★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「新事業」

2022-11-15 09:49:04 | ベトナム・ハノイ

 ここのところ「本業以外の問い合わせが多い」

自分が珍しく「技術者で、ベトナムに10年以上も在住しているせいかもしれない」

問い合わせのほとんどが「日本で雇用できなくなった技術関連の人材」をベトナムに求めての問い合わせだ。

 自分は11年前に「未だこのような状況が生じる前にベトナムで起業した」

気づけば「日本は高齢化が進み、労働人口が減り、現場作業者や技術系でコツコツ仕事をしよう。と言う人材が

居なくなってきている。自分の行っている業種は「自動車関連」もちろん人材不足である。

そして「他業種」でも同じように「技術人材が枯渇し、どこかで補わなくてはならない状況」なのだ。

 縁あって「建築関係人材を確保して日本企業に提供した」 とてもありがたがれ、その企業の関連会社3社が

ベトナムに視察に来た。ありのまま、良いところも悪いところもすべて正直にお見せした。

その結果すべての会社が「ベトナムに可能性を感じる」という結論だった。

驚くほどの反響で、むしろこちらは「大丈夫ですか?」と言いたくなるほどの入れ込みようだった。

 以前から「日本の優秀な固有技術、間違いなく世界レベルの技術を持った主に中小企業」から

「助けてほしい」と言う切実な願いが多く寄せられた。そんな現状を経験し、今回自分の本業とは

別の「日本の技術系職種(建築、土木、鉄骨、溶接・・・)」の人材を育成し、ベトナムに確保、その人材を

日本企業向けに提供するBPOビジネスを開業することにした。もちろん自分は「本業」があるので

いわば「日本人で、技術者で、ベトナム事情に詳しい人」として「この企業をサポートする役目」としてである。

 空気のきれいなところで「悠々自適」な生活を望んだが、円安を含めいろんな状況から「まだまだそんなことは神様は

許してくれないようだ」 まあできるところまで行こうと思う。

いつものように朝早く出社し、コーヒーを飲んで「自前のホットサンド」を食べながら、

そんなことを考えた。

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