比企の丘

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夏休みの思い出・・・野尻湖ナウマンゾウ博物館で・・・太古を偲ぶ

2018-11-11 | 信濃の国は 北信濃・善光寺平
信州上田の・・・六文銭の写真帳

夏休みの一日、長野県の北、信濃町・・・野尻湖・・・ナウマンゾウ博物館に行ってきました。
野尻湖、標高854m、信濃国の尻にあるので信濃尻・・・いつのまにか野尻になった。静かな湖です。
1948年、地元の人が偶然、大きな臼歯の化石を発見、ナウマンゾウの化石と認定され、1962年から3年に1回、3月に野尻湖の水面が下がったとき一般参加の「大衆発掘」が行われるようになりました。ちなみに2008年には22800人が参加、67000点発掘。
1984年「野尻湖ナウマンゾウ博物館」開館。





ナウマンゾウ・・・明治時代初期横須賀で発掘された化石、明治新政府が招聘したドイツ人の地質学者ナウマンらの研究により古代象であることが報告された。65万前から2万年前まで棲息していたと推測。肩高2.5~3m、現在の象よりやや小型。野尻湖のナウマンゾウ化石はナウマンさんが発掘したものではありません。なおナウマン博士は日本の本州を二分していたフォッサマグナ(日本大地溝帯、糸魚川~静岡線、直江津~小田原線)の発見、命名者です。


ナウマンゾウヤベオオツノジカ(30万年~14000年前ごろ日本に生息した鹿)の復元像があります。



野尻湖畔です・・・海抜654m、面積4.45k㎡、周囲16㎞、最深部39m、平均水深21m。斑尾山噴火堰止湖説と黒姫山噴火堰止湖説とがあります。
※撮影日は8月8日。


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