肝経は耳を通るのでよく耳の病変と関係があります。
この経絡に湿熱が停滞すると(肝経は湿熱と親和性が強い)中に水がたまって
耳内圧が高くなり、詰まった感じがしたり耳痛にもなります。
湿熱が皮膚に止まると脂性になります。
肝気が流れず停滞し肝鬱の状態です。
その強い肝気が心や胃に圧力をかけています。
肝経は下半身では陰器をまとい、湿熱により小便の出が悪くなります。
湿熱上壅 (湿熱が肝胆の両経絡に欝滞して頭面口舌眼を塞ぐ場合)の証に該当します。
推奨の処方; 四逆散+竜胆瀉肝湯
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