ふじつる
樹皮をはがす
塗料をかける
つやけしニスをさらにかける
一味違った表情をみせる
玄関先壁に扇子とかざりつける
のぶどう
大きなかめにそえて
パーツ3種組み合わせ
フランスパンとジャムとジャズの店「ソンカ」
カウンターにちょこんと「キンカン・夏ミカン・ローズマリー」
白樺に包む
三角すいの形にしボンドで留める
杉材はビタミンカラーのオレンジにペイント
キャンドルにイケベリアをそえて
発根剤をつけてみずごけでくるむ
ラップでくるみラフィアリボンでしばる
イケベリアの花芽が脹らむ
春を待つ
タンノイのスピーカーからジャズが流れて


家族で遊ぶ風景を思い浮かべながら下準備

お店のオブジェをつくるときはコンセプトなどイメージと重ね合わせる
12歳まで秋田で暮らした私
おやつは「ゆきのした」というかたくてすっぱいりんごだった
そのせいか作品モチーフによくりんごをつかう
作品がお店の雰囲気にあったときが一番うれしいとき
ワークショップHIRO
お店のエントランスに作品を置かせていただく
ラポムの名前にちなんで八ヶ岳津金村のりんごを使用する
葉っぱは父から譲り受けた我が家の乙女椿を使う
グリーンがはいると一味また違ったオブジェになる
2025年ワークショップHIRO
Art from another point of view
身近な材料を使って「ものを創る」楽しさを体験してみませんか?
不器用とかセンスがないとか「No Probrem」
やってみたい気持ちがいちばんです
さあ、一緒に楽しみましょう!
10年目のふじつるオブジェ新年を迎える
せんだん の実・まき・ゆず・ドイツトウヒ
こんな思いで新たなスタート
手でものを創るという行為は、私たちの柔らかな思考を育み、色々な角度からものをみる力を培ってきたように思います。
「工夫して何とかしたい」作品として少し歪んでいても心地よいと感じる自分流のしなやかさ。
単一のものさしにとらわれないそんな暮らしへのきっかけになれたらと。
自分の手で創ったものへの愛着がこれまでの生活風景に何かひと味加えてくれると思っています。
リメイク古布地
大切なものであればこそ普段の生活にいかせたらと
その思いが形になり誰かに見てもらえることができたら
気持ちが晴れてくる
タペストリー
木ではさみこむ
和紙に文字をかく
消しゴムハンを作りで押印「ひ」
小麦粉のりで張り付ける
ささやかな出来事に嬉しい気持ち
つるうめもどき
正月にふさわしい
10月に八ヶ岳で採取
じっとこの出番を待っていた
ふじつるにオイル加工
つやをだす
ウバユリといぐさに添えて
石包丁にHIRO描く
「暮らしのなかで」
正月
暮らし
餅をつく
幼い頃秋田では
朝からそれぞれの家で臼を準備
餅つきが始まる
つき手と合の手に
息をのむ
使い古された臼にいけられた春の花々
どんな物語があったのかこの臼を見ながら想いをはせる
人の暮らしの中にある「心」
思いを暮らしに
「升」
父が商売で使っていた大正時代のもの
四角辺はすり減らないように鉄加工されている
「つくばい」
浜田山に住み40年あまりに
家族で世話になっていた歯医者さんが引っ越し
取り壊される時もらいうけたもの
暮らしの中に思いをはせる