八ヶ岳
やまぼうしが鈴なりに
真っ赤に熟して風が吹くたびに落ちる
丁寧にごみを取り除く
焼酎と氷砂糖に漬け込む
これから季節は果実酒のお湯割りが一番
八ヶ岳
やまぼうしが鈴なりに
真っ赤に熟して風が吹くたびに落ちる
丁寧にごみを取り除く
焼酎と氷砂糖に漬け込む
これから季節は果実酒のお湯割りが一番
いつも思うことだけれど野の花たちはいたみかたが早い。
特に「つる梅もど」きなどは一夜にして開花そして実を落とす
ドライフラワーになる過程が楽しみのひとつになる。
もちろん「うばゆり」もまったく別人になって私たちを驚かせてくれる。
そんな花のなかでも一番手ごわいのが「がまのほ」わたげになって散らかってしまうやっかいな花。
この仕事では加工はしないのが私の基本だけれども苦肉の策で考えた方法がボンド加工。
数倍に薄めたボンド液にがまのほを漬ける作業だ。
これでほの周りがボンドで固まり飛び散らない。
自然の摂理に逆らっているようで心苦しいが「周囲に迷惑をかけない」ということでこじつけている。
朝焼け
新しい朝が来た
希望の朝だ
気持ちが沈みかけた時はいつもこの朝に救われる
不思議なエネルギー
こんな都会の中でも実感させてくれる
季節が足ばやに背中から押してくる
Time flies!
手入れ
この休みを利用して夏のダメージの手入れをする
多肉植物にとって今年の暑さは厳しかった
イケベリアは数株しか残こせなかった
水やりと陽射しのバランスに大失敗
新たに我が家で育った小さな花株を加え植え替える
上手く馴染んでくれますように
八ヶ岳
秋を彩る不思議な風と香りの力
秋は穏やかな気持ちにさせてくれる
ウバユリ
ゆっくりとドライフラワーに変身していく
最後に種があちらこちらに飛び散っていく
重かった房は羽のように軽くなる
取れたてのキノコ「じごぼう」
早速、昼の味噌汁に みょうがを添えて
炊き立てご飯とこれさえあれば秋満喫
がまずみ
秋を迎え色づき始めた
幼い頃、秋田花岡の山で採っていた赤い実
全て身の周りにあるものを利用する暮らし
迎える厳しい寒さの暮らしには保存食は欠かせない
大根と一緒に塩漬けする
漬物に欠かせない大事な赤
ピンク色に染まり食卓を彩る
冬の間の食卓テーブルはほとんどが茶色
緑や赤に出会うと命のエネルギーを見るような気がした
秋田花岡では「じょみ」と呼ばれていた
手が真っ赤になるまで夢中で採ったあの頃
今、東京に住みそんな感触は遠くに行ってしまった
オリジナル
自分らしさを表現するには?
たくさん作ること
もちろんそれだけでは難しい
「デザインはサービス業」だと
先日のセミナーで言われて納得
なかなか実践現場と結びつかず
試作に悪戦苦闘の日々
ツルウメモドキを絡ませて
暮らしの中で
心がけて
その季節に合った形で
採りたてのリンゴを添えて
野ブドウ
どんな素材にも合うつるかご
今年はニスをかけて室内用につやを出す
あわ・ひえなどドライフラワーに束ねて
これからの季節にホッと温かさが
枯草の香りが心地いい
津金村
小淵沢に向かう途中で必ず立ち寄る山間の村
秋田花岡の田んぼで過ごしたあの頃
イナゴをとっていくと母は決まってつくだ煮にしてくれた
なつかしさが体中にこみあげてくる
今日の一日に「ありがとう 感謝」
実りの秋
今年も新米を楽しめる季節に
ワークショップの生徒さんからいただいた稲穂
新潟の稲刈りにでかけた折に持ち帰ってきてくれたもの
まだ水分がありずっしりと重い
和紙を巻き干す
田舎の田んぼの香りが立ち込める
今年も正月飾りに使わせていただく予定
出番がくるまでゆっくりと秋が香る
「ありがとうございます」