地球を歩く旅人・・・彩風人の写真帳
古い旅のアルバムから・・・
東欧の国ウクライナの・・・黒海に面した最大の港湾都市オデーサ(ロシア語でオデッサ)にやってきました。
オデーサ・・・人口101万人、ウクライナ三番目の大都市。
黒海と標高差約30mの市街地を結ぶ「プリモリスキーの階段」(沿海・・・の意味)・・・1955年「ポチョムキンの階段」に改名。
「オデッサの階段」としても有名。
黒海と標高差約30mの市街地を結ぶ「プリモリスキーの階段」(沿海・・・の意味)・・・1955年「ポチョムキンの階段」に改名。
「オデッサの階段」としても有名。
オデーサの玄関・・・オデーサの象徴・・・
落差27m、192段、踊場10、最上部の幅12.5m、最下部の幅21.7m。1825年設計、1837年施工開始、1841年竣工。
1925年(ロシア革命の8年後)ソヴィエト連邦で公開されたエイゼンシュタイン監督のサイレント映画「戦艦ポチョムキン」(日本公開1967年)で舞台となり一躍有名なった階段です。あらすじは映画を見てないので調べたものから・・・ウクライナがロシ帝国の版図の1905年黒海で起きたロシア帝国艦隊の戦艦「ポチョムキン号」の水兵の反乱、オデッサに寄港,階段に集まった市民に皇帝の軍隊が発砲したシーンが「オデッサの虐殺」として有名。実際にはオデッサの虐殺はフィクションといわれます。水兵の反乱(反乱のもとは腐った肉の食事から)は実際に起こった事件。事件の50年後の1955年「ポチョムキンの階段」に改名。ウクライナ独立後、元の名前「プリモリスキーの階段」に。「オデッサの階段」のシーンは映画史上最大の映像技術といわれています。1987年公開のケビン・コスナー主演のアメリカ映画「アンタッチャブル」では場所をシカゴユニオン駅の階段に変えてこのイメージが使われています。
1906年ケーブルカー設営、1970年エスカレターに、2004年ケーブルカーに。
※撮影日は2013年3月15日。Canon PowerShot G12
ウクライナ・・・国土面積はロシアに次いでヨーロッパで2番。ヨーロッパの穀倉、鉄鉱、石炭などの天然資源、豊かな国です。モンゴル、ポーランド王国、ハプスブルグ王国、ロシア帝国の属国時代が長く、第二次大戦後はソ連邦。独立したのはソ連崩壊後の1991年。
そのウクライナが、いま大変なことになっています。
わたしは政治家でもジャーナリストでも軍事アナライザーでもない、ただの普通の人ですので何も言えません、言ったとしたら、誰か言ったことのコピーになってしまいます。
また、何もできないわたしに、何か言う資格はないかもしれません。
映画「戦艦ポチョムキン」で描かれた「オデッサの階段」での非武装市民に対する無差別虐殺・・・フィクションといいますがロシアツァー帝国の下で起きていた各地で起きていた事件から発想したともいわれています。
いまの時代に置き換えても・・・ツァーの姿が見えてくるような気がいます。
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