テレビドラマ・・・僕の歩く道④・・・障害者・家族

テレビドラマ「僕の歩く道」です。今晩火曜日夜10：00から放映されます。最終回だそうです。
どう感ずるかは見た人が決めることです。

自閉症児の物語です。
もはや児ではありません。成人です。
自立の道を探しています。
家族も職場の皆も彼を見守っています。

優しいお母さんです。
兄思いの妹がお母さんを支えています。
妹も自立していかなくてはなりません。

結婚して家族を持っている兄です。
小さいときから彼を知り尽くしています。
時には彼にキツイ言葉で接しますが、法的にはやがて保護者にならなくてはなりません。
自転車競技のツール・ド・フランスのオタクです。40㎞のサイクル・ロード・レースに出場します。
彼の自立の道はあるのでしょうか。
ドラマですから美しい物語になってます。
現実にはたいへんな問題です。


自閉症のメカニズムは解明されていません。ダウン氏症は染色体障害と言われます。
これら障害は1000人に一人くらいの割合で起こりうるということです。
障害児は天使の心を持つと言われます。破滅型、無頼型、性格破綻者で家族に負の遺産を負わせるよりずっとマシです。
むかしあるお婆ちゃんから「障害児は家族の不幸をみんな背負ってくれて、みんなを幸せにしてくれる」という意味の言葉を聞いたことがあります。
家族の愛は言うまでもありませんが、隣人やムラ社会や社会全体で障害者も含めてみんなの幸せを包んでゆく、これが「美しい日本」です。

この話は続きます。