦は奇襲、先制攻撃をしかけた側が勝つと相場が決まっているからだ。

アゼルバイジャンは産油国だからイスラエル、トルコ、ロシアから最新鋭兵器を購入しており、なかなか強いようだ。アルメニアは首相が国民に銃を取り軍に志願するよう呼び掛けているが兵器の質で劣っており分が悪いようだ。

米国による3度目の停戦合意が締結されたのだが、もう破られた。アゼルバイジャンはナゴルノカラバフ地方とその周辺を「取り戻す」まで講和するつもりはないだろう。アルメニアはロシアと同盟関係にあるがロシアが参戦しない限り勝てないと考える。

日本としても和平交渉を仲介できるならそれに越したことはないのだが、アゼルバイジャンが止めるとは思えない。

冷徹なことを言えば自衛隊にこの戦争を観戦させ、分析し、最新鋭兵器の威力を自衛隊に反映させねばならない。

兵器の質が戦争の勝敗を左右する時代になって久しい。だから日本学術会議の「大学に軍事研究の禁止をする」ことの愚劣さがわかるだろう。

幸いにして戦後日本は戦争を経験していないが、もし戦争になった際に兵器の質が劣れば自衛官の死傷者は増える。最悪また首都を占領される事態に陥るかもしれないし、領土が奪われるかもしれない。日本学術会議はそれでも構わないと宣言しているのだ。

日本学術会議は廃止するしかないのだ。菅義偉にそこまでする気があるのかはわからないが。

戦後日本の軍事力がない時代韓国は竹島を侵略してきた。死者5人。負傷者39人。抑留されたものは数千人にもなる。韓国の軍事力が日本を上回った際対馬を侵略してくるかもしれない。李承晩は対馬は韓国領だと述べていたからあり得ないとは言えないのだ。

軍事費で常に韓国を上回っている必要があるし、兵器の更新も欠かせない。少し旧式の兵器は物の役に立たないからだ。

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