生きるのが 重苦しくて つらいのは 自分を愛して いないからだよ
*今週はわたしも3首ほど詠めました。完全に彼に乗っ取られたかなと思いましたが、付け入るスキを見つけた感じです。でもわたしの歌の方はちょっと今説明できないので、今週も彼の歌でいきましょう。相変わらず明快で面白い歌です。
人間はなぜ傷つけあうでしょう。
ネットで世間を見ていると、人を馬鹿にするような言葉であふれかえっています。人の失敗やつまずきを見つければ、大喜びで馬鹿にして汚い言葉を吐いている人を、たくさん見ます。
なぜ人間同士で馬鹿にしあうのか。それはやはり、ほとんどの人間が、自分と言うものをつらいと思っているからです。
自分はいつも、つまらないことでつまずいて、馬鹿なことばかりしている。人生もなかなかうまくやれない。そんな自分が好きになれなくて、だから、他人が、自分ではないというだけで、憎くなる。
他人がうらやましくて、憎くて、つい馬鹿なことを言ってしまう。
それが自分に返ってきて、よけいに人生がややこしくなってきて、うまくそれを乗りこなせない。人生が重苦しく、つらくなってくる。
わかりますね。人生が重苦しくつらくなってくるのは、ただ、自分と言うものを、自分が愛せないからなのです。
なぜ愛せないのか。それはやはり、自分が嫌なことばかりしているからですよ。
だから、少しでも人生を明るくしたいなら、そのいやなことをすべてやめればいいのです。
馬鹿なことをするのはやめ、すっきりと自分を立てて、世のために美しいことをしていけばいい。そして自分を愛していく。
それでけで、人生は何とかなってくるものですよ。