鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

生息地でショクダイオオコンニャクを撮影した山口進さんと!

2014-07-17 10:09:50 | 日記

 つい先日、「つくばの国立科学博物館 実験植物園で開花!」のニュースで沸き立った、世界最大の花・世界でもっとも臭い花―ショクダイオオコンニャク。

 この発見が世界一難しい花の開花や、生息地での生態を世界で初めて記録したのが、昆虫写真家、自然ジャーナリストとして多くの撮影、著作活動、またNHK『ダーウィンが来た!』『ワイルドライフ』などの企画撮影などで活躍していらっしゃる山口進さんです。

 

 

 すでに地球を200周ぐらいしたという山口さん、一年のほとんどを海外の虫や植物の探検取材に出かけているが、ご自宅は虫の多い山梨県北杜市。今夏の課題図書に選ばれた『カブトムシ 山にかえる』や『米が育てたオオクワガタ』などの名著がここ北杜市での長年の観察と考察から生まれました。

さいきん指先に乗るような小さなカブトムシを見かけるようになった、なぜだろう・・・カブトムシが小さくなった謎にせまる、今年の課題図書でもある『カブトムシ 山に帰る』(汐文社刊)

 

あこがれのオオクワガタをはぐくんだ里山の環境とは―「クワガタムシやチョウをみて幸せを感じるのはなぜだろう、」「自然の中に生活している虫たちを自然の状態で見ていたい・・・」―自然ジャーナリストとしての山口さんの考察が光る私の愛読書。(岩崎書店刊)

 

「巨大昆虫」―この言葉ほど神秘的で、探検欲、好奇心を刺激するものはない。本で出会った世界の巨大昆虫を全部この目で見たい、そう思いはじめたのは今から30年以上も前のことだった(まえがきより)。ページをめくるたびに実物大の巨大昆虫に、オオっ!(岩崎書店刊)

 

「ダーウィンやウォレスのように世界を探検したい」―チリクワガタ(ダーウィン・ビートル)を求めて

山口さんの長い探検の旅がはじまった。(岩崎書店刊)

 

 現在ご帰国中の山口さんが、なんと7月19日『National Moth Week 夏のむし塾』に参加してくださることになりました!!!ごいっしょに蛾観察・撮影をできるなんて、夢のようです。

当日午後の会の後で、上記山口さんのご著書を販売します。 (サインも!)

82日にはオオムラサキセンターで山口さんの講演会も催されます。

山口進さんのサイトはこちら→ http://susumuyamaguchi.com/profile.html

 

 

 

19日の参加証バッヂも出来上がりましたー。