比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

春の安曇野・・・大町市常盤・・・恵比寿・大黒の道祖神

2021-06-25 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

5月4日快晴、安曇野・大町方面に山見プチドライブ・・・
大町市常盤、長野県道306号線の脇で道祖神に出逢った。

恵比須天、大黒天の一対の道祖神です・・・穏やかなイイ顔してる・・・
道祖神といっていいのかな? いつの時代に建立されたものか?・・・不明。

※撮影日は5月4日。
★長野県道306号線・・・安曇野市有明の宮城交差点から大町市内の県道474号線まで。山麓線という道路標識があり、ほかに安曇野市北穂高の安曇橋から大町市常盤の国道147号線まで高瀬川の右岸を走る新道306号線(アルプスパノラマライン)がある。

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信州・・・桜満開の青木村「大法寺」・・・「五百羅漢」

2021-05-16 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳
春・・・4月12日、東信州・・・塩田平・・・青木村・・・花見歩き・・・
小県郡青木村当郷、「天台宗一乗山大法寺」にやって来ました。

五百羅漢の並ぶ参道。かなり苔むしているものから新しいものまで様々です。
阿羅漢・・・サンスクリット語でアルハットが中国で阿羅漢に表記され、略され羅漢に。最高の悟りを得た尊敬を受けるにふさわしい聖者をいい、仏滅後の第一回の法典編集に集まった500人の弟子を五百羅漢というのだそうだ。
日本では全国各地に羅漢像があり、その数は40数か所。民間の寄進によるものか、決められた形はなく、石工のオリジナリティーか、聖者らしきものから笑ったり泣いたり酔っ払いまで、同じ形のものは一つもなく多様。見ていて楽しい。








五百羅漢様の石像は善男善女の寄進によって建立されます。
※撮影日は4月12日。


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五月・・・安曇野市堀金烏川・・・岩原の宝篋印塔・道祖神

2019-08-04 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

安曇野市堀金烏川・・・江戸時代、岩原村の大庄屋、豪農山口家の東隣の空地、いまは面影をまったくとどめませんが旧安楽寺跡といわれます。

宝篋印塔(↓説明板)、大きな松の木(安楽寺大門の松)、道祖神・・・

宝篋印塔・・・インドから中国に、日本には平安末期、鎌倉時代初期に伝来。仏舎利塔、宝塔、経典などを納めるものとして伝わったが、供養塔、墓銘碑として広まった。

左の握手道祖神は文化14年(1817年)、右の文字道祖神は平成2年(1990年)。

旧安楽寺跡の横、菜の花の広がる安曇野の風景。
※撮影日は5月17日。


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紅葉・黄葉の上信国境・・・湯の丸高原・・・地蔵峠への道

2018-12-12 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

10月の紅葉めぐり・・・東御市新張から上信国境地蔵峠へ・・・車坂峠を通って小諸市に降りるコース。
県道94号線を湯の丸高原・地蔵峠(1782m)まで、沿道にはそのむかし旅の安全を願って建てられた石仏が並んでいます。

上信国境、地蔵峠・・・長野県東御市から群馬県鹿沢(かざわ)温泉までの湯治道三里半(12㎞)、安全祈願、道しるべとして建てられた百番道しるべ観音です。



10月末・・・地蔵峠への道は紅葉・黄葉・・・


落葉松の黄葉・・・

白樺の黄葉・・・
※撮影日は10月29日、


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小諸市・・・千曲川の断崖・・・「牛にひかれて善光寺詣り」伝説の・・・布引観音の石仏群

2018-07-04 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

信州小諸市郊外・・・千曲川左岸の河岸段丘の断崖に建つ布引山釈尊寺・布引観音を尋ねました。
むかしむかしお婆さんが洗濯物を干していると牛が洗濯物を角にひっかけて善光寺までひた走り、お婆さんが追いかけて善光寺詣りをしたという伝説の地です。

六地蔵が並んでいます。

閻魔様と奪衣婆?
※撮影は5月20日。

道祖神巡礼・・・松本市郊外・・・浅間温泉街の道祖神

2018-06-25 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

初夏の1日、安曇野の道祖神巡礼・・・のあと松本市郊外の浅間温泉の道祖神を尋ねました。浅間温泉には10基の道祖神があるそうです。
浅間温泉の温泉街から美鈴湖に上がる登り口、椿の湯前の四つ角にある道祖神です・・・詳細は不明です。

ヒョウタンと盃が見えます。酒器を持った祝言道祖神です。
※撮影は2017年6月29日。

安曇野の風物詩・・・道祖神巡礼・・・堀金の常念道祖神

2018-06-22 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

初夏の1日、安曇野の道祖神巡礼・・・
安曇野市堀金扇町にある道祖神

常念道祖神と呼ばれています。
雪の常念岳、桜の咲く春。深緑の夏。初冠雪の秋・・・安曇野を代表するビューポイント。

2基ともに祝言・酒器道祖神・・・大きいほうは年代不詳(平成?)、小さいほうは平成3年(1951年)。
※撮影は2017年6月29日。
《参考》安曇野市の道祖神を尋ねる方は市の観光課に問い合わせて資料・マップをいただいてから巡って歩くことをお勧めします。
安曇野市の道祖神一覧→クリック

安曇野の風物詩・・・道祖神巡礼・・・堀金川口集会所の道祖神

2018-06-21 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

初夏の1日、安曇野の道祖神巡礼・・・
安曇野市堀金川口集会所西北にある道祖神。

二十三夜塔、馬頭観音、天神宮の石碑、柵に守られて双体道祖神、文字碑道祖神、念仏塔。

祝言・酒器双体道祖神は安政年間(1857年)、文字道祖神は寛政年間(1796年)。
※撮影は2017年6月29日。

安曇野の風物詩・・・道祖神巡礼・・・1975年NHK朝のテレビ小説「水色の時」

2018-06-20 | 道祖神・石仏・石神
信州上田の・・・六文銭の写真帳

初夏の1日、安曇野の道祖神巡礼・・・
1975年放映されたNHK朝のテレビ小説「水色の時」の撮影のために製作された道祖神。
1979年彫像者須藤賢氏の厚志を受けこの地に道祖神公園(安曇野市穂高字等々力)を造園して安置。


大小2基の双体抱擁握手道祖神です。




※撮影は2017年6月29日。

安曇野の風物詩・・・道祖神・・・大王わさび農場・万水川の畔の道祖神を尋ねる

2018-06-19 | 道祖神・石仏・石神
初夏の1日、安曇野の道祖神巡礼・・・
路傍の神様・・・道祖神・・・全国煮広く分布していますが関東・甲信越に特に多いそうです。長野県内で4000基、松本平で1000基、その中で安曇野市に・・900体近くあるそうです。
中国伝来のもののようですが神様や仏様と融合したりして変遷してきました。集落の境の結界に塞の神(悪魔に対するガードマン)、道の交差点に道中安全の神、子孫繁栄の神(餅つき神)。
道祖神といえば双体道祖神・・男女の神様が仲よく抱擁してるのを思い出すでしょうが、単体道祖神もあれば文字道祖神もあります。
明治時代に入り政府は迷信として排斥して撤去を進め、さらに現在は道路整備により撤去、移転を余儀なくされ、貴重な歴史文化遺産が消えようとしています。移転されたものは寺社の境内、集落の共有土地、私有地などで保存、また小さな道路のものはそのまま残存、わたしたちの目に留まることがあります。

信州上田の・・・六文銭の写真帳

安曇野市穂高等々力の大王わさび農場内を流れる万水川、その流れの畔・・・道祖神。脇に並んで馬頭観音?

大王わさび農場内には9基の道祖神があります。

多くの道祖神は建立年不詳です。銘はありませんが多くは江戸時代に信濃国高遠藩の農間出稼ぎ石工が彫ったものといわれています。
※撮影は2017年6月29日。