小麦アレルギーの人、ものすごく多いですよね。
これまで何度もお話してきましたが・・・
【小麦アレルギーの原因は、小麦ではない!】
小麦の栽培に使われる農薬や肥料などがアレルギーの原因です。
小麦は、発症のきっかけとなる介在物質でしかないのです。
小麦アレルギーの人は、小麦だけでなく、次から次へと様々な物質のアレルギーになっていきますよね。
これは、小麦に限ったことではありませんが・・・
大豆(遺伝子組み換え)でも、卵(鶏のエサや薬品)でも、ソバ(大量のポストハーベスト)でも、エビ(養殖池のエサや薬品)でも・・・
それらに使われている化学物質、その微量残留化学物質が、アレルギーの最大の原因であること、もっと真剣に見つめ直して欲しいと思います。
原因不明と言われる様々な病気が激増しています。
本当は原因不明ではなく・・・ アレルギーという症状(身体に入れたくないものが身体に入ってきたことに対する拒否反応)が、様々な形で表面化されてきただけなのです。話を戻して・・・ なぜ? 【自然栽培】なのか?
農薬の有害性は今さらお話ししなくてもいいですよ。
農薬については、ひとりひとりが、農薬使用商品を一切使わない、ということにどれだけ真剣に向き合っていけるかどうか・・・ ただただそれだけのことなのでは!!!
化学肥料についても同様ですね。
問題は、【有機肥料】です。
この問題も、これまで何度もお話してきました。
有機肥料は、ものすごく安全なものから化学肥料以上に危険なものまで、玉石混交・ピンキリなのです。
単に、【有機栽培】と表現しただけでは、その安全性は、判断できないのです。
動物堆肥の場合、畜産時に使われる様々な薬品が残留するとともに、高濃度の硝酸性窒素が大きな問題となります。
下水処理場の汚泥を発酵させた有機肥料が、全国のJA関連企業から大量に出回っていますが、重金属・抗がん剤・合成界面活性剤・マイクロプラスチック・・・ などなど、ありとあらゆるものが微量に残留しています。
これらが、有機栽培の有機肥料として、当たり前に使われているのです。
安全なはずないですよね!!!
こうしたものを利用して栽培された農作物を食べていたら・・・ いずれは、身体に異変が出てきて当然だと思いませんか???
化学物質過敏症(CS)と言われる人たちは、こうしたものを微量であっても感じ取れるセンサーを持った人たちなのです。
本当は、病気ではなく、優れた感覚を持った人たちなのです。
CSの人たちが当たり前に安心して食べられるものが、多くの人にとっても安全なもの、と言えるのではないでしょうか。
交付金漬けの中で流通される小麦で、CSの人が安心して食べることのできる小麦はほとんどありません。皆無と言っていいかもしれません。
本当の安全、本当の環境保全を目指すのであれば・・・
価格ではなく、
“誰が” “どこで” “どのように” 栽培したものなのかをきちんと確認できるものを購入しましょう。
そういう人が増えていかない限り、安全な世の中にはならないということ、肝に銘じておいて欲しいと思います。
最後に、これだけはお伝えしておかなければ・・・
国が、政府が・・・ 自ら真に安全な食べ物の自給に本気で取り組むことは決してありません。
(上辺のきれいごととしての言葉だけは並べ立てますけどね)
世間の空気として、「それは許さない・許されないこと」という雰囲気が大きくなってこない限り変わらないのです。
彼らは、現状の甘い汁を自ら捨て去ることはしない。それどころか、もっともっと・・・ あの手この手で甘い汁の許を作ろうとしている。
国の経済を牛耳る人たちとは、そういうものなのです。
真に安全な食べ物を広めようとする人たちが中心となって日本を牽引していく社会になるためには、消費者が、価格ではなく本質を見極めた消費活動をしていくことでしか可能とならないのです。