7月20日、白馬村神城・・・標高830m
とおみ駅から標高1500mの
アルプス平駅へ・・・
ネパール、ブータン、雲南、四川の高地に咲くという幻の
青いケシ・・・
ブルーポピーを見に行った。
飛騨山脈後立山連峰五竜岳に続く遠見尾根・・・白馬五竜スキー場のゲレンデ・・・
白馬五竜高山植物園・・・
夏雲立ちのぼる・・・
白馬岳、手前に
八方尾根・・・
ブルーポピー・・・アルプス平駅の前・・・
日本には自生しないブルーポピーの栽培ものです。チョッと変な気分ですが植物園ですから許しましょう。
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青いケシ(
ブルーポピー)・・・ケシ目ケシ科メコノプシス属(
ケシに似たという意味)。移入植物です。日本では長野県大鹿村大池高原では5000株、日光、箱根、大阪、六甲などで栽培しているそうです。
★このように本来あるべきでない生物を原産地から持ってきて繁殖させる、植える・・・外来生物、移入生物といいます。ツメクサやクモのように輸入品の梱包材や梱包に混じって入って来たものもあります。万葉のむかしから交易船によって運ばれてきた侵入植物もあります。犬や猫や牛、馬も大昔の移入動物です。園芸植物などもそうです。鳥や風が海を越えて運んできたものもあります。その土地に適合して生き延びてきたものは帰化生物といいます。既存の生態系を壊すものを有害外来種といいますが防ぎきれないものかもしれません。
標高1500mから1650mの
高山植物園です。もとは落葉樹林帯から針葉樹林帯の尾根の上、スキー場として開発、冬は雪の下に埋もれていますがオフシーズンの夏場は草原に。高山植物を育成して植物園に。この地に自生しないものも栽培されています。高山植物はほんとうは汗をかいて歩いた先で出逢うのが最高ですが、こうした植物園での出逢いでまず花に親しむのもイイと思います。麓に
「かたくり苑」があります。春には
ギフチョウに遭えるかも。
※撮影日は7月20日。
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