比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

信州上田・・・稲倉の棚田・・・初冬の風景

2018-12-22 | 棚田・段畑のある風景
信州上田の・・・六文銭の写真帳

上田市殿城(旧石清水村)の「稲倉の棚田」にやって来ました。
開田は・・・16世紀の戦国時代(1500年代)からとか・・・江戸時代元禄期(1700年前後)からとか・・・
1999年農林省選定「日本の棚田百選」(実際は134、うち長野県は16ヶ所)に選ばれた棚田です。








※撮影日は11月13日、


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信州更級・・・稔りの秋・・・姨捨の棚田・・・(終章)

2017-09-30 | 棚田・段畑のある風景
信州更級の姨捨・・・「田毎の月」で有名な姨捨の四十八枚田・・・稔りの秋です。
18号台風の通過したあとの稲田は倒伏した稲もありましたが、稲刈りも進行していました。
水耕民族日本の原点です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳

コスモスの花が咲いています。畦の草刈りのときわざと刈り残したのかな。
眼の前に山々()が更に更に続きます。更級の地名由来です。


※いまから1000年以上むかしの平安時代初期、「古今和歌集」に詠われた姨捨の風景です。

わが心なぐさめかねつ更級や
                 姨捨山に照る月を見て
    (詠み人しらず)






急勾配ですがいまの農道は舗装されて軽トラが登れます。急坂を下って帰路につきます。
※撮影は9月19日


《2014年7月19日のブログから》
信州銘酒「棚田」を呑みながら・・・・・

《銘酒「棚田」が効いてきました・・・これからあとは酔いにまかせた話です》
棚田・・・名勝をであり、俳句や歌や紀行文や絵や写真のテーマになります。
でも「棚田」って日本に水稲耕作が始められた時代(弥生時代といわれますが、縄文時代にもその形跡があります)から、お先祖様が営々と築き上げてきた汗の結晶です。日本は国土の70%近くが山岳、森林ですから棚田は日本中にあります。
ここ姨捨の棚田の農道は急坂ですが今は四駆軽トラックが登れるように舗装され、脇を30㎝足らずの階段状にコンクリートで固められた水路が轟音を立てて滝のように落ちています。コンクリート水路のなかった時代はどうだったのでしょう。土はたちまち抉り取られます。階段状の棚田が水をだんだんに下の田んぼに落としていったのでしょうか。「水の文化史」(文藝春秋社1980年刊)の著者富田和子は「日本の水田はダムである」といっています。階段状の棚田のダムは傾斜地の崩壊を防ぎ、沖積平野に下りた水は水田で一時的に水を保水・浄水して、やがて河川に流れ、人の生活用水、工業用水に利用され、やがて海にと下って行きます。
日本の川は一部の大河を除けが短くて急勾配。ほっておけば海まで一気呵成に突っ走ります。この水をうまく使ってきたのが農耕民族日本人でした。
中国には「耕して天に至る」という言葉がありますが、日本の棚田は上に森林があります。

治水治山であり保水・利水・・・国土保全です。この環境をどうやって保全していくのか。河川を改修してロング堤防を作るとか、水田はいらないから安価な米を輸入すればイイとか・・・そういう問題じゃないと思うのですが。

信州更級・・・稔りの秋・・・姨捨の棚田・・・台風18号で倒伏した稲

2017-09-29 | 棚田・段畑のある風景
信州更級の姨捨・・・「田毎の月」で有名な姨捨の四十八枚田・・・稔りの秋です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳

姨捨の棚田から河面は見えませんが千曲川・・・その向こうは戸倉方面。

9月中旬通過した台風18号・・・稲が倒伏しています。


※撮影は9月19日


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信州更級・・・稔りの秋・・・JR篠ノ井線姨捨駅と・・・姨捨の棚田の見える風景

2017-09-29 | 棚田・段畑のある風景
信州更級の姨捨・・・「田毎の月」で有名な姨捨の四十八枚田・・・稔りの秋です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳

JR篠ノ井線「姨捨駅」の見える風景。

JR篠ノ井線、姨捨駅あたりから「姨捨の棚田」の見える風景。
※撮影は9月19日


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信州更級・・・稔りの秋・・・姨捨の棚田・・・稲刈りの風景

2017-09-28 | 棚田・段畑のある風景
信州更級の姨捨・・・「田毎の月」で有名な姨捨の四十八枚田・・・稔りの秋です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳

姨捨山・・・稲穂・・・稲架・・・リンゴ・・・

稲刈り・・・

脱穀・・・

真っ赤なヒガンバナが・・・
※撮影は9月19日


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9月の信州上田・・・稲倉の棚田は・・・黄金の階段

2017-09-21 | 棚田・段畑のある風景
9月19日彼岸の入り・・・お先祖様にお線香をあげに・・・信州上田まで日帰り。
稲倉の棚田」を見て帰ります。

黄金色の階(きざはし)です。
案山子さんが見守っています。


百選の 棚田刈り取る 横一線     縄文人

階(きざはし)が 天に至るか 黄金の穂  むらびと


稲倉のあたりのリンゴ畑・・・シナノドルチェ、シナノプッチ、ピッコロ、北斗・・・など聞きなれない名前のリンゴが・・・真っ赤に色づいています。
※撮影は9月19日 Panasonic LUMIX DMC-TZ85。

五月の北安曇野・・・早苗田の青鬼(あおに)の棚田・・・残雪の白馬連峰

2017-06-19 | 棚田・段畑のある風景
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・

5月28日、北安曇野・・・白馬山麓・・・白馬村北城・・・青鬼(あおに)。
標高680mの白馬盆地の底、姫川の畔から標高760m。青鬼沢の右岸の小さな河岸段丘の上の小さな集落。
田植えの終った棚田・・・残雪の五竜岳。
       ※サムネイルの画像をクリックするとズームアップ、さらにクリックすると画面イッパイにズームアップ。


残雪の白馬連峰・・・鹿島槍ケ岳、五竜岳。

日本の棚田百選」に選ばれた80枚の棚田、4.2㌶。伝統的木造建築14棟が並ぶ青鬼集落。「
※撮影は5月28日 Panasonic LUMIX DMC-FZ100。

集落の入口の「お願い」。



五月の信州上田・・・稲倉の棚田・・・早乙女たちの田植え唄が・・・谷間に響く

2017-06-11 | 棚田・段畑のある風景
5月27日、上田市・・・稲倉・・・
999年農林省選定「日本の棚田百選」(実際は134、うち長野県は16ヶ所)に選ばれた上田市殿城(旧石清水村)の「稲倉の棚田」です。

信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・

田に水が張られて田植えが進行しています。



早乙女たちの楽しげな声が谷間に響く。




※撮影は5月27日 Panasonic LUMIX DMC-FZ100。
★棚田に訪れるかたへ・・・十日町市の公式サイト星峠観光案内からのダイジェストですが・・・
棚田は地域の人々が先祖から受け継ぎ大切に守りながら農家の方々が生業として稲作をしている神聖な場所です。
・棚田ではお米の生産が第一です。
・田んぼ(畔)や畑に入らないでください。三脚を立てるなんてもってのほか。
・作業中の方はモデルではありません。無断で撮影しないでください。でも邪魔にならないように挨拶を交わしたり言葉を交わしたりして・・・
・農道は狭くて急傾斜、軽トラがやっとやっと、乗用車乗入れノーグッド。駐車場あり。