円安の呪縛から逃れるために
① 経費節減
② 作業単価の値上げ
③ 仕事量を増やす。
この3つを行うしかない。①と②はすでに終了、後は③がどれだけ増やせるか?で会社が存続できるかどうかが決まる。
こんな時「有力情報が入った」 1か月のうち2週間自前のお金で弊社に技術者を派遣し
指導してくれている「H社100%出資会社」から2025年の新車のEV化に合わせて、すでに「繁忙期に入りだした」
しかし、ご多分に漏れず「日本では技術者が少なく、この仕事がとてもこなしきれないのだ」そこで
既に確保頂いている2名に加え「新規に長期継続性は?だが少なくともこの繁忙期の間、新たに2名の技術者を確保」
して頂けるかもしれないということなのだ。
しかも該社では数名の「3D設計者が退職してしまい」この部署でも人材不足が顕著になっている。
しかし該社の3D設計方法は独特で、同種の3D CAD操作を熟知していないとついていけない事は
自分も技術者として理解している。そこで「自分が10年かけていろんな作業のCAD技術を教え込んだ
弊社の3D設計技術者を2名、この会社に派遣し、ビザが取れる最大日数の90日、該社の独特の設計方法を
修得し、その後は該社の3D設計外注先としてお付き合いしていこうという計画である。
その詳細打ち合わせのために「12月中旬から1週間ほど緊急日本出張」になったのである。
もちろんこの1社だけではもったいないので「他にも有力営業を2件ほど確保」している。
以前のように「月1回のペース」で「サポート業務に訪日していたころとは状況が違う」
経費削減、投資対効果を望めない物にはお金は使えない。結果を出さなくては。
そして、日本の自動車関連企業は「世界的なEV化の波に乗り遅れ気味の日本」を心配している。
経験したことの無い「変化」がこれから確実に来る。その変化についていけるのかどうか?
(例えば、マフラーやエンジン、などのメーカはEV化されたら仕事は無くなる、・・・)
この5年が正念場だと思う。弊社も他人ごとでない。状況の変化についていける実力を持った
会社にならない限り「会社の存続は無い」・・・
各社向けの出張資料を作りながら、そんなことを考えた。
今年も日本の年末年始、そしてベトナムのテトもベトナムで過ごすことになりそうだ。
今回の出張時「おせち料理やお餅は買えるだろうか?」・・・