季節の風にのって ワークショップ HIRO

不器用とかセンスがないとか「ノー.プロブレム」
やってみたい気持ちが一番
さあ、一緒に楽しんでみましょう

クラフトワークHIROを始めたきっかけは?

2016年03月03日 | 日記
クラフトHIROの活動を紹介した記事が掲載されました


皆様のおかげでまた新しい春を迎えることができました
またあらたに「もの創りの楽しさ」を出前出張いたします。
どうぞお声をかけてください。

クラフトワーク作家としての活動はどんなことをされていらっしゃるのですか?

活動の拠点は高円寺界隈なのですが、八ヶ岳に山荘を持っていますので、そこで自然の材料を調達して制作活動もしています。つるアートと流木アートが一番得意なところなのでそれを活かし、さらに四季の草花たちも使ったクラフトワークで、新高円寺のヘアサロンのしつらえをさせてもらったりしています。お金をいただいて作品を作るなんて初めてでしたので、とても緊張して胃けいれんが起きるくらいでした。今はもう4年目になり、季節や行事にあわせたしつらえを考えて制作するのがとても楽しみになっています。

あとは、老人クラブに出かけて、My箸やMyスプーンを創るようなワークショップを開催したり、知人のご夫婦で経営されているカフェの季節に合わせたディスプレイを制作したりもしています。

どういったきっかけでクラフトワークを始めたのですか?

私は、12歳まで秋田県の花岡というところで育ちました。お店もないような田舎でしたので、父も母も「ものを全うする」生き方をしていました。父は、鍋に穴が開けば、はんだづけしてすぐに直す。母は、私のセーターの毛糸が細くなれば、ほどいて他の糸とあわせて何度も編み直して大切に使う。捨てるということを目の前で見たことはなかったですね。そういった子供の頃の経験が今の「ものを創る」ことの原点にあるのだと思います。

定年までは公務員で、児童館の職員をやっていたんですが、定年を迎えて、子供の頃のそういった記憶、「ものを全うする」ことが生活の基本であるということに、立ち返ったのだと思います。それで自然と木を使ったものを創ったり、部屋のしつらえをそういったもので飾ったりしていて、それをヘアサロンのオーナーさんが見る機会があって、ぜひ自身のお店にもって言ってくださった。それが今のクラフトワーク作家としての活動のきっかけになりました。

ハッピーな心をシェアしたい

八ヶ岳の山荘での暮らしは、お一人だと大変なことも多いのでは?


7年前になるんですけど、屋根から落ちて両足のかかとを骨折しました。山荘の冬支度のために長靴で屋根に上っていたんですけど、ちょうど屋根が温まってきて滑って落ちてしまったんです。そこから自分で車を運転して救急病院に行きました。長靴がギブス代わりになっていたのでなんとか運転できたのですが、本当に気を失うくらいの痛さでした。病院では、脊椎損傷で下半身不随とか、脳損傷とか、そういった事態にならずに生きていたのはラッキーだよ、と言われました。それでも退院には1年はかかると言われました。

お伺いしているだけでも壮絶な体験ですね。

それからがもっと大変だったんです。入院して初めて分かったのですが、心が元気じゃない人たちは、相手に対して攻撃的になったり、いじめたくなったり。入院している老人たちがいかに心がすさんでいるかを知りました。看護士さんのほんの些細な言葉でもそうです。正しいことを言っているのですが、心がなければ無意識に患者さんを傷つけるということがあるんですよね。

だから、今、ワークショップをしていていつも思い出すんです。器用不器用なんて関係ない、ノープロブレム! 気持ちが、心が、一番の宝物だから、それを私とシェアしましょうって。シェアしたときに、心がハッピーになれたらそれが私のワークショップなんです。だから、材料代しかいただいてないんですよ。

人とのつながりの中で生きている

大きな怪我のあとは、どうやって復帰したのですか。


今、ロサンゼルスでジャズギタリストとして活動している息子がいます。私の人生のいろいろなポイントに息子の存在が大きな心の支えになっています。まだ怪我が完治せず、器具を使って生活していた頃、彼が雑誌のインタビューに答えていたのを目にしました。その中で、「詰まって作曲ができない時などはどうしているんですか」と聞かれたのに対し、彼は「走ることです」と答えていました。走ることで身体も心もリセットしていく、そしてまた仕事を続けることができる、と。

私は怪我をした身体の痛みから、もっと違うところに痛みを感じ、どんどん負のスパイラルに入っていたのだと思います。そういった時に、彼の言葉を目にし、私も走ってみようと思い、少しずつ距離を伸ばしていったんですね。3年かかって、今なんと10キロ走れるようになったんです。理屈じゃないんですよね。ポジティブな人に出会って、考え方を変えてみる。見方ひとつで今の自分を変えられるんですよね。来年は東京マラソンに出てみたいって思っているところです。友人もみんな応援に行くよって言ってくれています(笑)。

最後にシニアコムを見てくださっている同世代の方にメッセージをお願いします。

クラフトワーク作家としての活動をブログに書くようになったきっかけも息子なんですけど、今それも多くの方に見ていただけるようになって、本当に人と人のつながりが大事だなって思います。そのつながりの中で私は生きているんだなと。

クラフトワーク作家といっても美術大学を出たわけでもないし専門的なことを学んだわけでもない。でも、3歳の子供でも90歳のおばあちゃんでもわかる「ものを創る」楽しさを、その気持ちを、具体物を通してシェアしていきたいですね。理屈じゃなくて。そして、ものの見方ひとつで、気持ちはポジティブに変えられるということを、ぜひみなさんにも伝えたいです。
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いただくうれしさ

2016年02月29日 | 日記

ワークショップで生徒さんから頂くうれしさ
おととしに出会い
スタート

カフェキッチン「ラポム」にて



「ワークショップHIRO」にて

生徒さんのご自宅で
暮らしの中で楽しまれている



季節の香りを感じる



昨日届いた「春」


ガラスの金魚鉢に貝がらを
ポトスをそえて
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春を待つ

2016年02月27日 | 日記



ぎぼうしは日本の風土に適した植物のナンバーワン



私のふる里秋田では「うるい」とよぶ
かぶと一緒に漬物にする
ぬめりがあって抜群
春の味



にほんさくらそう



こちらも江戸時代には桜草棚が専用に作られて盛んだったとか
今では希少価値的に 


昨年道端に植え込んだミントたち
セリと仲良くくならんで「ほっ」



善福寺公園 春を待つ
 
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寒さの中

2016年02月26日 | 日記

寒さをまちのぞみそのときをうかがう花「クリスマスローズ」
毎年 [我が意をえたり]と我が家の花壇に顔を出す
こんなときだからこそつぼみは葉にしっかりと守られている
力強さをひかえめにアピールして

試作をする



穴あけ・小枝をくぎにする
水の冷たさと寒さで指先がしびれてくる
一日がかりの仕事になる
やっと思ったようなフォルムになってくれる
つるの性格をじっくりと探る作業だと毎回実感する

ありがとう
 
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寒さの中

2016年02月24日 | 日記
カフェでつる
ワークショップにトライ 昨年の2月は


汚れるため土台作りは外で
形をつくりあげる
手がかじかむ
やっと暖かい室内で



様々な素材が並ぶ
気に入ったものを土台リースにデザインしながら作る





あっというまの2時間
9割完成
あとはそれぞれのお家でしつらえる

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「Natural is Best」

2016年02月23日 | 日記
早いもので5年目のエントランスデザイン
「Natural is Best」
季節の風を感じられるようなしつらえを
五日市街道のざわめきやビルにはさまれて
新高円寺駅からの強風にもなれ愛着が
また、新たな春スタート

春イエローハウス 寒さのなかで
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試作

2016年02月21日 | 日記
店にデスプレーする試作



花が入ったときオブジェが生きる
作品作りに迷ったり疲れた時は周りの風景を改めて観察する
そしてラン二ングをする



クロッカスをコーヒークリーマーにいれて
ローズマリーの香りが部屋いっぱい
春はそこまでやってきている
「ほっ・・」
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組木のひなにんぎょう

2016年02月19日 | 日記
おひなさまは遊べるのがいい
電動のこぎりで切り抜く
やすりがけする
オイルでみがきあげる
ひとつひとつが愛しくなっていく



フランスパンとジャムとジャズの店「ソンカ」の子どもコーナーのデイスプレーに



家族の風景を想う
我が家のおひなさま
40年近くたつ顔の塗りがはがれたりしているのもいい
好きになっていく



10年前に買った土鈴のひな人形
扇子に春を描く
セダムの寄せ植えをそえて




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ゆず

2016年02月18日 | 日記
毎年ゆずはたくさんの楽しみを運んでくる
大好きな素材






阿佐ヶ谷カフェキッチン「ラポム」オブジェのゆず



リース作りワークショップの生徒さんの材料として



我が家のひな飾りのゆず
これからいよいよ3月マーチ
じっとなんかしてられない季節 
足腰がムズムズ動き出す
ゆずのしめはジャム作り
部屋の中に「幸せ」の香りがいっぱい
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寒さの中で  ワークショップ  2015年2月

2016年02月15日 | 日記
月に一度ここに通い始めて半年近くなるお母さんとHさん
今日は初体験の電動ドリル 
緊張でからだがこわばる

小さいころから大好きな絵本「わたしのワンピース」にしまきかやこ・こぐま社をモチーフにしたうさぎその穴あけにトライする
フランクフルトのぼうを利用して持ち手にする

土台になる木にも穴をあける
やっとできたHさんオリジナルのうさぎデンデン太鼓 今日の青空にひびきわたる
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2月  ワークショップHIRO

2016年02月14日 | 日記
  マイ箸グッズ&ちょこっとクルミおひなさま


                                  
ご自分の箸など杉間伐材を利用して作ってみませんか? 
仕上げはクルミを割ってオイルでみがきます。
おまけにその殻にちょこっとおひなさま
                                        
下準備をしてある材料を使ったナチュラルな作品作りワークショップです。
     はじめての方、にがてな方も楽しめるプログラムです!
     
 ★時   ① 10:00~12:00 
      ② 13:00~15:00
      
 ★場所  アトリエHIRO  
 ★費用  2000円 (材料費含む) 
 ★申し込 ご希望日3日前まで予約 mailまたは℡ 
 
小さな物からオーダーメイドも承ります(3,000円~)
*Mail:murata-hiroko@jcom.home.ne.jp

* Blog:http//blog.goo.ne.jp/murata-hiroko
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春の香り

2016年02月13日 | 日記




雪の秋田花岡で育った私はこの時が大好き
「バッケ」と土地の人は言う
ふきのとうはふきみそやてんぷらにする
しばれる寒さ
そんなに中にも春がやってくる
体の中に溜まった毒素をだしてくれるという
アクは大切な役割を果たす



さっそく今夜のおかずにいただく
刺身の薬味とお吸い物



しじみ貝で創ったおひなさま



こまにしてまわす
ぼんぼりとおひなさま
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ひなまつりディスプレー  SONKA

2016年02月07日 | 日記
フランスパンとジャムとジャズの店SONKAのひな祭り
色々な大きさのおひなさま
組木のおもしろさは見るだけではなく遊べること



やぎ・わに・うさぎ・たぬきなど一緒に祝う
小さなふじつるかごを編む
フランスパンを囲んでパーティータイム



真っ赤なリボンは私の二十歳の帯をリメイク



桜の枝をモチーフに「春よ来い♪  はやくこい(^^♪」

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ひなかざり

2016年02月06日 | 日記
ひなかざり
節分の後はひな祭り
SONKAの子どもコーナーの飾りつけがはじまる
今年は2回目昨年はこんなかんじ





おびなとめびな
シンプルなデザイン
遊べる組木のおもちゃを作る


緑の色は食紅を使う
子どもが口にしても安心

今回はどんな物語をイメージしようか?
もうすぐ形になる
あと一歩


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出番です

2016年02月01日 | 日記
花の少ない時期
そんな寒さに負けずに元気をくれるキンカン・ゆず・夏ミカン
冬晴れの空に向かってそのあいらしさが好きだ
キンカンはディスプレーの必須アイテム



先日の雪で「SONKA」のマーガレット鉢がだめになる
それにかわってアイビーと一緒にお客様を迎える

今日から2月
カウンターにちょっこと節分グッズと並んで
鬼のデコバージュは地方の鬼が島おみやげきびだんごの包装紙


裏面はももたろう
サイドに家来のきじ達

     ♪おにはそと  ふくはうち♪

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