全文を引用するのはどうかと思ったが、水道管が破裂して各地で混乱が起きたことを知って貰いたいと思ったので全文引用する。別に重要なことは書いていないので読み飛ばしても構わない。
日本が地震國であることは今更言うまでもないことだ。東日本大震災、阪神大震災、関東大震災。歴史書にも地震の記録は残っている。
その地震國である日本が「たかが」震度5強の地震で水道管が20以上も破裂したことが問題なのだ。水道管は老朽化しきっている。更新が必要だ。
しかし公共事業の予算は毎年削られ、独立採算制の上下水道の整備に回す予算はない。治山治水にも公共事業予算を割かねばならない。財務省をどうにかねじ伏せて緊縮財政を積極財政に転換しなければならないということだ。
しかし自民党政権では誰が内閣総理大臣になろうとも緊縮財政を積極財政に転換させることは無理だとみる。岸田文雄は新自由主義からの脱却を掲げているが、そのための最重要ポストである財務相に就けた鈴木俊一は基礎的財政収支の黒字化目標を破棄するどころか令和7年に達成させるなどと言っている。財務相がこれでは積極財政は無理だ。岸田文雄は悲願の内閣総理大臣になったばかりだが、見限るしかない。
それなのに宮城県は水道をコンセッション方式で民営化するという。もう宮城県議会は賛成多数で可決してしまった。各国の水道民営化の末路は水道料金の大幅値上げしかないというのに。水道で儲けを出すにはそれしかないからだ。そして水なくして生きていける人間はおらず競争はないから10倍に値上げしても買うしかないのである。
あまり大きな集団ではないが、宮城県の水道民営化に反対するグループがあり、今度の宮城県知事選挙では対抗馬を立てるようだ。それが上手くいき水道民営化の動きを止めることを願っている。
宮城県の問題はとりあえずはそれで良いとして、問題は各地のインフラが老朽化していることだ。そして予算不足からそれを直すことができない。これが緊縮財政の当然の結果であり、新自由主義の末路なのだ。
日本の途上国化 - 面白く、そして下らない
だから緊縮財政を積極財政に転換させなければならない。十分に国債を発行して消費税を減税(できれば廃止)して、公共事業に十分な予算を回さなければならない。
公共事業費は橋本龍太郎が緊縮財政で減らして以来減りに減っている。そのせいで公共事業を請け負う建設会社も減ってしまった。公共事業を急に増やしても全てを応札して工事ができないかもしれない。そのため優先順位をつけて実行していくしかないだろう。
もちろん工事ができるなら優先順位を付ける必要はない。だがその場合は予算を十分に増やせなかったからかもしれない。財務省は手強い。公共事業予算を増やすのは難儀である。
だが日本経済を再生するにはそれしかないのだ。総選挙で野党を勝たせることが積極財政実現の道だと思うのだが、自民党が勝った場合でも積極財政を実現させなくてはならない。
まあ私個人はネットでささやかな活動をするしかない。震度5強程度の地震で水道管が破裂し、電車が止まるような脆弱なインフラでは誰もが困るはずなのだ。
~~引用ここから~~
地震 東京都で漏水複数確認 断水の発生も 都水道局 | NHKニュース
【NHK】東京都水道局によりますと、午前0時10分現在、都の東部地域で、水道管から水が漏れているか所が複数あることを確認したという…
NHKニュース
東京都水道局によりますと、午前0時10分現在、都の東部地域で、水道管から水が漏れているか所が複数あることを確認したということです。
また、漏水の影響と見られる断水も発生しているという情報があるということです。
都は、職員を現地に派遣して、詳しい状況の確認を急いでいます。
東京 目黒区 道路脇で水道管破裂 水あふれる
東京 目黒区柿の木坂の環状七号線の道路の脇では、水道管が破裂して水が人の背よりも高く上がっています。現場では警察などが交通整理をするなどの対応に当たっています。
東京都目黒区内で撮影された映像では、道路脇から大量の水があふれ出している様子が確認できます。
水は道路に流れ込んでいて、近くで警察官などが交通整理をしていました。
千葉 中央区 「防火水槽が壊れ水があふれる」と通報
千葉市消防局によりますと、この地震の影響で千葉市中央区蘇我5丁目で「防火水槽が壊れて水があふれている」と通報があったということです。
けが人の情報は入っていないということで、消防は現場の状況について確認を進めることにしています。
千代田区 国会周辺の道路で水吹き出す
東京・千代田区の国会周辺の道路では、午後11時15分ごろ、マンホールから水が噴き出る様子が確認できました。
現場では、警察官が出て、通行する車が水を避けられるよう誘導にあたっていました。
足立区 地面から泡のようなものあふれる
震度5強を観測した足立区の災害対策本部によりますと、今のところ、けが人の情報はないということで、引き続き情報収集を進めています。
また、区内の一ツ家にあるスーパーの出入り口近くの道路で、地面から泡のようなものがあふれていて、消防などが状況を確認しているということです。
警察庁「水道管破裂など複数」
警察庁は警備局長をトップとする「災害警備本部」を設置し、各地の警察を通じて情報収集を行っています。
東京都内では水道管が破裂したり、マンホールから水が噴き出したりする被害の情報が複数入っているということです。
また、停電しているところもあり警察官が交通整理などの対応にあたっているということです。
~~引用ここまで~~
日本が地震國であることは今更言うまでもないことだ。東日本大震災、阪神大震災、関東大震災。歴史書にも地震の記録は残っている。
その地震國である日本が「たかが」震度5強の地震で水道管が20以上も破裂したことが問題なのだ。水道管は老朽化しきっている。更新が必要だ。
しかし公共事業の予算は毎年削られ、独立採算制の上下水道の整備に回す予算はない。治山治水にも公共事業予算を割かねばならない。財務省をどうにかねじ伏せて緊縮財政を積極財政に転換しなければならないということだ。
しかし自民党政権では誰が内閣総理大臣になろうとも緊縮財政を積極財政に転換させることは無理だとみる。岸田文雄は新自由主義からの脱却を掲げているが、そのための最重要ポストである財務相に就けた鈴木俊一は基礎的財政収支の黒字化目標を破棄するどころか令和7年に達成させるなどと言っている。財務相がこれでは積極財政は無理だ。岸田文雄は悲願の内閣総理大臣になったばかりだが、見限るしかない。
それなのに宮城県は水道をコンセッション方式で民営化するという。もう宮城県議会は賛成多数で可決してしまった。各国の水道民営化の末路は水道料金の大幅値上げしかないというのに。水道で儲けを出すにはそれしかないからだ。そして水なくして生きていける人間はおらず競争はないから10倍に値上げしても買うしかないのである。
あまり大きな集団ではないが、宮城県の水道民営化に反対するグループがあり、今度の宮城県知事選挙では対抗馬を立てるようだ。それが上手くいき水道民営化の動きを止めることを願っている。
宮城県の問題はとりあえずはそれで良いとして、問題は各地のインフラが老朽化していることだ。そして予算不足からそれを直すことができない。これが緊縮財政の当然の結果であり、新自由主義の末路なのだ。
日本の途上国化 - 面白く、そして下らない
だから緊縮財政を積極財政に転換させなければならない。十分に国債を発行して消費税を減税(できれば廃止)して、公共事業に十分な予算を回さなければならない。
公共事業費は橋本龍太郎が緊縮財政で減らして以来減りに減っている。そのせいで公共事業を請け負う建設会社も減ってしまった。公共事業を急に増やしても全てを応札して工事ができないかもしれない。そのため優先順位をつけて実行していくしかないだろう。
もちろん工事ができるなら優先順位を付ける必要はない。だがその場合は予算を十分に増やせなかったからかもしれない。財務省は手強い。公共事業予算を増やすのは難儀である。
だが日本経済を再生するにはそれしかないのだ。総選挙で野党を勝たせることが積極財政実現の道だと思うのだが、自民党が勝った場合でも積極財政を実現させなくてはならない。
まあ私個人はネットでささやかな活動をするしかない。震度5強程度の地震で水道管が破裂し、電車が止まるような脆弱なインフラでは誰もが困るはずなのだ。
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